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「ビジネスで特」与える方策を
(フジサンケイビジネスアイ 元外務省主任分析官・佐藤優)
日本を「敵」とイメージする中国とは友好国にはなりえない
との前提で対中ビジネスを進めるべきだ、と外務省の元主任
分析官で起訴休職中の佐藤優氏は主張する。
旧ソ連の共産体制崩壊から15年を経てもなお、一党支配を続
ける中国共産党の体制下にある国の情報を、より冷静に現実
的に、しかも中長期的な観点から分析しなければビジネスの
成功はおぼつかない。
異能の元外交官に中国情報分析を聞いた。
『国民国家』でない
ー李肇星外相を露払いに4月には温家宝首相が来日し、
日中関係は雪解けムードです。
「中国を″普通の国″ととらえるべきではない。中国人は白分たち
の一族、出身地、方言などの結びつきはあるが、日本や独仏の
ような″国民の概念が薄い。一人一人の均一な中国人から国が
できるネーションステート、すなわち『国民国家』ではない。
実態は北京に支配権力が集中する″帝国々だろう」
「ナショナリズムに支えられる帝国だが、そこには常に″敵のイ
メージ"が必要になる。例えばチェコ人の敵のイメージはドイ
ツ、ポーランド人はロシア人だった。
戦争に勝ったり負けたりして、敵のイメージを作ってきた。
中国は日本を敵のイメージに定めた。仮に共産体制がなくなっ
ても、日中は国家としては仲良くなれないとの認識でいた方が
いい。産業社会になるとき、ナショナリズムが台頭するのは歴
史が証明している」
ー日中は友好国になれないとすれば、対中ビジネスは
「国家同士が友好的な関係になくとも、それが個別のビジネス、
あるいは国際結婚の障害になるとはいえない。例えば英国と
アイルランドがそう。今やIT(情報技術)で発展したアイル
ランドと英国は経済的に切り離せないが、国家間が友好的か
というと異論がある」
中期分析の概念を
「中国に関して外務省は『江沢民時代の愛国主義教育がいまの
反日感情に繋がっていて、政府の指令で国家をまとめるため
に反日が起きているが、現在のの共産体制が変化すれば普通
の国になる』との考えだが、本当に普通の国になるのか、
そこから疑ってかかる必要がある。インテリジェンスの世界
で重要なのは中期分析の概念。10年から15年で中国がどう
動くかだ」』
ー敵のイメージとは?
「日本人は中国に『敵』とイメージされていると意識したほう
がいい。日本も国民国家を作り上げる過程で敵とイメージし
た脅威はロシアだった。日露戦争で日本はロシアの脅威を跳
ね返した。日本も敵のイメージからナショナリズムを作った」
「そこは(中国)の先輩として鷹揚に構えて良いが、例えば、
靖国神社への参拝問題を(日中間の)争点にしないようにす
ることが重要だ。
シンボルを巡る闘争はいくらでもエスカレートする。宗数的
に中立な追悼施設とは発想もナンセンスだが、中国の”目つき″
は日本がやることは何でも悪いんだと。
これはナショナリズムの論理。仮に靖国問題が解決しても中国
は必ずの問題を持ち出してくる」」
経済も争点も作らない
ー日中関係は戦後、必ずしも悪くはありませんでした
「実際に毛沢東時代には日中関係は悪くなかった。当時は敵のイ
メージがソ連だったからだ。それがいつのまにか日本にシフト
した。中国のナショナリズムとして敵のイメージはインドに向
かってもロシアに向かってもよかった。これは日本が変えられ
るものではない。経済も含め、日中間に余計な争点を作らない
ことだ」
「中国とつきあうというのはそういうことだ、と新聞など言論界
は論理だてて説明する必要がある。いたずらに中国けしからん
という嫌中論や脅威論が暴走すると、中国に″材料″を与えるこ
とになる。
それよりも中国人に『日本とビジネスをした方が特だ』と思わ
せて、その集積によって中国のナショナリズムの暴発を抑えて
いく方策をさぐるべきだ。これはイギリスがアイルランドに取
った方策だ」
「ただし日本が主導権を握る必要がある。米国とブラジルの関
係から学ぶべきだ。幾らブラジルが経済力をつけても、構造的
に米国に追いつけない。こういう構造を日中で作れるかどうか。
それができないと中国のナショナリズムに日本が巻き込まれていく。
これは頭脳職、思想職であり、打ち勝つ
ための知的な基礎体力が欠かせない」
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〜友好国とはなりえない真っ当な主張〜
佐藤優氏の優れたレポート。元外務省の役人とは思えない発想である。
特に最後の纏めている、「これは頭脳戦、思想戦であり、打ち勝つ
ための知的な基礎体力が欠かせない」である。
日本の保守層は国内では左翼との思想戦を戦い、一方ではグローバリズム・
新自由主義とも戦っている。そして中国との反日との思想戦である。どれ
も負けるわけには決していかない、我が日本国の国家存亡をかけた戦いだ。
これらに打ち勝つための、知的な基礎体力作りは欠かせないのである。
〜有り得ない日中友好〜
日中友好という媚中派・左翼勢力が好む言葉がある。実に不愉快な言葉だ。
日本を仮想敵国とし、国家主導の反日教育を行い、併合を目論む共産中国と
は、本来ならば有り得ない言葉であり、話であるからだ。
日中友好は中国にとって実に都合の良い友好である。
日本側はひたすら中国に謙り、恫喝には媚びへつらう。
歴史問題では永遠に謝罪土下座を繰り返し、軍拡に貢献するODAを贈呈。
領海侵犯をしても、反日デモで日本大使館を破壊しても謝罪の一言すら
発しない国、中国。我が国にとって、このような反日中国との友好などは
貿易額が米国を上回ろうとも、有り得ない、認められない話である。
中国との友好関係など一体、何の意味があるのか。日本に弾道ミサイルを
配備し、一説には核兵器すら搭載しているとも言われている。仮想敵国と
しているのは明らかなのだ。
更には産業スパイを送り込み、日本のハイテク技術を盗む。日本の自動車
バイクといった製品をばらし、三次元解析をして、模倣する。我が国の知
的財産権の侵害をどれだけ起こしていることか。
一方では、中日友好を謳いながら、北京五輪に向けて、反日記念館の増設
を行い、南京大虐殺関連の映画を12本も製作するという反日活動には余念
がないのだ。
中国の反日活動は上げればキリがない程に出てくる。
健全な日本人にとっては、不愉快極まりない国なのである。
真の日中友好が存在すると仮定すらならば、中国が共産党による一党独裁
を捨てる時である。そして反日、中華思想、覇権主義、軍拡、人権弾圧を
止め、言論の自由、宗教の自由を認め、民主化を実現した時だ。
それは現時点では遠く儚い夢のまた夢であるだろう。
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もう少し、体系的に知りたいなあ、たとえばこれを読めとか。
2007/5/8(火) 午前 0:16 [ zen*o*hara6* ]
自分は労さず情報を得ようという発想がそもそも間違い。中国関連の本など腐るほどある。知識人、出版社、雑誌、どれの知識人の本を論文を読めば有益な情報が得られるのか!?そんなことは自分で足を使って本屋にや図書館に行き、思考を張り巡らせて探しなさい。私から図々しいアナタに教えることなどは何もないから。
2007/5/8(火) 午前 0:36
これでもかっ!ってくらい反日にお金かけてる国が目指すところは何かと考えたら、やはり国内的にも国際的にも「日本侵略」の理由付けしか見当たらないです。「こんな非道な日本みたいな国は中国に侵略されても当然だ!」という意図が見えるのですが・・・コワイ〜{{{{(+◎+)}}}}ぶるぶる
2007/5/8(火) 午前 10:34
あ、ポキッ♪です!!!
2007/5/8(火) 午前 10:34
佐藤優氏は少々ナゾな所もありますが、とてもまっとうな事を仰っていますネ♪つい先日も元北京大学教務室主任が実名を明かして「中国共産党脱退宣言」をされたそうです。中共政府により人権が激しく弾圧される中でも命がけの抗議をされる方が後を絶たない事に頭が下がる思いと、中共のめんめんと続いてきた残虐性に戦慄します。この方の清々しい笑顔に救われる思いが致します。ポチ♪こうもりhttp://jp.epochtimes.com/jp/2007/05/html/d39237.html
2007/5/8(火) 午後 8:28
れおん様、それしか考えられませんよね。保守派からは当然の発想ですが、愚民化された日本人には歯痒いくらい通じません。我が国には、中共の手先となって活動する政治家・官僚・知識人・マスコミ・宗教団体と多数存在しており、心底恐ろしい現実があります。ホント怖いですく("0")>なんてこった!!
2007/5/9(水) 午前 1:39
こうもり様、そうナゾなところがあります。真っ当なことを言っていますが、世界や月刊現代に寄稿していたり、保守では考えられない岩波書店から著作を出版したりと、マルクス主義に影響を間違いなく受けているであろうと思われる方です。勇気ある中共脱退をする中国人が増えることを望みたいですね。
2007/5/9(水) 午前 1:44