今そこにあるNipponの危機

ようやく、ヨロヨロ└|・・;|┐、ヘロヘロ└|ーー;|┐・・・から脱皮中。

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中国農村部の実態・中共崩壊への道筋


中国大公書紀行 その3
(2007年3月号 新潮45 鈴木譲仁・ジャーナリスト)



 日本に帰国後、持ち帰った井戸水を分析してもらったところ、
何と発癌性の高いカドミウムなどの物質が日本の基準値の数十
倍も高い、という恐ろしい結果が出た。

到底、飲料水として使える代物ではない。しかし実はこのよう
な水を毎日飲んでいるのは林王村だけではなかった。他にも判
っているだけで全国の約23ケ所に「癌村」が存在しているのだ。
       
 江蘇省の古河鎮洋橋村。ここでは農薬工場の汚染でこの3年
間で死んだ人間の70%が癌だった。雲南省も虎頭、来賓、高家、
宗範、冷家と5つの癌村が点在する。

老営頭河沿いにある製薬工場からの汚水で毎年、癌で数十人が
死んでいるらしい。広東省の鎮江河村を癌村に変えたのは、大
宝鉱山だ。

採掘場所からでる汚水で皮膚癌、肝臓癌が多発している。この
10年間に亡くなった村民250人の84%が癌で死亡、今でも大
多数の村民が肝機能障害を負っている。

排水汚染だけではない。映西省龍時村を襲ったのは化学工場か
らの排煙だ。かつては「桃源郷」とも言われ豊かな作物で有名
なこの村に、工場の煙突から排出される汚染物質が田畑に降
り注ぎ作物と土壌を汚染した。村民の癌死亡率は70%近い。

 他にも続々と癌村は誕生している。温州、天津、四川と、全
土に拡大しているのだ。しかも大宝鉱山を始め原因と見られる
多くの鉱山がいまだ操業を続けている。これはまさに確信犯だ。

 環境被害は癌だけに留まらない。貴州省の農村部では砥素や
フッ素を含む石炭の影響で歯が黒く変色したり、足や腰、背骨
が極端に湾曲し歩けない、などの症状が多発している。

異様な頭の形や手足が15本ある奇形児などの多発例もある。
しかしこの異様な状況でも被害者の農民達への医療的救済策は
皆無といっていい状態だ。

 2002年以降、中国共産党中央政府を悩ます問題に「三農問
題」がある。農民、農地、農業の改革をどのように実践するか、
という問題だ。

毎年低下する農業の生産性や都市部と農村の経済格差是正など
が、毎年議題にあがっている。13億の民の80%が農民という
中国の特殊性から、この「三農問題にへの対策は国家の将来を
左右する、といっても過言ではない。

しかしいまだに胡錦濤政権は明確なビジョンを示していない。
それは中央政府にとってタブーとも言えるこの問題の抜本的解
決をただ先送りにしているだけなのだ。

 同じ中国でも都市部の住民は農民がいかに特殊な位置に置か
れているか、という現実を知っている人間は少ない。癌村の
存在同様、闇に葬られているのだ。

農民が徴収される税金に悪名高い「三提五統」と言うものがあ
る。生産額に対してかかる農業税とは別のインフラ整備費、社
会保障費、行政費’、教育付加費、計画出産費、民兵訓練費、道
路費をさす。なぜこのような金を農民だけが負担するのか。

さらに村民委員会の独断でこれ以外に電力費や住宅管理費など
の課外費が不当に徴収されている。昨年漸く農業税の廃止が決
まった途端、多くの村が課外税を引き上げた。不当な帳尻あわ
せである。

わずか年収2万円前後の大半をむしり収られているのだ。おま
けに農民の戸籍は厳しい制限を課せられている。農家に生まれ
た人間は戸籍の変更が原則不可能だ。

医療保険や年金などの社会保障も都市戸籍の人間と違って受け
られない。そのため癌村の村民も実質まともな治療が受けられ
ないのが現実だ。

 農村部の義務教育も中央政府の負担率はわずか2%。省以下
の地方政府が20%、後の78%は農民の教育付加費で賄ってい
る。信じられない数字だ。

因みに都市部は100%国の財政だ。農民の教育水準が上がるの
を政府は恐れているのだろうか。これだけ差別される農民をど
れだけ地方の環境局が保護さるだろう。

地元に税金を落と経済効果を優先し汚染工場を黙認する、とい
う単純な図式は簡単に読み敢れる。これは悪名高い中国のコピ
ー商品を造る闇工場を地方政府が保護し、中央政府が摘発し切
れない構造とまったく同じだ。

知的所有権問題で先進国からの非難を受けながらも一向に改善
しない要因はここにある。

 そしてもうひとつ農民を苦しめるのは地元宗族の復権だ。地
方の共産党幹部の高齢化などで、いま地方の村民委員会に占め
る共産党幹部の比率が1割にも満たない村が多い。

変わって選挙に立候補し当選するのは古くから村を支配してき
た地縁、血縁で繋がった宗族たちだ。彼らは村民委員会や村の
行政を私物化し始めている。

制度外費用の乱収や公女権の乱用などもその兆候だ。霜岱珊を
軟禁するなど朝めし前だろう。この様な共産党の理念や統制な
どを無視した「村覇」と呼ばれる地主や地元の有力者が蹟臓し
だすと、中央政府も管理することが出来なくなってくる。

最近、頻繁に起こっている「械斗」の中には、癌村などの農民
の抱える問題は無視して、村同士の利水権やと土地問題で、
「村覇」同士が争う事件が増えているのだ。

これは共産革命以前の時代への逆流現象だ。

国家からも、都市部からも、地方都市からもそして村からも隔
離され黙殺されている「癌村」は環境行政の未熟さと同時に農
民達のいま置かれている「不条理」を明白に表している。

 都市部の工場には「民工」と呼ばれる労働者が多くいる。地
方の農家出身の出稼ぎ労働者だ。農村戸籍のため都市部の労働
者のような保険や保障は全くない。しかし彼らこそ世界の工場、
中国の低廉な労働力として国家の国際競争力を支えている。

 古代ローマでの奴隷の定義は「自分で自分の運命を決めること
が許されない人」だ。その意味では中国農民も現代の奴隷といえ
るだろう。

その主は、という間いに彼らは「中国国家」と答えるに違いない。
しかし、その農民をいま中央政府が最も恐れているのも事実だ。

宗族の復権も地方共産党に抑圧されていた農民の怒りに油を注ぐ
結果になっている。

 全国の農民たちを組緯化するような革命家が再び農民から出現
する可能性も決して否定できない。

「毛沢東は農民を生かさず殺さず管理した」が、その毛沢東こそ
農民で宗族系の地主出身だ。

歴史は再び繰り返されるかもしれない。

 2020年、中国の労働人口は減少に転じる。わずか13年後だ。
成長半ばで老齢化問題を抱えるとどうなるか。数千万人の環境
難民への公的支出などでGDPのバランスを矢いた強引な成長路
線を急ぐ理由はここに在るのだろうか。

オゾン圈破壊による気候変動も省みないモの経済政策は、衛星
破壊ミサイルの恐怖と同様、国際社会から新たな「中国環境脅
威論」を噴出させるだろう。

 拡大する「癌村」の悲劇は、彼らの命を代償として経済成長
を続ける農業大国、中国の暗部をはっきりと炙り出しているの
である。

___________________________________

反中感情の強い私ですら、同情してしまうくらい酷い迫害である。
しかし、中共の凄まじ人権抑圧は対岸の火事ではないのだ。

自民党政調会長が26日に、台湾がおかしくなったら、20年ぐらいの間に日本
が中国の勢力下に置かれかねないと強い危機感を示した。
安部内閣の対中感を表明したと言えよう。

中国は、尖閣・台湾・沖縄を・・・そして日本を併合しようと目論んでいるの
は、日本の保守派の中では当たり前の認識である。それが現実となれば、癌村
以上の悲劇が日本人を襲うだろう。それを阻むためには、中共の崩壊が最も望
ましいのである。


「やがて中国の崩壊がはじめる」でゴードン・チャンは、中共崩壊のシナリオ
を2つ挙げている。

1つ目は、台湾との戦争で負けた中共に対して民衆が怒りデモを始める。天安
門事件で懲りた政治局常務委員会のメンバーは実力行使出来ないだろうという。

そして、外資に依存した中国経済は、外国との友好関係なしには成り立たない。
北京と指導者はその時に悟るだろうとし、この時に、強力なリーダーが現れる
だろうと述べる。

もう一つのシナリオとして、台湾との戦争がなかった場合である。
党の腐敗に対して民衆が怒り、農村と都市の反乱が1つとなり、中国全土で秩序
が崩れ、多くのグループが乗じる。労働者が工場を乗っ取り、小さな独立国家
と化すだろうという。

分裂が分裂を呼び、チベット・ウイグルが独立のチャンスと見て、台湾も華々
しく独立をし、国際社会が新しい国家の誕生を認めるので、北京の指導部は認
めるしかないはずだと書いている。

非常にシンプルに纏めたが、認識が甘い気がするものの、本書では細かく分析
している。石原都知事が称賛の言葉を述べた著書でもある。


「そして中国の崩壊が始める」で井沢元彦氏は、20××年に農民が反乱をお越
して国際市場が反応する。中国株が大暴落をして人民元が紙くず同然となる。
人民解放軍の7大軍区の1つが反乱軍につく。核が反乱軍の手に渡る状況を見
過ごせない中共指導部が、核弾頭を備えたSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)
を発射して・・・と漫画で描く。

更に細かく、シナリオは3つぐらい考えられるという。
1は、中共の改革派や軍部の起こすクーデター。
農民問題の無策や経済政策の破綻によって、現体制に不満を持つ、反体制派が
政権掌握を狙って立ち上がる。この場合は共産党政権が一時的に再生するだけ
で根本的な問題解決とはならない。

2は、農民が現体制に反乱を起こす。
これが漫画に描かれたシナリオで、この場合、核兵器や生物化学兵器を使用す
る可能性が充分にあり得る。文化大革命で7000万人、天安門事件での弾圧な
ど過去に事例があるため。

シナリオ3、海外の中国人の蜂起。
中国各地の民主的な社会を求める人達が、海外の華僑に呼びかけて、歩調をあ
わせ中共への反旗を翻す。ロシアでエリツィンがやったように。この場合も、
多くの血が流れ、核兵器を使う可能性があると言う。様々な中国問題を提起し
て、中国問題の根の深さを浮き彫りにする。


経済小説「チャイナ・ゲーム」では、国際資本の資金で大量の人民元売りを
引き起こし、人民元を暴落をさせる。凄腕のハッカーがウイルスをばらまき、
・・・として中国経済・国家体制を崩壊へと導く。(細かい詳細は本書で)


平和台頭と謳い、ナチスドイツと同じ戦略をとる中共。
常軌をいっした軍拡を進め、大陸国家から海洋へと進出を目論んでいる覇権国。

日本政府は、今後起こりうるあらゆるシナリオを想定して、迎え撃つ体制を構
築する必要性があるのである。

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