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気に入らない話は “歪曲“
(産経新聞 2007/2/3【緯度経度】ソウル支局長兼論説委員・黒田勝弘)
韓国で、いや韓国と米国をまたにかけて
“日本人少女・ヨーコの話”が大騒ぎになっている。
1945年夏、日本敗戦直後の日本人の朝鮮半島から
の引き揚げ体験記が、韓国のマスコミなどで“歴史歪曲
(わいきょく)”として非難されたたかれているのだ。
体験記は在米日本人女性によって書かれた英語の“小説”
だが、これを在米韓国人社会が問題にし、韓国でも翻訳
出版されていたため波紋が広がっている。
在米韓国人の子女が通う米国の学校では、韓国人父母
などの抗議、圧力(?)でこの本は“禁書”になりつつあ
るといい、韓国では騒ぎになったため出版社が発売中断
の措置を取っている。
何が問題視されているかというと、引き揚げの際に日本
人が韓国(朝鮮)サイドから受けた暴行や略奪など“被害”
の記述がけしからんというのだ。
植民地支配の加害者である日本人を、被害者のように描い
ているのは“歴史歪曲”だというのだ。
例によって反日感情で興奮気味の一部マスコミは
「そんな事実はなかった」などという歴史専門家(!)の
でたらめ論評まで動員し、本を非難している。
この本の原題は
『竹の林から遠く(SO FAR FROM THE BANBOO GROVE)』
で86年に米国で出版された。
著者はヨーコ・カワシマ・ワトキンスさんで年齢は70代前半。
韓国では2005年に『ヨーコ物語』として発売されている。
内容は11歳の少女「ヨーコ」を主人公に、娘2人と母親の3人
が北朝鮮の北部の都市・羅南から朝鮮半島を南下し、ソウルや
釜山を経て日本に帰国するまでの苦難の道のりや敗戦直後の
日本での生活などが、物語風に読みやすく描かれている。
日本ではこれまで数多く紹介されてきた戦後の引き揚げ体験記
のひとつだが、小説というにはかなり素朴な感じのものだ。
物語の全体のトーンは、戦争の被害者として軍国主義日本へ
の批判が強く出ている。少女や母の目を通して、平和への願い
を込めたいわば“反戦小説”になっている。
韓国での翻訳出版もそうした観点に注目した結果と思われる。
米国では中学校などで推薦図書として副教材的に使われて
いるというが、原書は表紙にソ連軍兵士におびえる少女の姿
がイラストで描かれている。
45年夏の北朝鮮からの脱出記である為、物語には進駐ソ連
軍や北朝鮮の共産主義者たちも登場する。米国での関心には
共産主義批判の意味もあるようだ。
騒ぎは韓国マスコミの米国発のニュースで始まった。
在米韓国人の間でこの本への非難が高まり、教材からの
除外要求や登校拒否まで出ていると伝えた。
最初に抗議の声を上げたというニュージャージー州在住の
韓国人母子は、韓国マスコミで写真付きで大々的に紹介され“
愛国英雄”になっている。
韓国マスコミによると、在米韓国人の不満、批判は、物語
の中で韓国人が加害者のように描かれ、とくに日本人女性が
住民に暴行される話が登場する部分で、米国社会や韓国人子女
に韓国および韓国人を誤解させる“歴史歪曲”の本だというのだ。
たとえ小説としても許せないという。韓国マスコミには非難の
報道や論評が溢れ、韓国での翻訳出版にも非難が浴びせられた。
本の内容を非難するため「1945年8月15日直後、朝鮮
の治安は日本の警察や軍人が相当期間担当したため日本人に対
する殺人、婦女暴行など治安不在の状況は発生しなかった」
(東北アジア歴史財団研究員の寄稿文)などというひどい“
歴史歪曲”まで登場したり、著者について「父は悪名高い細菌
部隊の幹部か?」などといった憶測まで流されている
(本人は“満鉄社員”だったと説明している)。
韓国語版の出版社は「加害者・被害者という単純な図式では
なく、歴史や人間を多様に描くのが小説だ。歴史に共通する女
性の苦難や反戦・平和のメッセージも込められている。
日本人に優しい韓国人の姿も描かれている。韓国では好評で
版を重ねこれまで何ら問題はなかった」と反論していたが、
結局は発売中断に追い込まれた。
若い世代を中心に世論の一端を示すネット世界の反応では、
反日的な“ヨーコ物語糾弾”が90%で、「韓国人、韓国社会の
未熟さ」や「お手軽愛国心がまかり通る、出版や表現の自由の
ない社会」と指摘するなど、時流批判が10%程度だ。
ただ韓国マスコミの名誉(?)のために紹介しておくと、
中央日報と韓国日報だけは『ヨーコ物語』を擁護していた。
部分的な記述を取り上げ興奮するのはおかしいというわけだ。
「日本」がからむと当たり前のことでも韓国ではまだ難しい。
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この件は人気ブログ「博士の独り言」でも紹介されていたように、
在米韓国人による "歪曲認識による不当な" バッシングである。
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-343.html
週刊新潮2007年2月1日号にも掲載されている。
産経の表記と違うので紹介してみよう。それによると、
1986年にヨウコ・カワシマ・ワトキンズ氏(73歳)が著した
『竹の森遠く(原題:So Far from the Bamboo Grove)』。
内容は、戦後の混乱期、北朝鮮のナナム(清津市)から、母と姉との
3人で日本に逃れるまでの、命懸けの逃避行を綴った。小説仕立ての
回想録である。
米国では、全国両親推薦賞、全国英語教授協会推薦文学賞を受賞。
1987年からは全米の小・中学校で教科書にも推薦図書にも選ばれ
ているという。
騒動の発端は昨年9月。
韓国人が日本人女性や女児をレイプ、殺害する場面の記述に韓国人
保護者が怒りだし、マサチューセッツ州やニューヨーク州で、
「私は子供にカワシマさんの本を読むのを禁じている」
「この教科書は日本人の残忍さを正確に描いてない」と
学校での使用を止めるように求めているとある。
その結果の御陰で、すでに使用を控える学校も出ており、この動きは、
カリフォルニア州など韓国系住民の多い州に飛び火そうそうな勢いで
ある。
反日教育を国是とし、似非民主国家の全体主義国のようなら反応である。
韓国の強みは、国・民・マスコミが一丸となって行う日本叩きにある。
我が国にはマスコミ・永田町・霞ヶ関に左翼や在日が多数入り込んだ
結果、国民世論は分断して、強みが全く発揮出来ないでいる。
カワシマ氏は1933年に青森県で生まれた。生後まもなく満鉄勤務の父親
と共に満州に渡り、イギリス、北朝鮮で、幼年期を過ごしたという。
現在は米国人の夫とマサチューセッツ州で暮らしている。
この騒動の直後から、教師達は "素晴らしい作品" と在米韓国人の、
在米韓国人の "教科書に使うな" との主張には猛反発しているそうな。
韓国人の異常な反日行動を焼き付けて貰いたいものである。
最後にカワシマさんのコメントを載せている。
「批判する人々は、"韓国人が日本人をレイプしたり、暴行、殺害した事実
はない" ”韓国人だけでなく、米国の子供達に誤った韓国への認識を与え
かねない" と言います。
しかし、この本はあくまでも私の実体験をまとめたもの。酷い事をする
人がいた一方で、姉を助けてくれたり、トウモロコシを分けてくれた人
のことも書いてあります。
歴史的な背景を基に批判しますが、私は歴史家でもなく、この本も歴史
書ではありません。伝えたいのは、戦争の悲惨さだけなのです」
日本で外国人犯罪者のNO2、中国人に次ぐ凶悪犯罪を行う韓国人の実態を
現実を把握してないようだ。その事実を突き上げても、否定するのは間違
いはないだろう。
何しろ、日韓合作「あなたを忘れない」にも見られるように、
客観的認識力が欠如した彼らには到底不可能だからである。
日本、欧州、北米の近代民主国家とは遠くかけ離れた国、韓国。
こんな国とは経済の最低必要限の付き合いでよいではないか。
拉致・核問題以外では距離を置くべきであると提言したい。
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