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パトリなき「美しい国」を愛せますか?
(わしズム 2007/2/17 vol.21より)
〜中国に土下座する大企業の論理で淘汰される中小企業〜
長年やってきた産業を捨てきれずにいるのは、
大川市(福岡県)も同じである。
かつては「日本一の家具の街」として栄えていたが、
ピーク時の平成2年から16年間で全体の売り上げは
3分の1まで落ち込んだ。
工場の倒産も相次ぎ、以前は600社あったのが現在は
100社にまで減っている。
植木光治市長によれば、衰退の原因は生活の様式化と
結婚形態の変化、そして何より中国製品の進出だ。
「軽工業を主要産業としている田舎町にとって、
中国は天敵みたいなものですよ。
新しい家具の展示会を開くと、中国人がケータイで
パシャパシャ写真を撮って帰るらしいんですね。
すると、2〜3ヶ月後には似たようなデザインの製品
が格安の値段で入ってくる。
もし中国からの家具輸入を遮断できたら、すぐ昔の
状態に戻るでしょうね。
木製の家具のマーケットは、今でも1兆1000億円ぐらいある。
それを、ほとんど中国製品に食われています」
それでも大川の人たちは、新しい産業に活路を見出すのではなく、
あくまでも家具作りで勝負しようとしている。
家具作りで培った技術を生かし、皮のような薄さに加工した、
木材を使って鞄や財布を作っている会社もあった。
そこには、モノ作りに対する日本人の強い気持ちを感じる。
ところが日本の財界は中国に歩み寄り、媚びへつらって、
その市場を確保することに躍起になっている。
けれども、それで儲かるのは大企業ばかりで、中国と
競合する産業を抱えた地方は衰弱する一方である。
郷土愛を育てて「美しい国」を作ろうというなら、
この経済政策を転換しないかぎり絶対に無理だ。
それが今回の取材でわしにはよくわかった。
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家具業界の現実を聞いたことがある。今年に入ってからだ。
安価な中国製品の流入により、多くの家具製造業・販売業が廃業に追い込まれ
ているという。無論、家具業界だけではなく、繊維や墓石などの業界も似たよ
うな状況だと聞いたことがある。
仕事の関係上、中国に進出しノウハウを教えなければならない事があったが、
技術を覚えれば何の恩義も示さず、「はいっもう日本に帰ってもいいよ」と
ヌケヌケと述べたと言うのだ。(知人が別の業者に聞いた話)
そして、見ている内は真面目に取り組んでいるのだが、少しでも目を離すと
手を抜き誤魔化し、デタラメな行動をしたと言う。
飲み会の席で聞いたのだが、「あいつらはめちゃめちゃ質が悪い!全く信用
出来ない」と言っていた。詳しく聞くと、先にオカネを渡していたために、
このような事になったと言う。「日本人の価値観では全く通用しない」と
愚痴をこぼしていたのである。
(知人の会社が中国から材料を輸入する時の過程でおきた話)
醜悪な中国人によって、日本人が試行錯誤の上に作り出したデザインや技術
労せず倣い、模倣して家具業界の秩序が乱されているのである。
非常に腹立たし限りだ。
勝谷誠彦氏は「たかじんのそこまで言って委員会」で、メイドインチャイナ
を絶対に買わないと述べていた。私もこれからは出来る限り買わないでおこ
うと思っている。全て拒否したいのだが、一部の大企業の製品では仕方ない
場合があるのである。悔しいのだが・・・。
手狭になってきたので本棚を買いたいと思っていたのだが、この話を
聞いて、中国製の本棚を100%拒否し、日本製造の本棚をと決めた。
少々割高になっても構わないと心底思ったのだ。
別の例もある。
知人の実家が縫製業を営んでおり、中国製品が流入するまでは順調な黒字
を計上していたが、日本に大量に中国製品が輸出されるようになってから
は、多くの同業者が廃業に追い込まれるのを目の当たりにしたという。
実家の経営も圧迫され、家と車を売り払い廃業に追い込まれそうとなりな
がらも、何とか危機を乗り越えたものの、今は経費は差し引いたら、手元
には殆ど残らないという。
知人は家業を継ぐつもりでいたので、大学には進学せず、高卒である繊維
会社に入社した。実家の状況を目の当たりにした彼はその後、別の業界に
転職をしたのである。
墓石の製造・販売を行って身内もいた。中国製品の影響で、会社は倒産し
て自己破産に追い込まれた。一家離散となり、息子二人の内、一人は今も
行方不明となっている。保証人に迷惑をかけられないと判断したもう一方
の親戚は、今でも到底払いきれない借金を、細々と現在進行形で返済して
いる。
これに似たような現実は多数ある。
私が住む地区の街中に、中小企業が集まる地区がある。正確な数も知らな
い。淘汰された企業数も分からない。だが、30〜50くらいはあったと思
われる。
小泉政権が誕生し、アングロサクソン流の市場原理主義の導入により竹中
金融庁主導で行われた。その結果、推定ではあるが7.8割の企業は倒産に
追い込まれているように見受けらる。以前は昼間ではそこそこの人影が見
られたが、今は、昼間でも閑古鳥がなく静けさである。
資源のない我が国は、製造業の技術力・人材が国の財産である。それが、
グローバルスタンダード・大企業の論理で大幅に失われているのだ。
それならば、高付加価値商品で勝負せよという意見がある。最もな話だ。
しかし、中共は高付加価値商品を産業スパイをもぐり込ませても盗むのだ。
「 デンソー中国籍社員、製品図面13万件持ち出し逮捕」
(2007/03/17産経新聞)
愛知県警外事課などは16日、大手自動車部品メーカー「デンソー」(愛知県刈谷市)
のデータベースから、13万件以上の製品図面のデータをダウンロードしたパソコン
を持ち出したなどとして、横領の疑いで、同社エンジニアで中国籍の楊魯川容疑者
(41)を逮捕した。楊容疑者はパソコンの持ち出しは認めているが、データのコピー
などは否認している。
県警によると、データからセンサーや産業ロボットなど約1700種類が製造
できるといい、データ持ち出しの動機を調べる。
デンソーは「外為法の輸出規制の対象品目はない」としている。
調べでは、楊容疑者は、データをダウンロードした同社所有のノート型パソコン
1台を2月5日頃、自宅に持ち出し、その後複数のメディア(記録媒体)にデータを
コピーした疑い。
社内調査で楊容疑者がダウンロードを繰り返していたことなどが発覚。同社が
2月14日に説明を求めると、楊容疑者は持ち出しを否定し、同月16日に中国
に帰国。3月4日に再入国した。
楊容疑者は昨年10月以降、中国と日本を計3回往復していたという。
楊容疑者が持ち出した社用パソコンを県警が解析し、データのコピーが
判明したが、メディアは見つかっていないという。
県警などによると、楊容疑者は昭和61年に北京の大学を卒業後、
軍事関連企業に勤めていたこともあった。平成2年に来日。
東京都内の工学系の大学を卒業、13年にデンソーに入社した。
エンジン部品の開発などに携わっていたという。
日本人はチャイナに対して警戒心が無さ過ぎるのだ。
スパイ防止法もない我が国は全くの無防備であり、大量の中国人を国費で留学
させてハイテクの科学技術を学ばせている。大企業にまで就職させて、技術を
盗まれ、国益を失っているのだ。
盗んだ技術で中共は年二桁増の軍拡を行い、日本・台湾に核ミサイルを向け、
台湾・尖閣諸島・沖縄等の領土を虎視眈々と狙っているのである。
(盗まれているのは日本だけではないが)
日本政府・日本人は如何にしてこの醜悪な中国に対して立ち向かうか!?問われて
いるのである。出来なければ、国益を大幅に損ない、国富が縮小していくだろう。
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