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香椎うっちゃんのブログ
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宗像大社三女神 と さつき松原
 
平成281112日(土)、JR九州ウォーキング東郷駅です。 小倉行きの快速で920分着。 秋晴れで絶好のウォーキング日和です。コースマップを確認。この日のコースは今秋最長の13km・・・玄界灘も眺められるので楽しみ。

              ●コースマップ
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3号線を東に歩くと、ほどなく「いせきんぐ宗像」に到着。ここは「田熊石畑(たぐまいしはたけ)遺跡を公園にした場所なのですが・・・「いせきんぐ」とは何かいな?。

              ●いせきんぐ宗像の看板
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遺跡(いせき)と大王(キング)の合成語かな?と勝手に想像しました・・・。

         田熊石畑遺跡歴史公園              ● 弥生時代の集落生活図イメージ 4
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弥生時代前期(紀元前3世紀)の集落と掘立柱建物跡が確認されています。穀物の貯蔵庫だったと思われ、今後の調査のために、柱の跡に木柱を埋め保存しています。古墳時代後期(6世紀頃)の墳墓も発見され、一つの墓から5本の銅剣・銅戈が出土したことから、考古学者の西谷 正 先生は「この地に有力な首長が存在したことを裏付けている」と話されています。海岸から少し離れているけど、海人(あま)の宗像族かなあ?・・・釣川の支流・松本川が横に流れていますから、船が利用できますね。
 
その釣川に沿って「宗像大社」を目指します。
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全ての水田は稲刈りが終わっています。この近辺にも古墳があったと記憶してます。
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宗像大社到着です。本殿の裏から境内に入ったものですから、先に第二宮と第三宮をお参りします。

              ●第二宮と第三宮
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古事記・日本書紀によると、天照大神の息吹から宗像三女神が誕生されました。
長女神 田心姫(たごりひめ)は沖ノ島の沖津宮に祀られています。
次女神 湍津姫(たぎつひめ)は大島の中津宮に祀られています。
末女神 市杵島姫(いちきしまひめ)は宗像の辺津宮に祀られています。

宗像大社は三つの宮で成り立っていますが、辺津宮(第一宮)を除く沖津宮中津宮は玄界灘に浮ぶ島に鎮座されているため、一度にお参り出来ません。よって、境内に両宮の分霊をお祀りしたのが、第二宮(沖津宮)・第三宮(中津宮)なのです。
 
第二宮・第三宮近くから100段の石段を上って、九州有数のパワースポットに向かいます。
                ●高宮祭場
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高宮祭場は宗像三女神の「降臨の地」と伝えられる神聖な場所なのです。神殿や神棚が無い場所で祭祀を行っていた時代、神が降臨し依り憑く「依代(よりしろ)」を神籬(ひもろぎ)と言います。高宮祭場の場合は、写真中央奥の「樹木」であり、沖ノ島では「」になります。このように、宗像大社には日本神社祭祀の原点と言われる「神籬(ひもろぎ)祭場」が色濃く残っていて、人気のパワースポットとなっています。
 
再び石段を下り、本殿・拝殿に向かいます。途中の境内の道も樹木で覆われ、神秘的な気が流れているのを感じます。
                 ●境内の道
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本殿の右横の門をくぐると、樹齢550年の御神木「楢(なら)の木」が迎えてくれました。
    ●御神木(楢の木)              ●宗像大社 裏神紋 
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宗像大社の表神紋は「菊の御紋」ですが、裏神紋は「楢(なら)」の葉っぱに実をあしらった紋です。歴代の大宮司家の家紋としても用いられています。
 
                   ●末社
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流石、宗像大社です。祀られている末社の数が半端ではありません。
 
                 ●拝殿前
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土曜日だからでしょうか、ウォーキング参加者のみならず、多くの参詣者で混んでいます。
本殿に祀られているのは、宗像三女神の末女神・市杵島姫(いちきしまひめ)です。海上航路の安全を護る「水の神様」として信仰を集めてきました。現在は陸上の交通安全を護る神としても全国から篤く崇敬されています。 明治初期の神仏離合以来、水の神様であった弁財天社では弁財天に代わり市杵島姫が御祭神として祀られています。
 
神門を出たところで、「西日本菊花大会」が開かれています。九州・山口の菊花愛好家が育てた菊の品評会です。丹精こめて育てられた菊花3,000鉢が展示されていました。

               ●西日本菊花大会
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華やかさ、艶やかさ・・・どれを見ても見事な出来栄えです。

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下の菊花の盆栽仕様は、なにか郷愁を感じます。いいですねえ。
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菊花大会会場で時間を喰ってしまいました。

本殿にお別れのご挨拶後、「海の道 むなかた館」でコーヒーを飲んで休憩です。

    ●市杵島姫にお別れの挨拶         ●海の道 むなかた館
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海の道 むなかた館」は、考古学者の西谷 正 先生が館長を務め、世界遺産登録活動を推進している施設なのです。歴史に関する資料が展示され、勾玉つくりや古代の火おこしなどの体験学習も行われています。
 
海の道 むなかた館」を出て、さつき松原に向かって歩きます。
釣川に架かる皐月橋ふもとに着くと、小さな公園のアート像に足が止まりました。その先の玄界灘が気分を休ませてくれます。

              ●皐月橋ふもとのアート像
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皐月橋を渡ると「道の駅 むなかた」に着きます。

  ●皐月橋から「道の駅 むなかた」       ●さつき松原内側の遊歩道
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ここで、お弁当を買って、外のテラスで海を眺めながらランチ。腹ごしらえが出来たところで、「道の駅 むなかた」の先を右折して遊歩道を鐘崎に向かいます。 
 
ここからが思ったより距離があるんです。木々の中を300号線の歩道を進みます。
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途中、脇から海岸に出てみると、地島(じのしま)と鐘崎の岬が見えました。

          ●左:地島(じのしま) 右:鐘崎の岬
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大きく深呼吸。 風が心地よい。 空気が美味しい。
青い海と空を眺めていると、志賀島の万葉歌碑(1号碑)を思い出しました。
 
ちはやぶる 鐘の岬を 過ぎぬとも われは忘れじ 志賀の皇神
 
博多から船で都に帰る官人が、波が激しい海の難所である地島と鐘崎を間を無事に通過した時に詠んだ歌。 志賀島の海の神様・綿津見大神に無事を感謝しています。
でも、この日の海はとても穏やかでした。
 
鐘崎が近くなって来たゾ。 もう少しだ!。
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途中、300号線から松林の中の道を1kmほど歩きます。
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玄海国定公園の中にある「さつき松原」は全国白砂青松100選に選ばれた美しい松原です。玄界灘沿いの5キロに渡ってクロ松の林が続きます。この松原は農民の田畑を潮風や砂から護るために、400年前、黒田のお殿様が植栽を命じたのでした。この美しい風景を子孫に残さなければいけません。
 
午後120分、ゴールの「鐘の岬活魚センター」に到着。歩行数21,829歩です。

           ●ゴール「鐘の岬活魚センター」
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ゴール受付をして「活魚センター」の見学をしよう、と思った途端にバスの出発です。「活魚センター」の皆さん、すみません。

           JR東郷駅行き無料シャトルバス
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この日はコースが長かったので、多くのスタッフが誘導に当たっていました。みなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。「道の駅 むなかた」の先で、右の遊歩道に誘導されていた若い女性スタッフの方は、笑顔で参加者に声をかけておられ、とても好感がもてました。疲れていた足が元気になりましたヨ。
 

 
 

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