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香椎宮の扇まつり 2017

香椎宮の扇まつり 2017
 
正式な”お祭り”の名称は「扇としょうぶ祭り」です。 6月の土・日2日間を利用して開催され、今年で36回を迎えます。 地元のお祭りとして定着しました。 
実際には土曜日が「しょうぶ祭り」で、日曜日が「扇まつり」と言っても良いのではないでしょうか。 2015年は土曜日の「しょうぶ祭り」を中心に紹介しましたので、今回は11日(日)の「扇まつり」を中心にまとめました。

                扇子焼納の儀  
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12時過ぎに香椎宮へ向かいました。 下の写真は、前日、「花しょうぶ初刈神事」が執り行われた”しょうぶ池”です。 特設ステージや縁日屋台の周りには、この日も大勢の人が集まっています。

                しょうぶ池    
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まずは、拝殿にて参拝です。 横の回廊では、香椎東小?4年生による「菖蒲」の習字書きが展示されていました。 皆さん、元気で力強い文字です。

         拝殿前              菖蒲の習字書き
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メインの神事「扇供養祭」は14時からです。 ステージでは正午から夕刻まで、踊り・歌・ダンス・演奏が披露されます。
 
     ナニフラ スタジオ福岡      スズキメソード中川バイオリン教室
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楼門前でのお祭りの時は、氏子さん達によって「力餅」のコーナーが設けられます。 「力餅」一皿の100円は、お代ではなく、お賽銭として賽銭箱に入れます。

         餅つき                  力餅
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お昼どきですから、縁日屋台の食べ物屋さんが忙しくなってきました。 うっちゃんの昼食は、先ほどの「力餅」(100円)と「唐揚げ」(200円)と「お茶」(100円)です。

         縁日屋台                唐揚げ
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       アロハナニヒロ             ジャザサイズ
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御神木「綾杉」の奥に、「扇塚」が建立されています。 14時から15時までは、扇塚前で「扇供養祭」が執り行われますので、ステージはお休みです。
  
             扇供養祭 修跋(しゅばつ)の儀  
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                扇供養祭 祝詞奏上   
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そもそも、何故、香椎宮に「扇塚」があるのか?・・・ ですが、神功皇后が係わっておられます。 江戸時代に編集された百科事典「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」の芸術の項に、「」について、漢文で次のように記されています。
 
神功皇后 三韓征伐之時 見蝙蝠羽 始作扇 
 
神功皇后が朝鮮半島へ出征中、蝙蝠(こうもり)の羽を見て、その形から扇を作って香椎に持ち帰ったのです。 扇はその美しさから、日本舞踊に使われるようになります。 その事から、神功皇后は”舞芸の神”としても親しまれてきました。 民踊協会の人々が、踊りで使用して汚れたり壊れたりした扇子を、何とか神功皇后に供養してもらいたいとの想いから、ここ香椎宮に「扇塚」が建立されたのです。 
 
                  玉串拝礼  
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                 扇子焼納の儀  
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焼納の儀”では、持ち込まれた扇子の他に、「踊りが上手になりますように」などと書かれ、この1年間に奉納された「絵馬」も一緒に焼かれます。
 
 
15時からステージが再開されました。

       綾の会               花柳流扇桜会香椎サークル
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祭り会場は、ますます人出が多くなって来ました。 子供から大人まで地域の人々が集まって来て・・・古来より、鎮守の杜に村人が集まって、団結力を養う・・・基本は同じなんですね・・・イヤ、近年はちょっと変わってきたかも。
 
少しお腹が空いたので、「梅ケ枝餅」を食べました。
 
       育扇会               綾杉太鼓
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毎度のことですが・・・「綾杉太鼓」の演奏になると大勢の人がステージを取り囲みます。
最初の演目は「杜の祭り」。 太鼓、鐘、笛で構成され、格調ある中に、迫力は凄い。

                  綾杉太鼓 
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「香椎の町づくりと青少年の育成」を目的に、平成14年に発足しました。 小学生から70歳までの団員数は30名だそうです。 

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東区では、ここ「綾杉太鼓」と志賀島の「金印太鼓」が有名です。 
 
ステージはこの後も19時まで、踊りやカラオケが続くのですが・・・菩提樹の花が咲いている報恩寺に行かなくてはならないので、ここで会場を退出しました。
 
香椎宮の古宮跡の先に報恩寺はあります。 前ブログ「筥崎宮のアジサイと恵光院の菩提樹」の中で、中国の菩提樹を誰が日本に持ち込んだのか?・・・で、話が終わっていました。
 
臨済宗の開祖・栄西(ようさい・えいさい)は1187年から5年間、中国の天台山で修行していました。 途中、商船に託して天台山の菩提樹を日本に送らせたのです。 その菩提樹が植えられたのが、栄西がお世話になっていた香椎宮の領地だったのです。
 
この辺の話はうっちゃんのホームページ「報恩寺と菩提樹」を覗いて下さい。
 
報恩寺は、栄西が帰国後に、この地に建てたお寺(禅の指導所)です。

                   報恩寺  
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     報恩寺・菩提樹の木                   日本最初 
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「日本最初」と書かれた板が立っています。 最初の株は、戦国時代、島津軍が攻めて来た際、戦火に遭い焼けてしまいました。 株分けをして、奈良の東大寺で育っていた菩提樹を再び株分けして、移植したのが現在の木です。 日本で最初に菩提樹が育った場所として、もう少し人気があってもいいのでは・・・と、常々思っているのです。 

                 菩提樹の黄色い花  
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花はもう散り始めています。 来年の6月初旬は、香椎宮の参拝の後に、是非立ち寄って下さい。 甘い薫りが漂っていますよ。
 
 
 
 

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