|
タイトルに惹かれて買ったんですけどね。
なんだか駄目でした。 17刷もされている本なので人気はあるのでしょうが入り込めないというか。 1〜2章は人の黒い部分と黒くなりきれないを出そうとしたのかも知れませんが なんだか読んでいて上滑りしている感じ。 2章に至ってはなんでこの章が入っているか解らない。 単なるページ稼ぎか?と穿った見方をしてしまう。 むしろ「もっと深く掘り下げてこれだけで1本書いてしまえよ」と思える。 そして第3章は谷口ジローさんの漫画「犬を飼う」の猫&小説版 しかしそこにペットに対する思い入れが余り描かれていない。 いや、全く描かれていない訳じゃない。 でも、複雑な心境みたいなのは描かれていても 猫に対する思い入れが中途半端にしか読み取れない。 「主人公は中途半端にしか可愛がってないから」って話かも知れませんが それはそれでそれなりの思い入れがあるわけでそれが読み取れませんでした。 猫を通して「死」に対する感情、考え方の変化を書きたかったのなら いっそ第1章から主人公をこの人にすればもっと深く描けたのでは? 第一そんなのは小さい頃に飼っていたペットや肉親の死で考え始め、 生涯付き合っていく物であって歳を取ってから奥さんとペットの死で やっと死に対して考えを変えるとか違和感がありすぎます。 「自身の死期が近づいたからはこそでは?」と言う方もいらっしゃるでしょうが 本編中に小さい頃から死について考えてきたみたいな行がある割には 両親の死の時には考えなかったんかい! と、なるわけで。 いや、解ってるんです。 単に私とこの作家さん(沼田 まほかるさん)と相性が悪いだけなんですよ。 私は相性が合わない作家さんだと些末な事が気になってつまらなく感じるのです。 沼田 まほかるさんと相性が合わないのは「彼女がその名を知らない鳥たち」で 解ってた事じゃない。 タイトルだけで作家名を確認せずに買うからこうなる。 書評サイトを見ると誉めてる方も多いですし、なにより17刷もされているので 面白い方には面白いと思います。 いや、面白いと思う方の方が多いのでしょう。 (フォローになってる?) |
全体表示
[ リスト ]




kasimaさんは、優しい人だと思います。
たしかに、本との相性というのはありますけれど…売るために一過性の興味に訴えるつくりになっている本は、増刷されても、早い段階で新古書店とかに移動して陳列されがちなものです。
何でも手を混んで作りこめばよいというものではないのだけれど、それなりに根気強く丁寧に気配りされて作り上げられた作品は、地味でも目立たなくても、手に入れた人から長く愛されるものだと思います。
書籍とも出会いです。文字を通しての人間関係かも知れない。
自分に合わないものでも、杜撰に扱わないkasimaさんの人柄が、よく分かった気がします。
2012/3/31(土) 午後 3:25
本とか映画って出会うタイミングによって
感想が変わってきてしまいますよね。
この本もタイミングが違えば面白かったのかもしれないです。
2012/4/1(日) 午後 11:30 [ kashima045 ]
それまで何となく飼いネコとしか思っていなかったのに
1週間家を空けて帰宅すると、モンがもう帰ってこないと諦めていたのに
藤治の顔を見てビックリしたような顔をするわけで、そこから藤治とモンの
本当の生活が始まるんですよ
2018/1/7(日) 午前 2:03 [ ka_*ani*u ]