|
とんだドタバタ劇だった。
ホーム戦で1−0の完封。昨日のアウェイ戦で先制点を取れば、広島は3点を取らねばならず、ほぼ勝負を決する。したがって鹿島の力をもってすれば先制点を取ればほぼ勝負を決する。そんな試合前の解説の試合だった。
試合の展開はほぼ広島のボール支配。7割以上のボール支配率を許し、シュートを一本も放てない。そんな展開が前半33分に一挙に動いた。左サイドのOMFナゴが目の前の相手をフェイントで動かしながら上げた右足のクロスはゴール前のDFのヘッドに弾かれたものの、その跳ね返りはペナルティアークで待ち受けるショーマの胸に吸い込まれた。
正確にはショーマの胸から少しズレていたが、ワンバウンドで飛び込んだきたボールをショーマは懸命に上体を寄せ右肩に当てて落とし(もう少しズレていればハンドになりそう)、その跳ね返り際を素早く右足で蹴り込んだ。この早いタイミングでの蹴り込みにDF陣も寄せる暇もなく、DFの股の間をくぐったボールは立ちすくむGKをしり目にゴール左隅に吸い込まれた。
ヨッシャー!これで勝利は間違い無し!!そんなキブンでゆっくり見始めた。
後半からはパトリックが出て来たが、先発でなかったのにはそれなりの不調の理由があるのだろう。なんの脅威にも思わなかった・・・。しかし、このパトリックが入ってから広島の攻撃は一変した。攻めに攻め続ける広島に対し、軽くいなしてカウンターのチャンスを伺う鹿島・・・の筈。
しかし、このボールキープがヤスの左サイドで頻繁に失うことになる。期待された技術であるが、それが微妙なパスのズレや一歩の遅れからボールを失い始めたのだ。そして後半21分広島が右サイドから上げたクロスにゴール前で飛ぶパトリックとワン。そのボールぱパトリックの頭に当たり、重なるように飛んだワンの頭に当たってゴール右隅に吸い込まれてしまった。
これを契機に更にギアの入る広島。防戦一方の鹿島。ナゴをシラに代えて打開を図るがその4分後に広島の佐々木にシュートを決められて1−2と逆転され、その勢いから俄かに行方が分からなくなってしまった。
しかし、ドラマは続く。カウンターから攻め上がりほぼ中央でドリブルするショーマを広島GKが倒し、一発レッドで退場。アウェイゴールがあり、このままで逃げ切れば勝利。しかも相手は10人だ。
しかし、一旦ギアの入った広島と守勢に入った鹿島の勢いは変わらない。10人の広島に攻めに攻められる。そして相手のCK。これに相手はGKまで参加した。まだ僅かながら時間のある段階でそこまでリスクを冒す必要があるのだろうか。素人ながら疑問に思っていたが、これが鹿島にとって幸いした。
このCKのカウンターでレオシルバからのボールを受けまたもや独走するショーマ。相手GKは戻れない。必死に守る相手選手ともつれながらショーマが放ったスライディングしながらのシュートは50mはあろうかという距離を転々と転がり、無人のゴールに吸い込まれた。
これで、今度こそ勝利! そう思ったが、最後にパトリックを倒したイクマがPKを取られ2−3に逆転されたがそこで終了のホイッスルが鳴った。
先制点を取り、平穏に勝利するはずだった試合が、燃えに燃える試合になった。広島の勢いに火をつけたのはなんだったんだろう。先制した鹿島に油断は無かっただろうか。オレが勝手にダメ出しをしていたヤスが試合後にMOMを受賞していた。
全得点となる2点を挙げ、相手GKを退場に誘発したショーマが文句なしのMOMだろうと思ったが、これもまた意表を突かれる展開だった。
まぁ、いろいろあった試合だったが、これを次に生かして欲しい。特にスンヒョンのケガで急に出場したイクマ。決して納得できる出来ではなかっただろう。これを糧にして頑張って欲しい。簡単な試合は一つもない・・・とは言え、わざわざ難しい試合にしてしまった。その観が拭えない試合となった。
|
全体表示
[ リスト ]



名古はセンタリングの守備が下手。
昨日の試合で名古がらみは2回目の失点。猛省して欲しい。
2019/6/26(水) 午後 1:52 [ ジーコ ]