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早いもので、五十日祭が終わりました。
お礼状、お返礼品、配送の全てを自分たちで行いました。
3月に緊急入院した父は、両手に点滴、抗がん治療、そして肺水腫治療で
身動きできず絶食が続きました。唯一、テレビを見ることが出来ます。
しかし、ニュースは東北大震災。大津波の悲惨な映像に加えて、家屋、
家財全てを失ったうえに肉親を亡くされた被災者の悲痛な叫びを見るたびに、「あの人たちに比べたらワシのしんどさは比べ物にならんね」と言って笑っていましたが、心臓と肺に溜った水は2リットルもありました。
私が4月に福島大にボランティアに行った時には、気を付けて行きよと
心配してくれる優しい父です。抗ガン治療を断念して自宅に戻っても
流れるニュースは東北大震災と原発事故です。
そんな時に被災地に香典を寄付したいと相談がありました。
父の遺志に従い、ご芳志の一部を「牡蠣の森を慕う会」(代表・畠山重篤)
社団法人モア・トゥリーズ(代表・坂本龍一)に寄付することにしました。
畠中さんには物部川流域の自然環境支援で大変お世話になりました。
私が担当の環境バスツアーに乗車していただき、水のない物部川を
下流から河口まで視察して午後からは講演をお願いしました。
一般社団法人モア・トゥリーズは東北大震災三日後に国の支援に頼らず
木造仮設住宅を着工しました。
木造で建設したルーツは高知県を見習ったと関係者に聞きました。
全国初の森林環境税導入をはじめ、当時の高知県は勢いがありましたから。
寄付先の説明も付けました。
返礼品はギフト店に発注すれば全国送料無料です。
しかも、特典とし無料の年賀欠礼状と案内状を作成してくれます。
送付住所は通夜・告別式でのお香典長・芳名録を使用する手軽さです。
フォーマットに、続柄、俗名、法要、神葬祭の種類、行う月、喪主名を
埋めるだけの味気ないものです。
マニュアルに沿って作成するのでどこでも同じですから・・・。
親族の葬儀は今まで自宅でしたが、母も父の兄弟も年老いて正座が
できません。参列者も高齢で葬祭会館を利用しました。
通夜、告別式が終わると、息つく間もなく、墓石屋、神棚、ギフト屋、
ケータリングサービス、仕出し屋・・・・ピンポ〜ンが鳴ります。
玄関に積まれたギフトカタログは上等紙のA3サイズで分厚く
オールカラーです。
対応する母親は78歳ですから、断ると失礼と全社もらいました。
全てチリ紙交換行きですが、再生紙にするにもインク処理が大変でしょう。
この味気ない業界のご都合営業は何とかならないものでしょうか。
父は相応しい齢で死去したので哀しみにくれることはありませんが、
ひっきりなしの訪問は心痛なご家族の心情を逆さでするでしょうね。
何処よりも先に、注文を取りたいという業者の下心は考えものです。
デパートは、もしもご用命が必要であればお声掛けをお願します。
と案内状が届くだけでした。
デパートから届いた返礼品です。
レターパック500です。
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