ecoと住いを考えよう

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ブログでお友達になったコッシ―さんの内覧会に愛媛県砥部町に行ってきました。
フラー・ドーム・ハウスです。
一級建築士のコッシーさんが設計されました
 
(コッシ―さんのブログの全文記事です)
 これは、小屋作りで取り組んでいる伝統工法とはちょっと違う建物で・・・
 どちらかというとバックミンスターフラーのフラードームを応用したものですが
 その部材の小ささから間伐材などでも作ることは可能です。
 基本的には、正二十面体をもうちょっと細かく分割して球に近付けた形・・・
 そう、五角形と六角形の構成で出来るサッカーボールと同じ構造です。
 サッカーボールの上部3/8を切り取り壁を立ち上げたものがこのドーム・ハウスです。
 
この形状は、水の処理など難しい箇所がいくつかあるのですが
 球体であるが故に、通常では考えられない部屋の拡がりと
 東西南北関係無く太陽の動きに合わせて様々な窓から順次
 光が入ってくる感じはなんとも言えません。
 
今回は、予算上の問題などもあり一般的?な仕上げと
 現代的な大工の技術で作っていますが・・・
 僕はこれを木組みの技を応用して三角形のパーツを組み合わすことが
 出来ないかと考えてもいます
 
30坪ほどですが、建物が球体なので広々としています。(天井が高い)
玄関から中に入ると、とにかく和みます。
何だろうか???色調もナチュラル?無垢無塗装の愛媛県産の杉床?
天井の高さ?全部ピンポンですが、正解は角がないこと!!
 
 
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天球上部にあるファンを回せば家全体がかき回されるので
熱効率も良く、四季折々の日差しが天窓から降り注ぎます。
夏は星座も見えるでしょうか〜
 
構造部分と床材に愛媛県産のスギを使用していました。
夏は素足で、真冬も杉板なら温かく、赤ちゃんが居ても無塗装で
安心ですね。ドアと違い引き戸も安全です。
また、採光や風通し引き戸など日本の伝統建築の良さを巧く採り入れて
いるので感心しました。35年大工職人ですが、進化する伝統建築を
目にすることができました。
 
このまま分割していけば理論上は何mでも大きなドームは作れますし、
逆に小さいドームは子供でも組み立てれる様なものになります。
一見の価値ありです。
7月10,11日も内覧会開催しています。ぜひ、足をお運びください。
 
コッシーさんは、自然農業を実践しながら、一級建築士の義仕事をしている
尊敬出来る若者です。ぜひ、トラックバックでブログをごらんください。
 
化石燃料の大量消費により地球の環境は悪化しており破局寸前です。
地球温暖化をくい止めるためには二酸化炭素の排出をいかに減らすかに
掛かっていますが、コペンハーゲンで開催されたCOP15は数値目標が
示されない惨めな失敗に終わりました。当時の鳩山由紀夫首相の「25%削減」
スピーチは世界から注目され、国内木材普及率50%の目標が設定されました。
 
日評価は分かれますが、日本の25%削減のためには企業だけでなく、私たちも
日常的に協力を惜しまず努力することが必要です。バイオマス利用をすすめる
には石炭、石油を止めて低炭素経済へ移行させ、外国からの輸入木材に頼らない
国内森林の有効利用が不可欠です。
 
もちろん、木材の最大の利用は住宅ですが、日本は世界有数の森林国であるにも
かかわらず、住宅産業における木材の80%以上は外国産材が使われています。
日本の木材の価格は低落し、山は荒れ果て、その結果自然災害が頻発するように
なりました。なぜこんなことになったのでしょう。
→ 6月14日ブログ記事参照ください。 
  
<木材の8割を輸入に頼る日本>
・日本は使用木材の約8割を外国から輸入している状況です。
・日本で使われる木材の量は、約1億1.000万立方メートルほどです。
・住宅資材として輸入される木材の大部分はアメリカ・カナダの北米材、
 ロシアからの北洋材、東南アジアからの南洋材が主なものですが、近頃は
 南米のチリやニュージーランド、北欧諸国にまで拡張しています。
 ・ロシアやインドネシアでは、大面積の違法伐採が行われ多くが輸入されています。
 
日本は、政府開発援助資金を投入することでアジアの森林を大量に伐採してきました。
アジアの貴重な森は破壊され、雨季には大災害が起こる危険な場所に変わり、住民の
生活は一変しました。それだけの犠牲を払って、アジアの国々はどれだけ豊になった
のでしょうか。伐採後はハゲ山になった地面にヤシを植え、大量の農薬散布した
農薬まみれのヤシが“環境にやさしい”植物原料として輸入されているかもしれないのです。
 
また、建築資材には、木材、ボード、現地で加工された内装材やエクステリア商品、
太陽光発電などの部材など様々な商品が外国から運ばれています。
安い賃金、安い原料、不明な粘着材を使用した合板などが安全性を確認せずに
輸送されているのが実情ではないでしょうか。
 
日本の木材の質を向上させ、外国材と価格競争できるようにするためには、
これまで廃棄され、利用されなかった森林バイオマスを活用し、そこから得られた
お金を労働力として山に還元する必要があるのです。
 
20010年のミッション。
 
森をつくる大工職人。
 
山を元気にする大工職人。
 
次へつづく・・・・・・。

家庭などの太陽光発電の余剰分を電力会社が高値で買い取る制度がスタートしました。
(2009年11月2日 読売新聞 岩城択、瀬川大介))によると、

制度導入を当て込んで太陽光パネルの購入者が急増、電機メーカーは増産体制に入っている。
太陽光発電の需要が増えれば、温室効果ガス排出量削減につながる効果が期待できる半面、
電力会社の買い取りコストは太陽光を使っていない家庭も含めて電力料金に上乗せされる。
温暖化対策と国民負担のバランスをどう考えるかが問われそうだ。

新制度は、太陽光発電を取り入れた家庭や学校などが使い切れなかった電力の買い取りを
電力会社に義務付けるため、自宅に太陽光発電の設備を導入しようと考える人には追い風になります。


余剰電力を売った収入や電気代の節約効果を考えると約10年間で元が取れる算用ですが、
メンテナンスなどの必要経費や廃棄後については触れていません。
問題は、電力会社が買い取った費用は平成22年4月から始まる「太陽光サーチャージ」で、
すべての家庭の電気料金に転換される仕組みです。
住宅環境や経済的な事情で太陽光発電を導入できない家庭は「電気代の負担が増えるだけ」でしょう。


もうひとつ心配なことがあります。
太陽光発電が製品になるまでの過程は前回述べましたが、故障や耐用年数で使用済みと
なった部品は安全適正に処理されているのでしょうか。
たとえば、破壊された太陽電池を外国の工場で処理するところもあります。
搬入出には二酸化炭素が排出されます。なぜ、国内ではないのか?
工場設置費用や賃金の違いだけでなく、汚染に対して敏感な国内は避けたのではと勘繰りたくなります。


(太陽電池の処理方法例)

1)多結晶・単結晶で破壊されたシリコンを仕分けする。

2)化学薬品を使用し24時間燻浄する。

3)薬品を変えさらに24時間燻浄する。

4)再び薬品を変えさらに24時間燻浄する。

5)不純物を取り除くため化学薬品で煮沸する。

6)さらに不純物を取り除くため水で洗浄する。

7)さらに逆浸透水で洗浄する。

8)クリーンルームで真空包装する。


使用する化学薬品の種類は分かりませんが、これほど繰り返す化学薬品処理が安全で、
使用廃液は適切に処理されているのか不安が残ります。

経済産業省 資源エネルギー庁のHPを開くと、
広げよう太陽光発電 今こそ太陽光発電の大きな文字が飛び込んできます。
メリットばかりの情報しかありませんが・・・・。http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/

「二酸化炭素対策」は大企業擁護、住宅市場活性化、景気対策としか思えません。
しかも、大企業はこぞって外国に工場を移しています。大半の雇用は外国人です。
利潤は国外の銀行にプールされるでしょう。ますます日本の格差社会は広がるばかりです。


地球環境や雇用対策にはパイオマスが重要になってきます。
森で伐採された木材は、原木市場を通って製材所で二次加工されて製品となります。
この課程で大量の副生物が発生し、目的の最終製品になるのは丸太の半分くらいです。
樹皮、鉋屑、おが屑、端切、背板、耳屑、ケ引、木粉などは総称して木屑とか
製材廃棄物と云われています。
日本では、これらの副生物は法律上は産業廃棄物として扱われているのが現状ではないでしょうか。
高知県も60〜90%はなんらかの形で利用されていますが、殆どの場合無償または逆有償であり、
残りは産廃業者にお金を払って処理されていました。
森林率84%、地域によれば96%の森林県である高知県はバイオマス燃料として有効活用していきます。


経済産業省が太陽光パネルや電気自動車など地球温暖化対策に役立つ「低炭素製品」を
開発したり、製造したりする大企業を対象に、新たな低利融資制度を創設します。

最近のエコブームって何でしょうか?
生業が大工職人ですので、専門知識はありませんが、
「エコ」「ECO」の軽さ感覚に疑問を持っています。


政府、企業、メディアから伝わるのは川下情報です。
川上情報は全く見当たりません。


たとえば脚光を浴びる太陽光発電=電気代0円?
環境にや・さ・し・いコマーシャルはどこまで本当でしょうか・・・。
本体価格200万前後するのもが、そもそも電気代0円で作れるはずありませんし、
環境に負荷を与えず魔法のように出現したのではありません。

消費者は、屋根に設置できる状態になるまでの過程をご存知でしょうか。
材料であるシリコン発掘+製造+精製+太陽電池の加工+パネルの製造+交直変換装置や
蓄電池製造の過程を経て製品になります。
製造中に使用する洗浄水やエネルギー使用に伴い二酸化炭素が大量に排出されます。
採掘現場の環境も無視できません。

今の科学技術では太陽光パネルは再利用できないはずです。
耐用年数がくれば廃棄物となり埋め立て処分となるでしょう。

「低炭素製品」開発も持続可能な社会にとって必要なことは何かを国家戦略として
持たなければ大量生産・大量消費・大量廃棄の二の舞でしょう。
経済の仕組みを変えないと、自然破壊、生態系の破壊、森林破壊は繰り返されます。

古来より日本人は、木とともに生き、様々なかたちで木を利用しながら循環社会を
構築してきました。木を絶やさないための植林技術は再生可能なエネルギーです。


木はふたつの「いのち」を持っています。
ひとつは植物としてのいのちです。光合成を行って全ての生き物を育んでいきます。
もうひとつは木材としてのいのちです。

私たち大工職人は木にいのちを与える仕事を与えられています。


政府は低炭素製品づくりの推進だけでなく、先人の知恵を暮らしに活かしていくことに対しても
手厚い支援をするべきでしょう。

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省エネ、バリアフリーに住宅版エコポイントを導入する方向で話が進んでいます。
新聞報道によると、

政府は28日、省エネ対応型住宅の新築や改築を行った場合に
商品やサービス と交換できる「住宅版エコポイント」制度の費用として、
2009年度第2次補 正予算案に約1000億円を計上する方針を固めた。

ポイント支給は、10年1〜12月に着工することが条件となる。
外壁や窓の断熱性能が高く、冷暖房や給湯による消費電力が少ない
新築住宅が対象。二重窓 の設置や、床や外壁に断熱材を使った改築、
段差解消などのバリアフリー対応型 改修も対象に加える。

具体的なポイント数は今後検討する。
住宅は、すでにエコポイント制度が導入されている薄型テレビやエアコンなどの省エネ家電と
異なり、工事の確認が必要になる。
このため、第三者機関がチェックする仕組みを取り入れるなどして、不正な申請を防ぐ考えだ。

住宅産業は、昨秋のリーマン・ショック以降の景気悪化で低迷が続き、09年 度上半期(4〜9月)の
新設住宅着工戸数は比較可能な1965年以降の上半期で最少だった。

住宅は関連産業のすそ野が広いため、エコポイント制度の導入で「国内材の需 要振興につながり、
工務店の仕事も増える」(前原国土交通相)などの景気浮揚 効果が期待される。
(11月29日 読売新聞) 

エコの定義
「エコ」の実現のために、3Rという言葉がよく使われます。
Reduce(減らす)、Reuse(再使用)、Recycle(リサイクル)です。
温厚なM先生(故人)は生前に、これでは不完全と思い、Refuse(使わない)を加え、4Rとしていました。
しかもこの4つの重要さに順位をつけています。Refuse>Rduce>Reuse>Recycle の順です。

環境のためには、余分なものは使わないことが一番です。それに比べれば、リサイクルは、
大量使用のカクレミノであることが多いのです。もしかしたらリサイクルを認めない方が、
環境に優しいのではと思うこともあります。容器包装リサイクル法が発効したことにより、
ペットボトルの生産量がはね上がったことは偶然ではありません。

最近は「エコ」というと「環境にやさしい」という意味で、子供でも知っています。
しかし、エコの語源はと聞くと、ほとんどの人が「エコロジー」と云います。
けれども、エコロジーというのは「生態学」のことで、直接には「環境に優しい」という
意味ではありません。


生態学と環境の関係はまたの機会に書きますが、私たちが1992年に始めて「エコマテリアル」という
言葉を使ったとき、エコは、Environmentally Concious(環境に優しい)で、ECOと書きました。
これは、東大の山本良一教授の提案による造語で、もちろんECOlogyと引っかけた言葉です。
その後、急速にこの言葉が一般化したことは喜ばしいことかもしれません。

リサイクルを考える前に、リサイクルしなければならない廃棄物を出さないことの方が、
何百倍も大切なのではないでしょうか。


将来「ゴミ」や「廃棄物」となるものまで「エコ」として利用されないために「エコポイント導入」政策を検証してみる必要があるでしょう。

2010年1月23日に山本良一先生をお迎えしてシンポジウムが実現しそうです。
講演題目は「温暖化地獄回避のための社会の大転換」を予定しています。

日時:2010年 1月23日 13:30〜16:30(予定)
場所:高知大学メディアの杜ホール

ご期待ください!

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