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 今回はペルー第3弾、ナスカの地上絵を紹介する。

<はじめに>
 人類の歴史上最大の謎とされている南米ペルーの「ナスカの地上絵」は、飛行機が発明されてから1930年代後半に発見された世界遺産(文化遺産)である。考古学者らの調査研究から地上絵の幾何学図形(三角、台形、渦巻き)や動植物(サル、コンドル、ハチドリ、クモ、クジラ、木)などは、紀元前200年から紀元後800年のナスカ文化時代にナスカ川とインヘニヨ川に囲まれた標高620mの乾燥した盆地上の高原の地表面(約500Km2)に描かれたとして知られている。ほとんど雨が降らない乾燥地帯(年間雨量数ミリ)のため、風化の影響を受け難く、1200年以上経った現在まで存続できたと考えられている。私たちは地上絵の発見以来、その保護と修復に半生を捧げたマリア・ライへ女史(ドイツの数学者、1998年没)の献身的な努力を忘れてはならない。 最近では楠田枝里子氏がマリア・ライへ援助基金(http://www.erikokusuta.com/maria.html)を設立して協力している。

<遊覧飛行>
 午前8時25分に首都リマの南東約300Kmに位置するイカ空港から10人乗りのセスナ機に搭乗し、乾燥した灰色の砂漠地帯上空を飛行すること、約25分でナスカ上空に到達した。パイロットの片言の日本語の案内に耳をすまし、眼下の地上絵を瞬時に探しカメラのシャッターを切るにはある程度テクニックが必要である。ぼーっとしているとアッという間にシャッターチャンスを逃してしまう。 飛行の時間帯によっては地上絵の撮影の出来に影響するようだ。 陰影が出来やすい朝夕の時間帯が比較的きれいな写真が取れるとのこと。 セスナ機の小さな窓越しの撮影のため、本当の色が反映されないという問題もある。 帰国後、パソコンで画像をチェックしたが、残念ながら鮮明なものはほんの僅かで、どれもグレイがかっていてうっすら絵の線が見える程度であった。気を取り直して画像修正ソフトを用い、明暗、コントラスト、彩度などの調整した結果が、ここに掲載した写真である。

<何のために巨大な地上絵が作られたのか?>
 ナスカの地上絵が作られた理由について下記のような様々な仮説が出されているが、「宗教(雨乞い)説」が現実的で最も有力なような気がする。

 仮説1.宇宙人の飛行場説 (滑走路のような直線的な幾何学図形がいくつも存在する。)
 仮説2.巨大なカレンダー説(地上絵が星座と一致する。マリア・ライへ女史の仮説)
 仮説3.宗教説(宗教的儀式の集会所であった。また、動植物の地上絵はほとんどが一筆書きで描かれており、その線上に沿って行進し雨乞いの儀式が行われたらしい。)

 なぜ高い上空からしか見えない巨大な絵でなければならなかったのか? 鳥の絵が多いのは人間と天空の神との間を行き来できると思われていたためなのか?・・・・などなど、謎は未だに解明されていない。地上絵に描かれている動物全てがナスカ時代の土器の文様として用いられていることにも定説はない。

<どうやって地上絵を描いたのか?>
 ナスカ一帯は乾燥地であるが、完全に砂漠化しているわけではなく無数の硬い褐色の小石で表面が覆われており、その下は白い地肌(石灰質)の地形である。地上絵は小石を取除き白い地肌を露出させて溝(深さ10cm、幅20cm)を作り、線を描いたものである。地上絵のあちこちで杭が発見されているため、巨大な地上絵の描き方として小さな原画の各点を放射状に相似拡大する方法が採られたという説が有力のようである。

<写真・イラストの説明> 写真・イラスト番号は左上からの順番です。
      (2005年3月21日8:25〜9:45撮影)

写真-1: 搭乗したセスナ機(アエロ・コンドル航空会社OB-1740号機)、
写真-2: 搭乗したセスナ機の搭乗券、写真-3:搭乗したセスナ機内、 
イラスト-1: ナスカ地上絵全体図 (現地で入手)、写真-4: ハチドリ、
イラスト-2:ハチドリ、写真-5 :フラミンゴ、イラスト-3: フラミンゴ、 
写真-6: クモ、イラスト-4: クモ、写真7: サル、イラスト-5:サル、
写真-8:幾何学図形(直線)、写真-9:宇宙人

(本ブログのイラスト以外の全ての写真はコピーライトを有す。無断転用・転載・複製を禁ず。)

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閉じる コメント(11)

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私もセスナで地上絵を眺めました。
地上のミラドールからにも行き、手と木の絵を見ました。
ナスカの博物館も面白かった。土器の文様に地上絵と同じ図柄が描かれているんですよね。

2008/2/10(日) 午後 8:03 さるみみの見た世界

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さるみみさん
コメ&TBありがとうございます。小生もナスカの博物館へは行きましたよ。土器以外にカラフルな織物も印象的でした。

2008/2/10(日) 午後 9:20 kassy1946

初めまして!
色々な国を旅行されているんですね。
ナスカの地上絵も行かれたんですね。
現在ボリビアにいるのですが、ペルー観光地の中でナスカの地上絵は
まだ行ったことないので、夏休み取れたら行こうと思ってました!
とても参考になりました!

2008/7/30(水) 午後 0:42 blizzard_en_peru

今頃コメントお許し下さいm(__)m

ナスカの地上絵は私も観てきましたよ。
写真、さすがのKassyさんも御苦労したみたいですね。
私の場合、朝いちばんの飛行で視界良好でしたが
いかんせん、3人乗りの小型セスナの上にアクロバット飛行で
写真撮影どころではありませんでした^^;

2008/10/5(日) 午前 11:19 moobell

MoooBellさん
昨日、今日と出かけていましたのでコメント返し遅れました。
セスナからの地上絵の写真撮影はなかなか難しいかったです。
絵葉書にあるような綺麗な地上絵は窓の外にカメラを出さないと
無理ですね。

2008/10/5(日) 午後 9:54 kassy1946

OMEGAさん
トラバありがとうございました。

2009/4/28(火) 午後 11:00 kassy1946

こんにちは。OMEGA「taku2001zoo」です。
TBの報告が送れて申し訳ございませんでした。
記事のアドレスが替わったので、本日再度TBさせてもらいました。

古代文明・遺跡にはロマンを感じますね。
これからも、すこしづつ記事を書きたいと思います。

2009/5/1(金) 午後 5:09 taku201zoo

TBありがとうございます♪
ちょっと古いですが、ナスカの地上絵の記事をTBします。

2009/9/9(水) 午前 8:57 OSO♪

OSOさん
トラバありがとうございました。
動くセスナ機からの地上絵の撮影はなかなか難しかったですね。

2009/9/9(水) 午前 9:04 kassy1946

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色々世界遺産を訪ねております。PCで行くのです。実際に現地を訪れた事は有りません
今私が一番お気に入りは[ドウブロブニク]が大好きです。旧市街地の赤い屋根が好きです。

2011/8/31(水) 午後 7:28 [ 富美子さん ]

77saibannzaiさん
お立ち寄り&コメありがとうございました。
ドウブロブニクの記事、スロベニア、クロアチア紀行の中に
ありますよ。検索してみてください。

2011/8/31(水) 午後 8:44 kassy1946

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