
創 建 者 : インドラヴァルマン1世
創建年代 : 881年
信 仰 : ヒンドウー教(シヴァ派)
位 置 : シェムリアップ市外から国道6線に沿って東に約12Km
アンコール・ワットの東南東方向
配 置 図 : イラスト参照 【A:第三周壁 B:楼門(東西南北)C:参道 D:通気口付祠堂 E:中祠堂 F: 長方形の建物 G:経堂 H:祠堂 I:5層のピラミッド J:小祠堂 K:中央祠堂】
ロリュオス遺跡群の3つの遺跡の中でプリア・コー寺院に次いで古く最も規模が大きいバコン寺院は、アンコールワットの原型とも言われており、規模はかなり小さいもののそのアンコールワットに繋がる様式が覗えた。(東西約900m、南北約700m)
寺院の伽藍全体が三重の周壁とお堀で囲まれており、5層の基壇から成る最初のピラミッド状の寺院となっている。東塔門を入ってすぐの参道の両脇にはナーガ(4頭を持つ蛇)の長い石像が欄干として配置されている。
更に参道を進むと第二周壁と第三周壁の間に後年建立されたオレンジ色の屋根のワット・バコンが向かって右側に目に入ってくる。この周辺はベンチなども置かれて公園みたいになっており、種々の南国の草花が咲き乱れていた。
最後の第三周壁内部には中央祠堂を中心にレンガ造りの祠堂が東西南北に2基づつ、計8基が配置されている。頂上の第五基壇の中央祠堂の入口の両脇には修復されたと思われるデバターのレリーフが施されているが、レンガを削っているためか後年の他の寺院のものと比べると緻密さに欠ける感じがした。
全体としての印象は、こじんまりとしたシンプルなヒンドウー教の寺院であるが、建造当時としては初の本格的なものだったことが偲ばれる。
<写真の説明> 番号は左上からの順
1.配置図 2.参道入口のナーガ(4頭を持つ蛇)3.伽藍を囲むお堀 4.最下層から中央祠堂を望む 5.第4層より下層を望む 6.中央祠堂 7.中央祠堂のデバター 8.中央祠堂上部 9.中央祠堂上部レリーフ 10.中央祠堂より北祠堂をのぞむ 11.西楼門より中央祠堂を望む 12.北祠堂 13.西塔門より 14.西塔門より 15.東塔門より寺院全体を望む
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撮影:2007年9月18日午前
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懐かしく拝見しました。
アンコールワットは訪問先の中のベストスリーに入ります。
2010/4/23(金) 午後 3:46 [ moriizumi arao ]