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創 建 者 : ヤショーヴァルマン1世
創建年代  : 893年
信   仰 : ヒンドウー教(シヴァ派)
位   置 : シェムリアップ市外から国道6線に沿って東に約12Km
        アンコール・ワットの東南東方向
配 置 図 : イラスト参照

 ロリュオス遺跡群の3つ目は、最後に建立された一番北側に位置するロレイ寺院。寺院の規模は前掲の2つプリア・コーとバゴンより小さく、祠堂の形はプリア・コーに近い。建立当時は灌漑用貯水池の中の島に建てられていたそうであるが、現在はその面影はない。この寺院は、ヤショーヴァルマン1世の父、インドラヴァルマン1世をはじめ祖先を祀るために建造されてものだという。

 配置図にあるように4基のレンガ造りの祠堂が、樋の交点、リンガを中心にして対峙した形で建っている。このリンガの上に聖水を注ぐと四方に流れ出す仕組みになっており、当時のクメール王朝の農業を支える原点であった治水技術象徴しているといわれている。

 4基の祠堂のうち南西に位置する祠堂は頭頂部が無くなっており破損が著しい。
4基ともある程度の修復がなされてはいるものの上部のあちこちには草が伸び放題になっている様は12世紀もの長い歴史を物語っている。

 ヒンドウー教の特長であるデバター、カーラなどは修復されて見易くはなっているが、壁のレンガ部分は崩壊したままで修復されていない状態がかなり目立った。世界遺産に登録されたことにより何とか修復されて後世に保存されるようになったことは喜ばしいことである。

<写真の説明> 番号は左上からの順
 1.配置図 2.インドラヴァルマン1世を祀っている祠堂(南東の位置) 3.同左(カーラと金剛力士像)4.北東の祠堂 5.同左 6.同左デバター 7.北西の祠堂入口に刻まれた経文 8.南東の祠堂の後側 9.北東の祠堂の上部側面 10.北西と南西の祠堂の側面 11.遺跡中央のリンガ 12.北東祠堂のカーラ 13.北側より3基の祠堂を望む

(本ブログの全ての写真はコピーライトを有す。無断転用・転載・複製を禁ず。)
撮影:2007年9月18日午前

「・アンコール王朝遺跡」書庫の記事一覧

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凄く詳しく記事にされてるんですね。 スゴイ

2007/11/7(水) 午後 7:57 AKIRA

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