
・創 建 者 : ラージェンドラヴァルマン2世の代に着工し、ジャヤヴァルマン5世の代に完成(実質上はジャヤヴァルマン5世の摂政を務めた王帥バラモン高僧ヤジュニャヴァラーハと彼の弟のヴィシュヌクマラ)
・建年代 : 967年
・信 仰 : ヒンドゥー教 (シヴァ神とヴィシュヌ神)
・位 置 : アンコール・ワット寺院の北東に位置し、シェムリアップ市内から40Km、車で約1時間の距離
・建造物の材質: 外壁は赤色砂岩とラテライト、屋根の一部にレンガを使用
・敷地の大きさ: 東西約115m、南北約95m
・配 置 図 : イラスト参照 A:門(東、西)B:参道 C:リンガ D:パビリオン E:矩形建造物 F:周壁 G:環濠 H:経蔵 I:3基の祠堂の基壇 J: 中央祠堂
・発 見 : 1914年、アンコールの中心部から遠いため、発見が遅れた。
「女の砦」を意味するバンテアイ・スレイは「アンコール美術の至宝」などと賞賛されている。日本のアンコール遺跡研究の第一人者である石澤良昭氏に「東洋のモナリザ」と言わしめた優雅で美しいデバダー像が寺院の壁面を飾っているので有名である。昨年あたりまでは、「東洋のモナリザ」のある寺院周辺は遺跡保護の観点でロープが張られていて至近距離では見られなかったらしいが、現在では完全に開放されている。
今回のツアーでは天候にも恵まれ、いい写真が撮れたと自負している。本ブログでは容量制限のため画質を落として掲載しているが、それでも見ごたえのあると思う。写真は1回では紹介し切れないので2回に分けて掲載する。既に多くの皆さんが、ホームページやブログで紹介されているので新鮮味はないと思うが、敢えて記録として残しておく。
バンテアイ・スレイ遺跡はアンコール遺跡群の中では規模が小さく、こじんまりとしているが、精巧で彫りの深い華麗なレリーフがふんだんに施された超一級の芸術品の趣があるのが大きな特長である。その1として今回は遺跡全体を把握できる写真と「東洋のモナリザ」といわれる女神像を中心に掲載した。この「東洋のモナリザ」には有名な逸話がある。それは1923年にフランス人のアンドレ・マルローがデバター像を盗み出して逮捕され、注目を集めたことである。マルローはその後この体験を基に小説『王道』を記している。
次回、その2では破風に施されたレリーフの写真をまとめる予定である。
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<写真の説明> 番号は左上からの順
1.遺跡配置図 2.東門 3.門柱のクメール語の碑文 4. 門柱のクメール語の碑文拡大 5.環濠より望む全景 6.第一周壁門正面 7.第二周壁門破風レリーフ 8.第二周壁門_ヴィシュヌ神の妻のレリーフ 9.第二周壁門破風 10.祠堂全景 11.ナンディン像 12.北塔_東洋のモナリザ左右 13.北塔_東洋のモナリザ左 14.北塔_東洋のモナリザ右 15.東洋のモナリザ左右
撮影:2007年9月19日午後
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バンテアイ・スレイのデヴァターは、彫刻がきめ細やかで、
とても綺麗でしたね♪
kassyさんの写真、よく撮れていますね(^O^) ポチ☆!!
トラックバックさせて頂きますね☆!!
2008/2/11(月) 午後 5:37 [ - ]
hitobooさん
コメント&TB&ポチ、ありがとうございます。この遺跡の何ともいえない赤色砂岩の色が好きです。
2008/2/11(月) 午後 6:24