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昨日に引き続き、バンテアイ・スレイ遺跡について記す。今回は破風などの美しいレリーフの写真を中心に紹介する。 写真をクリックすると拡大できます。 【第二周壁の東門破風のレリーフ】 ヴィシュヌ神の妻、ラクシュミーがゾウの聖水で身を清めてもらっている。下部にはガルーダとナーガ(蛇)が描かれている。 【第二周壁の西門破風のレリーフ】 「ラーマーヤナ物語」の一説:中央が争うサルの兄弟、右側から矢を射るのがラーマ王子。 さらわれたシータ姫を探してラーマ王子が森へ入ると、兄ザルに妻を奪われ、王の座も奪われたというサルの王スグリーヴァが泣いていたので気の毒に思ったラーマ王子がスグリーヴァに加勢したシーン。その後、スグリーヴァは王座を奪回。 【第三周壁の東門破風のレリーフ】 踊るシヴァ神 :中央で踊っているのがシヴァ神。左側に座っているのは、大変美しい元王妃カリーカラミヤという女性(未亡人)。右側には太鼓を叩いている雷神インドラ神がいる。 王の死後、あちこちの王がこの女性を奪い合い争ったため、憂いた彼女は自分の魅力、美貌を破壊してくれとシヴァ神に頼み、シヴァ神は望み通り美を破壊してしまったという悲しい話。 【南経蔵東面の破風のレリーフ】 上 : シヴァ神に抱きついているのは妻のバールヴァティー 下 : 20本の腕と10の頭を持つ魔王ラーヴァナが、瞑想を邪魔するためカイラス山を動かそうとしている。シヴァ神はカイラス山で瞑想し阿修羅をやっつけようとしていた。怖がるバラモン僧やトラ、ライオン、ゾウ、シカなどの様子も描かれている。 【南側矩形建物破風のレリーフ】 渦を巻いたデザインが特長 【南側矩形建物破風のレリーフ】 渦を巻いたデザインが特長 【南塔と南経蔵全景】 左:南塔南面 右:南経蔵南面 【南塔破風のレリーフ】 ナンディン(牛)に乗ったシヴァ神と思われる。 【北塔全景】 北塔の下部に「東洋のモナリザ」のレリーフが左右にある。 【北塔下部拡大】 「東洋のモナリザ」のレリーフが左右にある。中央の扉は本物ではなく、レリーフ。 【北塔破風のレリーフ】 「東洋のモナリザ」のレリーフの上部に位置する白鳥に乗ったブラフマー神と思われる頭が欠けたレリーフ。 【北塔、中央祠堂、南塔の下部】 (本ブログの全ての写真はコピーライトを有す。無断転用・転載・複製を禁ず。) 撮影:2007年9月19日午後 |
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バンテアイスレイ、懐かしいです。
この遺跡の色合いが好きでした。
お写真、綺麗に撮れていますね。
2007/11/22(木) 午前 0:22
お立ち寄り&コメ、ありがとうございます。
アンコール遺跡の中で一番レリーフの彫が深くきれいでした。
2007/11/22(木) 午前 1:28
すごい!詳しいのでTBさせてもらいます!
2008/1/24(木) 午後 2:19 [ - ]
たまさん
ご訪問&コメ&TBありがとうございます。アンコール遺跡の中でバンテアイ・スレイは印象深い遺跡でした。
2008/1/24(木) 午後 3:18
赤色砂岩でできているせいか、彫刻が特に綺麗な遺跡でしたね♪
私もこの遺跡は特に印象深いところです(^-^)
トラックバックさせて頂きますね☆!!
2008/2/11(月) 午後 5:41 [ - ]
hitobooさん
コメント&TBありがとうございます。本当に綺麗なレリーフでしたね。遺跡としては小さいながらも当時の王の思い入れの強さが窺えますね。
2008/2/11(月) 午後 6:43
とっても綺麗な写真と、興味深い解説ですね。
ご迷惑でなければ、TBさせてくださいね。
2008/5/17(土) 午後 10:00 [ アオキ・ママ ]
青木家さん
トラバありがとうございました。
本当に印象に残る寺院です。返礼のトラバさせていただきました。
2008/5/17(土) 午後 10:21