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 この記事はブログを始めた2年目の2008年1月21日にWikiモード版でアップしたものを見やすくするためにかんたんモード版にリニューアルしたものです。

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アンコール遺跡群の旅行記、前回(2007年12月13日)アップしてから約1ヶ月以上、間が空いてしまいました。慌ただしい年末年始も過ぎ、やっと落ち着きましたので今回を含め、あと2回で完結する予定。

【王宮周辺広場概要】

・象のテラス
 創建者:ジャヤバルマン7世、ジャヤバルマン8世改修
 創建年代:12世紀末
・ライ王のテラス
 創建者:ジャヤバルマン7世
 創建年代:12世紀末
・プラサット・スール・プラット
 創建者:ジャヤバルマン7世
 創建年代:12世紀末
・パブーオン
 創建者:ウダヤーディティヤヴァルマン2世
 創建年代:11世紀中頃

【解説】
 
 王宮跡は配置図にあるように前回説明したバイヨン遺跡(アンコール・トム遺跡の中心)の北西に位置しており、東大門(勝利の門)から入って真正面にある。敷地が東西約600m、南北300mの周壁で囲まれている王宮は木造であったため、現在は何も残っていない。

 王宮前広場には350mに及ぶ2つのテラス(ゾウのテラス、ライ王のテラス)が王宮の東面に沿って南北に並んでいる。テラスの高さは約3m。テラスの正面(東側)約200m先には「綱渡りの塔」という名で呼ばれている12の塔が南北に一列に並んだプラサット・スール・プラット遺跡が見渡せる。真偽のほどは不明のようであるが、王宮前広場に集まった観客に綱渡りを見せたという。

 王宮の南側にはその創建年代が、バイヨンよりも古く、11世紀中頃と言われているバプーオン(隠し子の意味)寺院がある。4列の円柱に支えられた長さ200mの空中参道が続いた先には小さいながらも石造りの中央祠堂や経堂がひっそりとその姿を留めている。その昔、カンボジア王とシャム(現在のタイ)王が兄弟だった時、預かったシャム王の子どもに将来、国が乗っ取られると勘違いしたカンボジア王がその子どもを殺した為、シャムとの戦争が始まったと伝えられている。シャムの報復を恐れ、カンボジア王妃が自分の子どもをこの寺院に隠したのが名前の由来とのこと。

 この王宮周辺の広場はゆったりとした空間が広がっており、国王がここのテラスに立って当時戦いから凱旋帰国した軍を謁見した様子が目に浮かぶようである。


1.王宮周辺配置図
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2.象のテラス中央外壁:ハスの花を摘む3頭の象
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3.象のテラス北側外壁:ガルーダとガジャシンハのレリーフ
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4.象のテラス南側外壁:象のレリーフ
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5.象のテラス内部:ガルーダとガジャシンハのレリーフ
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6.ライ王のテラス外壁
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7.ライ王の像のレプリカ(本物はプノンペンの国立博物館にある)
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8.バプーオンへの空中参道(上部より)
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9.バプーオンへの空中参道(側面より)
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10.バプーオンへの空中参道(下部より) 
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11.パブーオン中央祠堂
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12.プラサット・スール・プラット
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13.勝利の門の四面仏塔  
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14.勝利の門の四面仏塔全景
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写真撮影:2007年月9月19日
(イラスト以外の全ての写真はコピーライトを有す。無断転用・転載・複製を禁ず。)


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