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この記事はブログを始めた2年目の2008年2月3日にWikiモード版でアップしたものを見やすくするためにかんたんモード版にリニューアルしたものです。
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昨年、9月にアンコール遺跡群を訪問して以来、断続的に旅行記をまとめてきましたが、アンコール・トムの南東方向に約1.8kmのところに位置する今回のタ・プローム遺跡が、いよいよ遺跡群の最後になりました。
【タ・プローム遺跡の概要】
・創 建 者 :ジャヤヴァルマン7世の時代 ・建 年 代 :1186年 ・信 仰 :仏教 ・位 置 :シェムリアップの中心部から北に約4Km、車で 約20分の距離。
・建造物の材質:ラテライト、砂岩 ・敷地の大きさ:東西約1000m、南北約700m 四方をラテ ライトの壁で囲まれている。
【解説/所感】 この遺跡はジャヤヴァルマン7世が母のために作った仏教僧院であったが、後にヒンドウー教に改宗された。そのため仏像の顔が所々削り取られている。往時の華やかさは想像だにできないが、この寺院に僧侶5000人、踊り子600人ほどが住んでいたという。 東側の崩壊している東塔門から入場すると緑色の苔に覆われた崩れかけた東門が目に入る。東門の外側と内側にはアバターやレリーフが施されている。
タプローム配置図(クリックで拡大できます)
緑色の苔に覆われたデバター、レリーフのある東門
東門内側レリーフとスポアンの木
東門内側レリーフ
更に前進し東側入口塔門を抜けるとすぐ右側に大蛇が横たわっているような樹齢300〜400年の木の根が遺跡を押し潰している景観に圧倒される。この近くには胸をたたくと反響してエコーが響くエコーの祠堂がある。真偽のほどは定かではないが、壁には宝石やガラスが嵌め込まれていたとされる穴が無数に空いており、上部に開いた穴から差し込む光に美しく光り輝いていたのではないかとの想像をかき立てられる。
砂岩の塔
大蛇のようなスポアンの根(樹齢300〜400年)
中央祠堂周辺には妖艶な姿のデバターに囲まれた修復中の中庭がある。この近くにはスポアンの根の上に更に別の植物の根が張り巡らされ毛細血管のように見える木がある。また、木の根に閉じ込められた壁面の仏像があって正に木の根の祠堂といった趣がある。
中央祠堂近くの血管のように絡まるスポアンと他の植物の根
中央祠堂の周りのデバター
前の写真の左デバターの正面
スポアンの根の中の仏像
スポアンの根の中の仏像拡大
やはり一番の圧巻は、この遺跡で最も有名な中央祠堂南西側の第二回廊を踏みつけたスポアンの根である。回廊の内側と外側を跨いで押し潰しそうな格好のスポアンの複数の根はこの遺跡の象徴と言えよう。
中央祠堂南西側回廊内側を踏みつけた巨大スポアン
(北側から撮影)
中央祠堂慢性側回廊内側を踏みつけた巨大スポアン
(南側から撮影)
中央祠堂南西側回廊外側を踏みつけた巨大スポアン
写真撮影:2007年月9月19日
(イラスト以外の全ての写真はコピーライトを有す。無断転用・転載・複製を禁ず。)
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