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この記事は9年前の2007年8月9日にWikiモード版でアップしたものを見やすくするためにかんたんモード版にリニューアルしたものです。写真が多いので2回に分けました。
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今回は、気分を変え太平洋を越えてペルーから西に約2万Km離れたインドネシアの世界遺産めぐりです。
インドネシア最大の観光地として知られるジョグジャカルタ。そこにはボロブドゥール仏教遺跡、プランバナン寺院といった世界遺産がある。赤道直下のジャワ島東部に位置するジョグジャカルタへの日本からのアクセスは、ジャカルタかバリ経由が一般的である。私の場合はちょうど3年前(2004年7月)、出張で滞在していたジャカルタからジョグジャカルタまで午前のフライトで立ち、夕方のフライトで帰ってくるフリーの日帰りコース(日本語ができる現地のガイド付き)を計画した。訪問当時は遺跡はほぼ完全な形であったが、2006年5月24日に起こったジャワ島大地震で寺院の石塔の一部が崩れるなどの被害に会い、その後、更なる修復が進められているものと思われる。
ボロブドゥール仏教遺跡は世界最大の大乗仏教遺跡であり、カンボジアのアンコール・ワットと並ぶ壮大華麗な東南アジアの代表的遺跡である。建設当時の文献がなく、まだ解明されていない謎が多い。 <豆知識>
・発見者:1814年にジャワ島を統治していたイギリス総督ラッフルズ(19世紀初頭の冒険家)によって偶然に発掘され、発見された。それまでメラピ山の大噴火によって火山灰と密林に埋もれていた。 ・場所:ジョグジャカルタ市の西42Km、ヤシの樹海が広がるクドウ盆地西南のやや小高い丘の上 ・時代:780〜833年 ・建造者:シャイレーンドラ朝といわれている。 ・主な構造:一辺120mのほぼ正方形の基壇の上に9層(基壇を含む)の壇が積み重ねられ(下部6層が方形、上部3層が円形)、頂上に72個のストウパ(卒塔婆)があるピラミッド型の巨大構造物。 全高35.29m(人工衛星利用による測量結果)。最下層の基壇は「欲界」、その上の8層は欲望を超越 したもののまだ肉体を持つ「色界」、さらにその上の3層が悟りの世界「無色界」という仏教の「三界」という世界観を表しているとの解釈がなされている。基壇を除く5層には回廊(幅約2m)の壁に 釈迦をめぐるさまざまな物語が刻まれた見事なレリーフ(浮き彫り)ある。 ・建設の目的:まだ、定説はないが、下記の説が挙げられている。 ①ストウーパ説〔仏舎利(仏陀の遺骨)などの聖物を収めた塔であったという説。実際には仏舎利は保有していない。〕
②曼荼羅説(立体マンダラであったとの説) ③霊廟説(最近の考古学調査では必ずしも墓地や霊廟ではなく、礼拝所、学問所、宮殿の可能性がある。) ・世界遺産登録 : 1991年(文化遺産) 次回に続きます。
写真撮影:2004年7月31日
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イラストは「BROBUDUR Gold Tales of the Buddhas」 PERRIPLUS EDITIONS (HK) Ltd. 2004版より引用したものに日本語の解説を加えた。
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