奮闘する日本ハム・西川の5グラムのこだわり 華やかなプレーの裏に入念な準備チームスタッフによって削られた日本ハム・西川のバット【拡大】 プロフェッショナルは、道具に対してもこだわりがある。7月のある日。試合前練習でグラウンドに姿を現した日本ハム・西川遥輝外野手(25)が新品のバットを手に、チームスタッフへ注文を出していた。
「枳穀(きこく)さん、5グラムほど削ってください!!」
1軍用具担当の枳穀氏にリクエストを出したのは、バットのグリップ部分を5グラム分ほど削ってもらうことだった。
西川が使用するのは、アドバイザリー契約を結ぶアディダス社製のバット。「いつも同じ形で作ってもらうんですけど、自分の感覚がそのときによって違うのか、ほんのちょっとだけグリップが太く感じたんですよね」という。用具担当は練習中にベンチ裏にこもり、紙やすりで少しずつ削り、試合前に注文通りのバットが完成した。
たかが5グラムというなかれ。そのわずかな違和感で捉えたはずの打球が野手に捕られてしまうケースもあるし、頭を越えてくれる可能性もある。1本のヒットがチームの勝利を左右し、自分の給料にも直結する。サラリーマンで言えば、わずか5秒の違いで、いつもの電車に乗り遅れてしまう喪失感だろうか…。
同じような人に出会った経験があった。巨人・高橋監督の現役時代だ。SSK社製のバットを愛用していた高橋監督はメーカー担当者にお願いして、グリップエンドに細かくグラム数を書いてもらっていた。
ベンチには2、3種類の重さが違うバットを持参し、その日の体調、気候、調子によって使い分けた。ユニホームのポケットには1グラム、3グラムと書かれたおもりを忍ばせ、重みの違いを確認する徹底ぶりだった。
日本一となった昨季に初の打率3割(・314)を達成した西川の2017年は1日現在で全93試合に先発出場し、打率・306、5本塁打、24打点。盗塁27は西武・源田と並んでパ・リーグ1位。5位に低迷するチームの中で孤軍奮闘している。
初出場した7月14日の球宴第1戦(ナゴヤドーム)では「狙っていた」という最長不倒の141メートル弾。DeNA・筒香や日本ハム・中田を超える特大弾で敢闘選手賞を獲得すると、15日の第2戦(ZOZOマリン)ではロッテ・サントスばりの走り打ちでファンを魅了した。
華やかなプレーの裏には、繊細なこだわりと入念な準備がある。バックグラウンドを知れば、西川の打席を見ることが、より楽しくなる。(桜木理)
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村上ちゃん
ナイス有難う御座いました
2017/8/3(木) 午後 5:53
行雲流水 さん
ナイス有難う御座いました。
2017/8/3(木) 午後 5:54
> 春日さん
ブログもだめですか?
[ ばう爺 ]
2017/8/4(金) 午前 10:29