|
阪神は、9日の広島戦(ハードオフ新潟)に6−2で勝ち連勝。開幕から低迷していたマット・マートン外野手(30)が、2点適時三塁打を含む2安打と、久しぶりに活躍した。
「試合前に監督と話して精神的にリラックスできた」と復調のきっかけに、和田豊監督(49)の名前をあげた。
確かに、この日の試合前、打撃ケージの後ろでは通訳を介して2人が話し込む姿があった。
和田監督は「ちょっと、いろんなことに対してイラついている感じだったから」と説明する。指揮官自ら、虎のヒットメーカーに“カウンセリング”を行っていた。
マートンは前日8日、6回に遊ゴロで凡退すると攻守交代の際、球審に険しい表情で“物言い”をつけていた。片岡打撃コーチと藪投手コーチが割って入ってその場を収めたが、このところ感情を露骨に出す場面が増えている。
2年連続で最多安打のタイトルを獲得した男も、今季は広がったといわれるストライクゾーンの対応に苦しみ、ここまで打率は・228。
しかし和田監督は「ストライクゾーンの判定はお互いさま。乗り越えていかないといけない」と、諭していたのだ。
OB会長の川藤幸三氏は「とはいえ不満があるときは、なんでもかんでも黙っていたらイカン。多少は判定に文句をつけないことには、審判もわからんしな」とやや過激な“ガス抜き”も勧める。
どちらがマートンに向いているかは難しいところだが、感情のコントロールが復調のカギになることだけは間違いなさそうだ。
|
全体表示
[ リスト ]




