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プロ野球史上7人目となる、通算2500安打を達成した阪神・金本知憲外野手(44)。記録だけでなく、まだまだ“集客”のために働かなくてはならないようだ。
メモリアルの一打は、28日の中日戦(ナゴヤドーム)7回に放った右翼線への二塁打。「記録は長くやっていたらいつかは到達する。『2500本打った』からどうこうではなく、その中の何本がチームの勝ちに貢献できたかの方が大事」とクールだった。 打率・255、4本塁打、19打点。数字は物足りないが、個人記録到達のたびに注目を集めるという点では、今もチーム随一の存在だ。12球団トップの人気を誇ってきた阪神も、年間予約席の売り上げは昨季比約1割減。観客動員にも苦戦が続く。だからこそ“金本頼み”なのだ。 甲子園で行われる7月12日(中日戦)、13日(ヤクルト戦)の2試合は「金本・新井選手デー」。営業部では「当日は、金本選手の声で場内アナウンスも予定しています」と話す。 球団以外でも引く手あまた。7月3日に開業100周年を迎える大阪・新世界のシンボル「通天閣」では、東京スカイツリーに負けじと営業作戦を計画。通天閣の展望台に鎮座し、足の裏をなでると御利益があるとされる「ビリケンさん」と金本との“コラボ”を狙っているのだ。 運営会社、通天閣観光の高井隆光副社長(37)は「金本さんはここ数年、故障などが続いてラッキーパワーが足りないように見える。足の裏をなでに来てほしい。先月、32年ぶりに新調したばかりで、先代のビリケンさんが球場のベンチまで“出張”もできるし、阪神さんに働きかけたい」とやる気満々だ。 金本以外に客を呼べる選手がいないというのも寂しい限りだが、当人も“営業マン”の職責を果すにはもう少しバットの方で奮起する必要がある。 |
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