風まかせお天気日記。blog版

気象予報士・片平敦の日常つれづれ日記です。

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秋深し…

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通勤途中の御堂筋。
今朝撮影した「イチョウ」の写真です。

大阪ではきのう20日に「イチョウ黄葉」が観測されました。

ソメイヨシノの開花ばかり有名になっているけど、
全国の気象官署(気象台・測候所)では
いろ〜んな動植物の観測をしているんです。

ソメイヨシノイチョウイロハカエデアジサイサザンカサルスベリ、
ツバメクマゼミモズウグイスニホンアマガエルホタル…などなど。

で、イチョウの黄葉も観測しているんですが、
「この木が黄葉したら、発表!」って言う「標本木」は、
大阪では大阪城公園にあります。西の丸庭園の入り口に。
この木が十分に黄色くなったので、きのうの「イチョウ黄葉」が発表されました。
 (ちなみに「黄葉」の基準は、“葉の色が大部分 黄色系統に変わり、
  緑色系統の色がほとんど認められなくなった”とき。気象台の人が目で見て判断します)

でも、御堂筋ではまだあんまり黄色くなくて、緑色が残っている感じ…。
とても「黄葉」が発表できる感じじゃないですよね。
そう、例年 御堂筋のイチョウ黄葉は、標本木よりもちょっと遅いのです。
やっぱり車がいっぱい通るし、人も大勢通るから、ちょっと気温が高いみたい。
春に葉っぱを付けるのは早く、黄葉して落葉するのは遅いのが、御堂筋イチョウの特徴です。

昨年、関西気象予報士会で講演を聴いたときに、
「夏場に宇宙から大阪を見ると、南北に一本、気温が周りより低いところがある。
 それが御堂筋。」と伺いました。
夏場にはあのイチョウ並木が気温の上昇をわずかに食い止める効果があるみたいです。

葉っぱの付いてる期間がほかの木より長いうえに、
ヒートアイランドの阻止に一役かってるだなんて、応援したくなりますね!!

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おなじみ長堀橋の気象協会から撮影した写真。
きのう月曜、雨上がりの大阪のようすです。

雲の間から光が幾筋も地面にのびているの、見えるかなぁ。
これ、「天使のはしご」と言う現象。
英語では「Angel Flash(エンゼルフラッシュ)」って言います。

みんな見たことあるこの現象ですが、
こんなキレイな名前が付いているんです。
気象って自然科学的な側面も多分にあるんだけど、
こういう文学的・詩的な表現もいっぱいある素敵な学問だなぁって思います。

タイトルの意味?
NHKの連続テレビ小説「まんてん」で、
宮路真緒さん演じる気象予報士「まんてん」ちゃんが、
天気解説中に見つけて「天使のはしごやぁ」って言ったことがあったのでした。
(同じシチュエーションだったら、100%僕も同じことを言うだろうね)

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