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僕、本を読むのが好きです。
たぶん1〜2週間に1冊くらいは読んでいるので、
年間は…うわぁ、20〜30冊以上読んでいる計算になるのか…。
(しかも図書館で借りるんじゃなくて、買いたい人、なんです)
そんな僕がオススメする本を2冊ほど…。
1冊は言わずと知れたTBSのお天気キャスターで
僕の師匠の森田正光さんによる新著「理不尽な気象」です。
近年あちらこちらで起こっている「理不尽」とも言える気象。
地球環境問題からお天気キャスターの裏話まで、あっと言う間に読み終えてしまう、
だけど、内容はとても深くて考えさせられる1冊でした。面白かった!
僕のブログでも以前書きましたが、測候所無人化に対する警鐘もあり、
無人化反対!と強く思ってアピールしているのは自分だけじゃないんだ、
もっともっと気象の現場の最前線の「ミスターお天気」とも言える
森田さんも反対と思って訴えておられて、すごく嬉しくなりました。
お天気キャスターだって、特に気象行政や環境問題について、
社会に強く訴えていくオピニオンリーダーの役割をもっとやっていくべきだと僕は思います。
森田さんは茨城県筑波山のアメダス撤去の際などにも、
テレビやラジオの放送で強く反対を訴えていらっしゃいました。
(筑波山のアメダスがなくなると、東京の雪の予報が一層難しくなるんです…)
思えば、大学生時代に森田さんから学んだことが、
今の僕の天気解説のすべての基本なんですね…。
なかなか大阪ではテレビで拝見する機会が少ないですが、
関東にお出かけの際には、皆様、ぜひご覧ください!!!
ちなみに、
「朧(おぼろ)」「霞(かすみ」「靄(もや)」「霧(きり)」
の違いってみなさん分かります? 回答は、ぜひお読みになってご確認を…。
◇
もう1冊は、まさに僕のような天気図大好き人間にとっては「名著」に当たります。
こんな本、読みたかった!!というような本なんです。
現在気象庁予報課の主任予報官(予報の現場のトップ)を勤めておられる
永澤義嗣さんの「天気図の散歩道」。かつて月刊「気象」に連載されていたものです。
みなさんは天気図って描いたことありますか?
中学校のときにラジオを聞いて描いた、アレ、です。
「石垣島では、北の風、風力3、晴れ…」と延々続く、アレ。
僕の原点はこの天気図を中学校のときに毎日書き続けたことなんですが、
天気図の等圧線のくびれひとつにドラマを感じ、
低気圧の一生に思いを馳せる人にはたまらない、名著です…。
(このブログの読者の方に、そんな方はいるのだろうか…)
天気図に興味を持っている方、気象予報士を目指している方は、ぜひご一読を…。
日々新聞やテレビなどで目にする天気図の中に新たな発見があること、うけあいです。
ちなみに永澤さんのインタビュー記事が最近の日経BPに載っていました。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/cover/taiwa/
ぜひこちらもご一読ください!!
○理不尽な気象
森田正光 著 講談社 840円(税込) 2007年10月 ISBN 978-4-06-272465-4
○天気図の散歩道
永沢義嗣 著 クライム 2,800円(税込) 1995年09月 ISBN 978-4-907664-17-6
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