風まかせお天気日記。blog版

気象予報士・片平敦の日常つれづれ日記です。

天気

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指し棒のナゾ

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東京で仕事をしていたときに
とってもお世話になった気象予報士仲間・太田陽子さんが
いまgooの公式ブログで「おしえて 気象予報士さん」と言う企画をやっています。

ご自身のブログでは頻繁に写真付きで更新されていて、
僕なんか頭の上がらない、ステキな気象予報士の先輩なんですが、
こないだ、「天気予報の指し棒」のことで質問をされました。

その内容が、上記公式ブログに載っています!
僕だけでなくて、東京で大活躍されているお天気キャスターの
指し棒話(なんじゃそりゃ)が見られますので、ぜひご覧くださいませ…。


・その1
  http://blog.goo.ne.jp/weather_column/e/031cd498fabc12b1f56a3cc353674375
・その2 
  http://blog.goo.ne.jp/weather_column/e/23d4f91c465b3e53d1aaf62af447cee0

本当にいいの??

きのう、気象庁のHPにこんな報道発表がされました。

●今年度の測候所の機械化・無人化について
  http://www.jma.go.jp/jma/press/0706/08a/chiiki.html

平成22年までに、気象庁は全国の「測候所」を廃止して、
完全に無人化、最寄りの気象台からの情報で事足りるだろう、と言うことなんです。
(山岳測候所だけでなくて、平地の測候所、が今回の対象です)

近畿地方ではすでに、
 兵庫県 姫路測候所、洲本測候所 が無人化されているんですが、
今年は 豊岡測候所 も無人化する、とのこと…。

無人化することによって、
 ・国家公務員の人員削減につながる
 ・税金でまかなわれる予算を縮小できる
と言うメリットがあり、
 ・IT技術の発達で、気温や雨量などのデータは自動観測できる
 ・同様に、周辺自治体や地元住民への防災解説は最寄りの気象台から可能
と言うことを前提にして、測候所の廃止を進めています。

でも、
 ○長期間同じ地域で観測してきたデータがそこで途絶えてしまう
  ・3〜6時間おきの「天気」の観測は、人がいないとできません
  ・初雪・初氷・初霜などの観測ももちろんできません
  ・ソメイヨシノ開花やクマゼミ初鳴、と言った生物季節観測も途絶えます
  ・ひょう、竜巻、黄砂などの観測も人間の目視に頼っているのでできなくなります
 ○地域の防災の拠点がなくなると感じて、地元は不安なのでは…?

と言うデメリットもあるんです。
特に、観測データが途絶える、と言うのは気象をやっている人間にとっては理解できません。
東京の気象庁本庁の部内でも、測候所廃止については反対意見も根強いと聞きます。
なんでも機械化・自動化・コンピュータにすればいい、と言う人たちが増えてきているのでしょうか…?
機械が悪いとは言いませんが、人間にしかできないこと、をそんなにないがしろにしていいのかな…。

国家公務員全体の人員削減によって予算の縮小を図る、と言うことの一環ですが、
気象をやっている者としてひいきめに見てしまうことを承知の上で言えば、
ほかにも予算を削れる場所は山ほどあるだろう、
特に気象庁の上位官庁である「国土交通省」には…、なんて思ってしまいます。

今年度の測候所の廃止は10月1日。
廃止される前に、まだ行ったことのない豊岡測候所には行ってみたいな、と思っています。

雷が激しい窓の外を見ながら、そんなことを考えていました。

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久しぶりに「アメダスめぐり」に行ってきました。
近畿地方106ヵ所のうち、今回で26ヵ所回ったことになります。
まだまだ完全踏破には程遠いなぁ…。

さて、今回は「兵庫県南東部」が対象地域。
と言うか、単に「スルットKANSAI・3DAYチケット」を使って、
電車で回れるアメダスがそのあたりだけだったのですが…。
三木・三田・西宮の3地点を一日で回りました。
朝9時に出発して、大阪に帰ってきたのは午後5時ごろ。
1日仕事です。……仕事じゃなくて、趣味だけど。

この3地点のうち、三木と三田は消防分署や消防本部にあって、
受付にひと言声をかけてから、アメダスを見せてもらいました。

両方とも、とても好意的にしてくださって嬉しかったぁ…。
消防の方もアンカーを見てくださっているらしく(身が引き締まります!)、
アメダスの写真を撮りに来た僕が、なぜか消防官のみなさんと記念写真を…(笑)。
三田のアメダスでは、「せっかくだから…」と
指令室の中(119番通報するとここにつながる!)や、
5階建ての訓練棟のなかも見せてくださいました。
(訓練棟の屋上に、風向風速計が設置されているんです。階段キツかった!)

レスキュー隊の方がロープにぶらさがって向こうの建物にわたる訓練をしていて、
ふだん何もないときにもこんな過酷な訓練をされていて感激しました。
災害や事故など、いざと言うときに、本当に安心だなぁ。
(防災士的には、まず自分の身は基本、自分で守る!のが重要ですが。)

最後にはコーヒーまでいただいてしまい、
アポもなにもしていないのに、なんだか恐縮しました…。
みなさん、本当にありがとうございました!!!

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きょうの西日本は、空高いところに真冬並みの冷たい空気が入ってきて、
雨雲や入道雲が出来やすいお天気でした。
 ・東京では19年ぶりの4月の雪
 ・鳥取では沖合い10〜20kmに竜巻を観測
 ・近畿北部でも積雪10センチ以上のところも!
と言うお天気だったんですね。いや〜寒かった!!

大阪も昼過ぎから雨が降ったりやんだり。
夕方、西の空を見ると、雨の降っているところとやんでいるところの境目が見えました!
1枚目の写真、右半分は雲から何か落ちてきていますよね!!
ここが、雨の降り始め(か、降り終わり)のところなんです。
高い建物や周りが開けているところだと、こういうのが見えることがあるんです。
(昔、潮岬測候所に行ったときにも見えました)
これ、「視界内降水」とか「視程内降水」って、専門的には呼んでいます。

そして日差しが出始めてくると、僕はいっつもお日様の反対側を見てみるんです。
よしっ、きょうも見ぃ〜っけ!!! 
放送では時間がなくて言えなかったけど、キレイな虹が出ていました。
写真は、長堀橋の気象協会(16F)の窓から見た虹。きょうのは一段と鮮やかに見えました。

それに、虹の外側にもうひとつ大きな虹がうっすら出ていたんです。
3枚目の写真、うす〜く7色に分かれている帯が見えるかなぁ…。
肉眼ではちゃんとはっきり見えました。
これ、「副虹(ふくこう)」って言って、たまに見られる現象。
(あ、これも潮岬測候所に行ったときに見たなぁ)

もっと運が良いと、その外側にさらにもうひとつ見られることもあるそうです。
(「過剰虹(かじょうこう)」って言います)

お月様の光で虹が見られることもあるそうで(「月虹(げっこう)」)、
これ、僕が死ぬまで一度でいいから見てみたい幾つかのもののひとつ。

雨上がりには、昼でも夜でも、いつも射す光の反対側を眺めています。
きょうも良いもの見られて、マンゾクマンゾク。

P.S.
 タイトルは、もちろん虹の色の話。
 当然、世界中どこで見えても虹って同じものなんだけど、
 見る人たちの国や文化によって、何色に見えるかって違うんですね。

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2月半ばから1か月半以上通い詰めている大阪城公園西の丸庭園。
もちろん、みなさんご存知、大阪のソメイヨシノの標本木です。
ほかの植物ではそうでもないけど、
僕、やっぱりソメイヨシノとなるとこう足しげく通ってしまいます。
やっぱ日本人なんだねぇ、とふと思っちゃいました。

先週火曜の開花から1週間、きょう満開の発表が気象台からありました。

僕も見てきましたが、周りのソメイヨシノも、標本木も、
年に一度の晴れ舞台で精一杯咲き誇っていました!!!
青空に満開のソメイヨシノ……本当にキレイでした。

ところで、標本木の周りには、お花見の人たちが大勢いましたよ!
お酒を飲んで良い気分のおじさん、夜桜のための場所取りをしているサラリーマンさん…。
僕もお花見の予定がいくつかあるから、ちょっと楽しみになってきました。

満開の桜って、見ていると本当にウキウキしてきて、幸せな気分になります。


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