風まかせお天気日記。blog版

気象予報士・片平敦の日常つれづれ日記です。

天気

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「ふるさと」の風景

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僕の母校……ではありません。

2日連続の「お天気お遍路さん」の2日目、
大阪府北部のアメダスをふたつ回りましたが、
そのうちのひとつ「能勢」のアメダスの写真です。
町立東郷小学校の校門のわきにポツンした佇まいのアメダス。
とてもほっと出来る、「ふるさと」のアメダスでした。

悪い言葉で言ってしまうと、「田舎」なんだろうけど、
(ホントは「田舎」ってことばも悪い言葉じゃないよね)
僕には時間がゆっくり流れる、のんびりしたふるさとの風景に写りました。

周りは田園が広がる小高い丘のうえにある小学校。
都会じゃ今は考えられないことですが、校門に門扉はありません。
この学校と、アメダスと、方法こそ違えども
「教育」と「防災」として町を守っているんだな、ってふと思って、
襟を正してお辞儀をして、帰りのバスに乗ったのでした。

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「近畿百六カ所札所めぐり」と言うのがあります。

…というか、僕が作りました。
近畿地方のアメダス106箇所を回る「アメダスめぐり」が趣味の僕が、
お寺の「札所めぐり」になぞらえてそう呼んでいるだけです…。

きょうはお昼から、大阪と奈良と和歌山の県境付近を回ることにして、
そのなかのひとつ、写真の場所に行ってきました。

以前にも同じような建物を紹介したことがあるから分かるかな?
全国に20基ある気象レーダーのひとつ、「大阪レーダー」です。
近畿地方のほとんどすべての範囲をこのレーダーで見渡して、
雨雲の接近や発達の度合いを観測する、とても優秀な機器なのです。

大阪レーダーは生駒山のちょっと南の「高安山」のてっぺんにあります。
東京方面から飛行機で伊丹空港に帰るとき、
ちょうど真下あたりにこのドームが見えるんですよ!!こんどぜひご覧あれ。

レーダーって、このドームの中にあるアンテナから電波を発射して、
雨粒に当たって跳ね返ってきた電波を観測することで、
「どのへんで」「どのくらいの」雨や雪が降っているかを推定するしくみです。
だから、遠くまで電波を飛ばせる=遠くまで見渡せる、山のてっぺんにあることが多いわけなんです!

高安山も見通しが良くて、楽しいプチ・ハイキングでした!
3枚目の写真、真ん中あたりにぼや〜っと見えるのが、たぶん大阪市街地のビル群です。
やっぱり山の上だったから初めはちょっと寒かったけど、
ケーブルカーで登って、ハイキングコースの山道を歩くと息切れして暑いくらい。
でも、レーダーと大阪平野の眺望が僕を癒してくれました!(←レーダーもかい!)

さて、明日は、来週は、どこに行こうかな。
百六カ所の札所すべて回るのが、この先数年間の目標です(笑)。

……あ、レーダーはアメダスじゃないから、百六番に含まれない「番外」か。

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いつも「風まかせ」を読んでくださってる方なら、上の写真、お分かりでしょうか?
そう、アメダスです。では2枚目の写真のなんだか物差しみたいなの、分かります?
答えはのちほど…。


初めに申し上げますが、きょうはお天気オタクの話です。お許しを…。

きのう月曜(あ、日付またいじゃったからおとといか)、
趣味「アメダスめぐり」の一環で、大阪府の熊取アメダスに行ってきました。

熊取町はご存知の方もおられるかもしれませんが、
京都大学の「原子炉実験所」があります。
その中に間借りして、気象台のアメダスがあるんです。

放射性物質を扱うだけに、人の出入りのチェックは厳しくて、
助手の方に案内してもらいながら、てくてく歩いて入り口から5分ほど。
小高い丘の上にアメダスはありました。奥に見える白い建物は原子炉。
原子炉とアメダスだなんて、なんとも不思議な景色ですね。

風の観測や気温の観測など、自然のままの状態を観測するのって、実はとても難しいんです。
このせまい日本、土地もカンタンに手に入るわけではないので、
駐車場に囲まれて夏は猛暑の観測点や、近くに高いビルがあって風はビル風?と思えるくらいの
アメダスがあるのも事実です。でも、熊取は本当に良い環境でした。

僕が見たアメダスの中で一番好きな所(こんなん言うからオタクって言われるんだな)は、
和歌山県の「友ヶ島」ですが、それに勝るとも劣らない、のんびりした良い場所にあったんです。


さて、冒頭の質問の答え。

2枚目の写真の測器は「雪尺(ゆきじゃく)」と言います。
その名の通り、雪の深さを測るものです。(「尺」って表現、何かアナログで好きです)
でも、本来、アメダスに付いている雪を測る機械ではありません。この雪尺は人の目が必要です。

アメダスでも雪の多い地方では自動で雪の深さを測れる機械が付いています。
全国210箇所くらいについている「積雪深計」と言うもので、
以前紹介した、宮城県の「白石」アメダスにも付いていました。
( http://blogs.yahoo.co.jp/katahirablog/1807232.html
 写真で見ると柱から左横に飛び出して付いてるラッパみたいなの、です。
 この熊取には付いてないでしょ?雪がそんなに積もらない地方なので…)

雪のあまり降らない地方にこの積雪深計をぜーんぶ付けて回ると、
設置にもメンテナンスにもお金がかかるので、付けていないわけなんです。

でも、気象台ではいくつかの機関にお願いして、
雪の降ったときにどれだけ積もってるか見てもらって教えてもらう、
「委託観測」って言うのを行っていて、ここ京大原子炉実験所もそのひとつなんです。
この冬もすでに2回ほど、気象台から問い合わせの電話がかかってきたそうですよ。

観測方法はいたってカンタン。
目盛りを見て、積もっている雪がどこまであるのか、を記録するだけ。
でもこんなにカンタンでも、「雪尺」はれっきとした観測測器なのです!!

最新の現代科学を進める原子炉実験所の敷地内で、
昔ながらの観測機器を見ることが出来て貴重な経験をさせてもらいました。


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 <お知らせ!>
  あす24日午前に放送のKTV「痛快!エブリデイ」で、
  企画のミニドラマに出させていただきます!!
   http://www.ktv.co.jp/b/everyday/contents/wednesday.html
  殺人事件で殺される僕自身の役……。おひまでしたらぜひご覧ください!
  先週金曜に楽しく撮影させてもらいましたが、その話もまた後日改めて…。
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ついにデビュー!!

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みなさん、きょうの「アンカー」はご覧いただけましたでしょうか?

成人式をきょう迎えた「スポらば」の堀あかりさんが
ステキなお着物でいらして(朝からずっと着ていてしんどそう…女の子は大変ですね)、
本当にきれいでした(堀さん、成人おめでとうございます!!)。

それもそうなんですが、きょうはもうひとつ。
とってもめでたい出来事があったんです!!

フィールドキャスターの林弘典アナウンサーがついに、
気象予報士として画面デビューを果たされたんです!!!
先週末に僕が「超・爆弾低気圧」と呼んだ低気圧の解説を、
「見習い気象予報士」としてモニターで一生懸命説明されました。

林さんは僕の一番の仲良しで、同郷だし、男子校出身者だし、
それより何より物事への「熱い」想いに共感するところがあって、
今では勝手に「親友」だと思わせていただいています。

そんな林さんですから気象予報士の資格を目指したのだって、
「災害報道」の立場から勉強したいとおっしゃって始められましたし、
日々ストイックに勉強されてきて、本当に尊敬しています。
受験勉強中もよく飲んでいっぱい気象のお話もしたし、
苦労をされたのも知っていますし、合格されたときは僕まで本当に嬉しかった!
(合格発表、いっしょに管区気象台に見に行ったんですよ!!(笑))

きょうはついにご自分で取材された大雪の内容を、
自分でモニター解説されたわけでした。
いわばこの1年間の勉強の集大成、だったんですね!

そのお祝い会で、焼肉食べて、その帰りの写真がこれ。
ふたりとも、熱い想いを語って気持ちよく飲んで、ご満悦のようすです。
林さん、本当におめでとうございました!!!


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   林さんのブログ 「林弘典のHAPPY VOICE」もどうぞ!
     http://www.ktv.co.jp/ktv/ann/cafe/hayashi/index.html
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毎年恒例・初詣で?

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新年明けましておめでとうございます!
今年も「アンカー」をどうぞよろしくお願いいたします!!
新年最初の放送は、あす4日からになります。

ブログの更新が3が日最終日のきょうになったのはワケがありまして…。
元日からきょうついさっきまで、田舎の祖母宅に遊びに行っていました。
宮城県白石市と言う、スキーで有名な蔵王の宮城県側の城下町です。
今年も埼玉の実家の家族や親戚一同とのんびり過ごしてまいりました。

お正月は毎年遊びに行って過ごすのがいつもの年のことになっています。

で、毎年散歩がてら行くのが写真の「白石アメダス」。
祖母宅から徒歩15分くらいの所にあって、田んぼの中にあります。

みなさん「アメダス」ってテレビなどで聞いたことがありますよね?
AMeDASとは、

 Automated      「自動で」
 Meteorological   「気象の」
 Data           「データを」
 Aquisition       「集める」
 System         「仕組み」

の頭文字の略称(Meだけ頭文字2文字)。
単に「雨を観測するからアメダス」なんじゃないんです。
正式名称を「地域気象観測システム」と言います。

全国に無人の観測所が設置されていて、
雨や風や気温などのデータを日夜収集して天気予報に利用している、
日本が世界に誇る大・気象観測網がこの「アメダス」なんです。

降水量の観測は全国約1,300箇所、
そのうち約840箇所では気温・風向風速・日照時間を観測しています。
(全国に840箇所もあるんだなんて、すごいよねぇ)
写真は、その840箇所のひとつの「白石」のアメダスです。

毎年散歩をしながらここまで来るのがかれこれもう5年以上になると思うけど、
ここに来て、風向風速計のプロペラがくるくる回っているのを見ると、
「僕も今年も頑張らなきゃ」「今年も休みなく観測してくれてありがとう」って
気持ちにさせられて、思いを新たにしている自分がいます。
さすがに神社みたいに「パンパンッ!」って拝んだりはしないけど、
僕にとっては、初詣でのような毎年恒例の大事な行事なんです。

僕が気象協会のメンバーにすら「オタク」といわれるゆえんなのでした…。

……お正月の白石レポート、近いうちに少しずつブログにアップします!お楽しみに〜。

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