|
現場の基本は一人で完結できる事ですが、道具も一人で持ち歩ける事が基本になります。
多種多様な道具、電動工具を車両で現場近くまで持ちこめますが、発災2,3日後の緊急期は車両移動が困難と考えるべきでしょう。
倒壊家屋や泥だらけの現場では、道具を置いたら見えなくなり紛失しがちです。誰かが、ちょっと借りまた貸しの繰り返しで行方不明にもなりがちです。
道具は身から放したら戻ってこない。無くなる覚悟でなければいけません。しかし、それでは自分が使う時に使えず集中力が途切れ疲れてしまいます。集中力低下と疲れは怪我を発生させます。必要な時に使える事が大切ですが、沢山の工具を持ち歩く事は無理な話です。では、どの工具を持ち歩くべきか?
現場の答えは手斧でした。
現場では小、中、大ハンマーを使う機会が多いですが三本も持ち歩く訳にはいきません。手斧の刃の反対側をハンマーとして使います。
家屋には電線が必ずあり、部材を取り除くに電線を切る必要があります。ペンチやワイヤーカッターを持ち歩くのは無理なので手斧で切断します。
他に応用としては隙間を開けるバールやスクレーパーの代用としても使用可能です。(あまり実用的ではない)
私は、ハンマーとペンチの代用品として使う頻度が多かったです。
こんな使い方は以前は知りませんでしたが、現場で見たり考えたりして使い方を覚えました。
ちなみに手斧で板や壁などを切断し破壊する事は大変です。体力と現場の状況を考えれば映画のような破壊工具としては向かないでしょう。
手斧を手で持ち歩く事は、見た目の異様さと片手が常時使えない状態になり足場が不安定な現場では危険です。いろいろ試行錯誤した結果、充電式電動ドリルを拳銃のように腰にぶら下げるホルスターが便利でした。
飛び出し防止のバンドもそのまま使えます。見た目や体の動きに違和感は少なかったです。
写真の手斧はホームセンターで3000円前後で購入した物です。泥の現場では手から滑りすっぽ抜けの恐怖がありますが、持つ柄の部分がすっぽ抜け防止加工してある手斧もあるようです。
被災地の相棒 http://blog.canpan.info/makezu/archive/1263
|
こんなのもありました。http://public.sakura-rubber.co.jp/fire/chapter04/4-05-04.htm#弁慶
万能斧とありますが、一般に「何でも」みたいなものは使い悪いという実感があります。ペンチと+ドライバーがついた十得ナイフがほしいと思っていましたが、ペンチはペンチ、ドライバーはドライバーの使用勝手に1000歩を譲ります。道具は大切ですね。安物も絶対だめですね。
2008/1/31(木) 午後 3:58 [ 飛鶴 ]
「弁慶」欲しいけどマニアと呼ばれそうで・・・
ハンマーとして使う頻度が多いですが、弁慶ではハンマーとして使えません。
十徳ナイフのドライバーはネジサイズが限定されます。ドライバー程度ならかさばらないし応用が利きますので中サイズをブラス、マイナスとも持ち歩いています。
十徳ナイフで一番役にたったのは、爪切りでした。
避難所でも需要がありますが、他人が使ったのは嫌なもので自分専用が欲しいところです。
2008/1/31(木) 午後 4:10 [ ジャッキー ]
手斧は確かに便利ですよね。
私もどれか一つと言われたら迷わず手斧っていうでしょうね。
2008/2/3(日) 午後 3:12
車に積んでますが検問で見つかると面倒そうです(笑)
2008/2/4(月) 午前 7:16 [ ジャッキー ]