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さきほどレスキュー隊が事故現場のガードレールを引き起こす様子を放送していました。
その現場を私も通りすぎざまに撮影していましたが詳細に放送されたので自粛を解禁します。
手動ウインチのチルホール。通称チルを使い引き起こしていました。
これは特殊な使い方と言えるでしょう。
通常は、重量物の移動に使用されます。チルのサイズ(適用機種)にもよりますが20トンの物も条件により移動可能です。
震災では、斜めになった建物の引き起こし、倒れ防止の一時固定に使用されたりもします。
建物の移動にも使用されたりもします。(技術的には、移動のコロ機構の方が問題。)
自主防災の装備品に指定されていたりもしますが、使用経験のある方にしか使えない道具です。
また、使用にはノウハウが必要であり少ない経験では危険な道具といえます。
チルホールを引っかけるワイヤーワーク。固定する側の強度、材質、固定方法の経験がなければ、作業中にワイヤーがはずれたり、固定側が壊れ、結果的に事故になります。
固定側も傷、少々の破損が発生しやすいので、素人は緊急時以外には使用を勧めません。
まあ、道具があればイザという時に誰か使える人がいれば役立つでしょう。
私的には、レバーブロックや簡易的な荷絞め工具、各種ワイヤー、シャックル、作業用毛布などを数多くそろえておいてほしいと思います。
参考資料
チルホール http://www.dogudoraku.com/catalog/product_info.php/products_id/8878
手動チルホールの使用例 http://kawa.kawakin.nobody.jp/ka1/k1.htm#a
レバーブロック http://www.kito.co.jp/products/lb/l5.html
写真1:ガードレールに突っ込んだ車。運転手は無事。車の屋根を切るとガードレールが落ちてくる可能性あり
写真2:チルホールを引っかけるワイヤーワークはレバーブロックを使用しているようである。(レバーブロックのものと思われるチェーンが見える。)
写真3:能登震災で倒壊防止に使用されていたチルホール。
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