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初めて訪れた災害ボランティアセンターは、20歳そこそこの引きこもり風の若者が、初老の女性社
協職員にグチグチと「呪いの呪文を唱える様子」を見て福祉の現場であるボランティア・センターの
イメージとはかけ離れた様子に驚き、戸惑い、社協職員と若者に異様な不信感を持ったものだ。
同じような姿、呪文を聞く機会は、その後に訪れたいくつかの災害ボランティアセンターやネットで
頻繁に聞こえ、激しく不愉快であり行政や社協やボランティア達に不信感を持ったものだ。
初めて災害ボランティア達と接し「呪いの呪文」を聞いた被災住民は口では感謝をのべていても
「その目は軽蔑と憎悪と不信感に満ちていた。」
だから私や多くのボランティア、救援者達は「感謝の必要は無い。被災地の実情を見に来たのだ。
実地訓練に来たのだ。だから感謝の必要は無い。」と慌てて説明せねばならなかった。
被災地では「体験ボランティア」、「ニート・ボランティア」と言う新語が発生した。
私が勝手に名付けた「呪いの呪文」
「社協は敵だ。行政は敵だ。赤十字は敵だ。団体は敵だ。」
普通の市民が聞けば驚く言葉・・。
「この一見普通に見える今風の若者達は、特殊な思想、政治団体に教育された者達なのだろうか?」
被災地の住民がボランティアに強い不信感を持ったのも当たり前だ。
防災・災害ボランティアからすれば「神戸の義援金配布問題」を思い浮かべる言葉だ。
神戸震災の支援者、ボランティア関係者が若者達を洗脳しているのだろうか?
それとも思想、政治団体が若者達を洗脳しているのだろうか?
いったいボランティア・センターやネットで「呪文の布教」をしているのは誰だろうか?
団体を中傷しまくり、新人の若いボランティアを洗脳しているのは誰だろうか?
なぜそれほどまでに「呪いの呪文は、ボランティア達に知れ渡るのだろうか?」
被災地をボランティアの現場をネットを混乱させているのは誰だろうか?
ボランティアの現場や会議を歩きまわり観察してきた。
導きだした結論は・・・・
「その呪文を唱える者は、その団体や社会に居場所を求め、助けを求めているのだ」と気づいた!
まるで小中学生が「これから自殺します」と手紙を国に出すように!!!!
写真:ボランティアセンターは非現実な空間。
そこに逃げ込めば、親や世間や学校はとりあえず誉めてくれる。許してくれる。
そこに逃げ込めば、とりあえず感謝してもらえる。居場所が有る。
そこに逃げ込めば、現実社会を罵倒、中傷できる。
「私を助けてくださいと言う声が聞こえてくる。」
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