|
昨日の山形市内の工場で発生した労災事故について、諸々の所感です。
1,なぜ消防署に協力を申し出たか
消防署が運営すると考えられる山形市の救助メール配信に記載された機械名は、私が昔、開発、メンテナンスに関わりその機械について熟知しています。メーカーが違っても、基本的に同じ構造であり、その機械でよく
発生する労災事故でしたので、対処方法を知っています。
「モーター」か「制御盤」の配線を逆に配線し(200V三相モーターであれば、U層(赤線)とW層 (黒ないし青線))、機械を逆回転させる事により救出する事ができます。
作業時間にして1〜3分ですが、救助隊員がこの方法に気づかず、機械を分解、または、破壊し救出しようとすれば長時間を必要とし作業はとても困難で 事故に遭っている人は長時間苦しむと考えたからです。
現場に到着し確認したところ、事故が発生している機械は、厳密には別の機能の機械で上記の方法で簡単に救出できる状況ではありませんでした。工場の方は、ライン一式をまとめて、〇〇機と呼称していたと思われます。
2,所感
事故に遭った人や家族の今後の人生、苦難を想像すると とても心痛な気持ちになります。
また、工場の方のお気持ち、今後の経営、取引先との困難を想像すると救出されたからと喜ぶ気にはなりません。
救急隊員や工作車の隊員、医療関係者は、毎日このような気持ちになるのかと気づきました。
技術者として考えたのは、「事故の起きない機械、発生しても救出が簡単な構造の機械を作らないと業界では生き残れないと感じました。私が勤めていたメーカーの機械は、そのような作りになっています。」
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




