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体験から発信する防災・復興支援ブログ / 被災後の後始末、防災訓練、災害ボランティア、復興支援 : 遠藤正則

助けられ方講座

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 「避難所や自宅で高齢者の相手をしてほしい」という希望があります。

認知症の高齢者を持つ家族の方で、親戚知人の安否確認、買い物、通院、所用などで一時的に家族が避難

所や自宅を離れる事は心配でしょう。

そんな時は、介護職や看護職、福祉職の有資格者のボランティアが相手をしてくれます。

高齢者の歩行補助、生活補助、遊び相手は若いボランティアの方や学生の方も大勢希望されますが、有資格

者でなければ難しいようです。

 資格者がない人でも、話相手ならば問題ないようです。

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 「避難所や自宅で子供の遊び相手をしてほしい」という希望があります。

大人は職場へ出勤、親戚知人の安否確認、買い物、所用などで子供を残して避難所や自宅を離れる場面が

あります。また、短時間でも子供の世話から離れる事は親がリフレッシュする大切な時間です。

親戚、知人の手が借りられない場面もあり、そんな時は「子供の遊び相手のボランティア派遣」をお願い

してください。

 見知らぬボランティアへの信用、事故の心配があり、教員免許を持つボランティアが派遣の条件となる

事が多くあります。

しかし、そう教員免許を持つボランティアはいないので、免許を持つ方をリーダーとして一般の方や学生

のボランティア・グループが派遣される事が多いようです。

 行政が管理する指定避難所では、教員免許保持者が絶対条件という場合もありますが、そのような場合

は根気よく交渉する事も必要でしょう。

 実情として、見知らぬボランティアを派遣してもらうより、避難所に避難している学生や小中学生に遊び

相手をお願いするのが、避難生活を続けている子供たちの為にもよいようです。

また、教員免許がなくても特に問題があるようには思えません。お願いするご両親や管理者が安心するた

めの保険のようなものでしょう。

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 自治会の自主的な炊き出しやボランティアによる炊き出し現場には、保健所が巡回し指導があります。

慣れたボランティアは、食品関係の免許や許可証に類する書面をコピーし掲示しています。

現場では、慣れたボランティアや栄養士、調理師の方が衛生面に関し目を光らせていますが、炊き出しグルー
プの中にプロの方がいないと衛生的に心配される場面も少々見受けられます。

ボランティアが提供する食品による食中毒も発生しており、保健所やボランティア関係者の目は厳しくなっ

ています。被災地外から応援に入る調理者は、帽子、マスク、手袋着用が大原則です。

炊き出し、屋台ボランティアの質を見分けるには、それらの持ち物も判断基準になります。

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 「食事を中心とした炊き出しボランティア」や「屋台的な食品応援ボランティア」を一旦受け入れると、水、電気、排水、ゴミ処理、トイレ、広い駐車場、沢山の避難者、地域力がある自治会の条件がそろうと、いつの間にか避難所前がボランティアによる屋台村化する現象があります。
そうなる条件には、ボランティアを受け入れる準備を進める行政、自衛隊による協力もあるのですが・・・

避難所には、TV中継車が数台常駐し、屋台村の様子を知った地域外の人も大勢集まるようになり周囲の道路は路上駐車する車で渋滞、大勢のボランティアや不審者、強引な記者も集まるようになり、自治会役員は町内の人々から苦情の嵐で辛い立場になります・・・。
炊き出しの無い地域からは、嫌味、ストレスのはけ口の対象となり余計なストレスも発生します・・・

 そのような状況になると、行政やボランティア関係者は、炊き出しや屋台応援ボランティアの受け入れを制限するようになりますが、事情の判らない被災地外からの希望者は怒りがちです。
受け入れを断っても、いつの間にか炊き出しや屋台を勝手に始めてしまう人もいます。
また、せっかく来ていただいた方をお断りする事は大変言いにくいものです。
そのような場合は、次のような対応をしてください。

1)炊き出しや屋台の少ない地域での活動を紹介する
2)TV中継を禁止
3)敷地内でのマスコミ取材活動禁止
4)ボランティアセンターに連絡し、お引取り交渉役のボランティアを派遣してもらう
5)はっきりと断る。

地域力のある自治会は、ライフライン復旧後も地域イベントを行うものです。
半年後、1年後、2年後のイベントに参加していただくようお話をするのも誠意ある行動でしょう。


写真:発災から2年後に屋台応援イベントをしてくれたボランティアの皆さん

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 避難所では食事が提供されますが、避難所に避難しないで自宅で生活を続ける人は大勢います。ガス、水道、電気の供給が停止した中で自力で食事を確保している方も大勢います。
避難所に避難しないですむのなら、それでよいのですが、被災生活で必要な情報の多くは避難所から発信されるので情報不足になりがちです。
相談したい事があっても聞くところがない。人が集まれば自然に情報交換はなされるものです。

 住民の意識に「避難所に出入りしている人」と「自宅で生活を続ける人」の間で意識の隔たりが発生しがちです。長い目で見ると地域の復興、地域の人間関係に悪影響を及ぼします。

 また、夜は避難所で寝泊りし、日中は自宅ですごす方も沢山います。それらの人の昼食、休憩、トイレ、情報入手の場所が問題になります。
ご近所の人が集まりやすい拠点として、町内の有志により車庫や駐車場にブルーシートでサロン的なミニ集会場がよく設置されます。
本格的な食事提供はなくても、汁物の提供や屋台的な食品提供は人が集まりやすい場を作るために歓迎されます。
自治会や有志だけで汁物や屋台の準備は大変です。ボランティアで希望する方がいれば、受けれいれるのもよいでしょう。


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 やや難しい話になりますが、ボランティアがすべての炊き出し準備をするよりも自治会や有志の人たちが出来る範囲でするのが長い目でみると地域のまとまりが良く、予想外のトラブルも少ないようです。
被災地慣れしたボランティアの中には、テントやテーブル、調理機器を貸し出し、自治会に干渉しないという活動をする者もいます。

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