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体験から発信する防災・復興支援ブログ / 被災後の後始末、防災訓練、災害ボランティア、復興支援 : 遠藤正則

助けられ方講座

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 TVで全国報道が続くような大規模災害が発生すると全国からボランティア希望者が集まります。

でも被災した人たちは、ボランティアに何をお願いできるのか判らず遠慮しがちです。

「助けたいと願うボランティア」と「遠慮しがちな被災地の人」

お互いの善意のすれ違いから、から回りしている状況が多く見られます。

その原因は、ボランティアは何ができるのか判らない?

また、助けたいと願うボランティア希望者も何ができるのか判らない!

「ボランティアは何ができるのか?」

TVで見るイメージとは違う、実際の様子を説明したいと思います。


 また、災害ボランティアと言えば国民の多くが持つ阪神淡路大震災で報道されたボランティアの活動の様子や実際に救援活動、ボランティア活動をなされた方に当時とは救援活動、ボランティア活動の状況が変化、マナー化している事をお伝えしたいいたします。

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 テーマは、「災害ボランティアに何を頼めるの?」という命題ですが、「災害ボランティアをする応援者側への注意説明文」が多くなる事をご了承ください。

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今日は1月10日。警察の緊急電話 110番の日。

私は年に2〜3回、消防や警察に119番、110番通報する人間です。
最初は、警察に電話するのが怖い、後から呼び出しがきたら面倒、とか考えていましたが
自分の交通事故(もらい事故3回)や近所の交通事故の通報数回を経験し慣れてきました。
その経験から、一言述べましょう。

通報の仕方を啓発する資料や報道では、「おちついて会話してください」と言っていますが、
本当に落ち着いて会話すると「いたずら電話や、酔っ払い、クレーマーー」扱いされ警戒されるようです。
「同じ質問を何回も繰り返され、会話に矛盾が無いか探し出すような会話が長々と続きます。」
一度は、「住所を調べてから通報しろと、一方的に電話を切られた経験もあります。私は事故当事者で動けないと言っているのに・・・」 茨城県警( `怒´ )

逆に、「あわてる。早口。要点だけ伝えようとする」と、1、2回の確認で比較的短時間で通報の会話は終了します。
その時は、警察側が「こちらが順を追って質問しますから、応えてください」と諭すように言い、質問し聞きだしてくれます。
混乱が感じられ、緊迫感があり、通報に慣れていない会話の方が、通報に必要な会話時間は短いようです。

だからと言って、警察側が質問する前に要点を並びたてても、一般人の場合は、いたずら電話扱いされ警戒されるようです。たとえば、こんな通報の仕方です。

警察側が「事故ですか? 事件ですか?」との質問を途中でさえぎり・・

「事故。○○市○丁目3−2 ○○交差点、乗用車2台追突事故。怪我人なし。火災の危険性なし。片側通行状態、渋滞発生、交通整理が必要。私は当事者ではなく、通りすがりの通行人の○○(名前)です。」
と一方的に話すと いたずら電話と警戒されるようです・・・


 大規模災害が発生すると警察官と会話する。交渉し自分の主張を通す事が必要な場面が発生する事があります。
普通に生活していると警察官と会話する機会はなく、一歩引いた受身の会話になりがちです。
私は防災訓練の一環として、警察官と会話する機会を意識して作っています。
その為には、「やましい事がなく、まっとうに生きる事が大切になります。」
ちょっと、気づかれする事もありますね・・・(苦笑)

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「災害時には、自衛隊が助けに来てくれる。ご飯をだしてくれる。だから心配ない!」
そんな、雰囲気を感じます。実際に、そんな話をする方が多い。

自衛隊の炊き出しは、美味しいのでしょうか?
被災経験のある方は、皆さん「美味しかった」といいますが、空腹だったから?
私は、食べたことがないので、日常生活から被災地に入ってすぐに食べたというボランティアの方に
聞いた話では、「そんなに美味くなかった」そうです。

金額は忘れましたが、災害救助法で食事は一日いくらと決まっています。
だから、そんなに美味しい材料は使えません。
でも、カレーライスや、豚カツなども有り美味しそうです。
 
問題は、メニューが若者向けで、老人の口には合わない場合が有ります。
結果、自衛隊の炊き出しはあっても、自炊する事が多かったようです。
アレルギーや糖尿病食や高血圧食などを考えると、家族の為に自炊もしなければならない事も想定
しておいたほうよいでしょう。
そういえば、被災地やTVで見かけた自衛隊炊き出し食は、野菜不足ですね。
 
防災訓練で「老人がレトルトパックの食事をしてみる訓練」というのが有り驚きます!
老人に口には合わないそうで、慣れる訓練だそうです。



 自衛隊の炊き出しも、被災地の行政(役所)が協議の上、避難所に派遣されます。
避難人数の把握や、役員、連絡担当を決め要請しないと、なかなか自衛隊の炊き出しは来てくれない
かもしれません。
         
         「ただ待っていても、誰も助けに来てくれません。」 お忘れなく!




写真:防災訓練の様子

避難所・救助の求め方

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   大規模災害の時は、三日まてば救助は、来ると言われていますが・・・。

たしかに市役所には救助隊、支援物資は届いているでしょうが、すぐに避難所に届くとは限りません。
正直、三日目では満足できる量の物資は届かないと思います。
なによりも、

   「あなたが避難している避難所を、災害対策本部(役所)は、知らないかもしれません。」

 「指定避難所」の看板がでていてる施設、公園に避難しても、黙っていては「誰も助けに来てくれ
  ません。」
 
 「役所に、どこの避難所に、何人避難しており、どんな支援を待っているか伝えなければ支援の
  手は、なかなか受けられません。」
 
 まあ、お役所の人も、いつかは見つけてくれるでしょうが、災害対策本部に連絡しないと、なか
 なか救援の手は来ないと考えてください。
 また、避難所運営は「避難した人による自主運営(自治)」が、役所、支援ボランティアに広く
 知られていますので、臨時の自治会、運営役員を決め、役所との交渉役を決めないと思うような
 支援は受けられません。
 
 「神戸震災では、お役所が主導し運営したすべての避難所運営は、うまくいかなかったそうです。」
 「避難民による、自主運営が広く知られています。待っていては満足な支援は受けられません。」
 
 よく被災した地区で、「他の地区、避難所と比べ、物資の量が少ない、支援の手が少ない。」と
 いう苦情を聞きますが、交渉窓口(避難所自治役員)が無い、あっても日頃役所との人脈が無い
 (平常時に自主防災会が無かったり、地域活動が盛んでない。あっても参加しない)と、どうし
 ても、支援の手は薄くなります。
 「支援は平等に!」は、理想論です。実際には、地域の人脈。地域の発言力がモノを言います。
 (議員さんを使うと、後々苦情、恨みを買うので避けた方がいいでしょう。)
 
 日本は幸せな国で、「助けてくれ!」と言えば、「もう、やめてくれ!」と言いたくなるほど
 支援の手は来ます。
 「黙っていては、助けてくれません。助けてくれと意志表示しなければ支援は、なかなか受け
  られません。」

 ただ注意しなければならないのは、自主避難所より、指定避難所の方が優先的に支援されます。
 だから、指定避難所に避難するのがいいかといえば、沢山の人、通りすがりの通行人も避難し
 ますので、治安、病気、避難所の生活環境は、あまり良くない傾向が多いようです。
 近所の知っている顔が多く、自治運営しやすい(小回りが利く)自主避難所の方が快適な例も
 多いようです(民間による支援網をうまく使いましょう)。
 
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 指定避難所に避難すれば安心か?
 残念ながら、それは間違いです。
 神戸でも、中越でも「忘れられた指定避難所は、沢山ありました。」
 
 役所に連絡すれば安心か?
 残念ながら、それは間違いです。
 神戸でも、中越でも「何度も、何度も、連絡しても、忘れられた指定避難所は、ありました。」
 役所も警察も消防も災害発生直後は混乱しています。救助隊、支援者も足りません。
 混乱の中、連絡ミスが重なり、何日も何日も忘れられてしまった例がいくつかあります。
 
 自衛隊による救助、食事支援は、役所の指示で動きます。役所に連絡しないと来ません。

 ラジオで報道されない。連絡しても救助隊、支援者は来ない。
 そんな時は、親戚、マスコミに連絡し、役所に避難所、安否確認させるしかないでしょう。

 
 「何もしないで。ただ待っているだけで役所は何もしないと怒っているのは、自分は無能です
  と言っているようなものです。」
             
              そんな人が多くありませんか?

    日頃から、被災時に家族を守る為の組織的な方法や、人脈を備えていますか?




写真:この「指定避難所」も忘れられた避難所の一つです。

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(再UPです)
 
赤十字バイク団の一般向け演習披露で、防災への備えを講演しろと言われましたが、「備え」という
のは、沢山の防災本が書かれていますので私など講演するほどの内容は有りません。
ですから、中越震災ボランティアで体験した防災本に書かれていない事や、主婦や老人でもできる救
助方法を実演しました。

説明した内容は、このブログに書いてある事を簡単に説明しました。
・スニーカーや安全靴でもガラス片が入ってきて怪我をする。登山用のスパッツが必要。

・家族全員分の避難用のアウトドアシューズや安全靴を準備するのは費用的に大変だ。
 自宅で使っている長靴に「鉄板入り中敷き(900円)」を入れると、ガラスや釘を踏み抜かない。
 スパッツも必要ない。完全ではないが費用効果を考えると実用的な避難靴になる。
 
・軍手でガラスを拾うと手が切れる。革手袋も備蓄する必要がある。
 
・倒れた家具等は、主婦や老人の力では動かせない。下敷きになった人を助けられない。庭先や公園に
 ある棒、杭、鉄パイプを「テコの原理」を応用すれば小さな人の力で重い物を動かせる。
 (一般的に「テコ棒」と呼ばれています。)

・補足して、町内会の防災意識の必要性を説明。
 中越震災救援の反省から、次の災害時には「来てください!」と町内会レベルで意志表示しないと
 救援者や救援物資は最低限度の人、物しかこないかもしれない。等を説明しました。

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