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山形文化遺産防災ネットワークの2013年度活動報告会が、童話「泣いた赤鬼」の作者、浜田広介記念館にて昨日おこなわれた。
きのこ型の外観のホールは、内部も丸く面白い。
小規模な会議やシンポジュウムにお勧め。
ネットワークの結成前から、専門家の皆様より「浸水本の乾燥研修」を受けており、私の変わった知識、視点を持つ要因となっております。
特に役員とか文化財保存の専門家ではないので、いちボランティアのつもりで参加しています。
基本的に受け身で、何か、面白いことないかな〜 という感じてで毎年参加しています。
活動の内容は、今日の山形新聞を読んでいただくか、ネットワークのブログをご覧ください。
さて、この新聞には、私の名前はありませんが、複数の方より、
「ジャッキーさん、山形新聞に載っていましたねー」 と 言われビックリ!
本人も見落としそうな、こんな小さな写真で よく私と判ったものです。
(驚いています!)
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捨てるな!思い出の品
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2月16日 山形市のまなび館で 山形文化遺産防災ネットワークが3年取り組んでいる、岩手県陸前高田市立博物館から流され浸水した資料の応急レスキュー、修復、データベース化の活動に参加した。
前回は、乾燥済みの新聞のホコリ(もともとはヘドロ)を刷毛で取り除く作業であったが、今回は、それらの資料一覧をパソコンに入力する作業を担当しました。
主催者らの話を聞くと、陸前高田市の博物館には、古くから資料保全に熱心で、三陸沿岸で珍しい品物や資料が見つかると博物館に送られ保存されてきたそうで、この博物館の資料を再生保存することは、陸前高田市の文化を保存するだけではなく、三陸沿岸の文化を保存する意義もあるそうです。
次回は、東北芸術工科大学で夜間、定期的に活動がおこなわれる予定です。
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私は、浸水アルバムを閲覧可能状態にする知識、経験を多少持っています。
被災者が「閲覧困難な状態」と判断しても、多少知識、経験のある者からすれば、「とても程度が良い状態」ということもあります。 悩むより、仲介所、アマチュアやプロの専門家に相談ください。 |
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水損紙文化財の応急乾燥、保全の技能を学び7〜8年。
その間、災害ボランティア向けに問題提起や技能の普及啓発活動も少々やってきました。
防災ボランティアや災害ボランティアのリーダー達に機会あるごとに、復興期には、心の拠り所となる思い出の品物、家族のアルバム、地域の歴史文化財が必要になる。だからむやみに捨てない意識が必要だと問題提起してきました。
災害ボランティアセンターやコーディネーターの多くは、それらを効率良く早急に捨てるシステムになっていて、被災直後に被災家屋の片付け手伝いを依頼しボランティアに感謝していた人が、復興期になると手伝ったボランティアを恨む事がある事を 問題提起してきましたが、関係者の関心は低く、理解していただける方も少なく私は異端者でした。
東日本大震災が発生し自衛隊を中心に家族のアルバムが収集され、多くの市民、ボランティア、企業、商店の協力により、応急乾燥、分類整理、返却作業が今も続いています。
発災最初の年、収集・応急乾燥の現場では、基礎知識不足、技能不足、旗振り役の不足、理系的発想をするリーダー、スタッフ不足、資金不足と多くの問題を抱えていましたが、なんとか保全しようと多くの皆さんが努めていました。
そのような現場で、私は指導や意見はできませんでした。
当時の現場に関わる時間の余裕は私にはありませんでした。
「黙って唇を閉じ、悔しさに燃え上がりながら帰るほかありませんでした。」
ようやく(不幸にも)私の文化財防災に備えた体験が実践できる日がきました。
1月26日 文化財防災デー
山形文化遺産防災ネットワークが実施続けている陸前高田市立博物館の浸水資料保全作業に関わることができました。
山形文化遺産防災ネットのブログ http://yamagatabunkaisan.cocolog-nifty.com/
私が担当した作業は、海水に浸り、東北芸術工科大学(山形市)で真空冷却乾燥作業により乾燥処理が済んだ新聞の細かい埃(泥の跡)を刷毛で取り除く作業でした。
大正から昭和初期の新聞が多く、作業しながら記事に目を走らせるのが面白い一日であり、「知の日曜日」を楽しみました。
特に興味深い記事は、次の3点です。
・満州事変の号外新聞(頻繁に発行されていた)
・娘を売りに出す前に 婦人会に相談ください
・淋病の広告が多い
この保全作業は、あと数年続く見込みだそうです。
保全作業を手伝ってくれるボランティアさんを募集しています。詳しくは上のURLから問い合わせてください。
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以前、宮城県山元町で被災写真返却会を手伝ったとき、写真を探しにきた方や高齢者の方がデータベースにある写真(70万点)を閲覧するのが、大変そうだと感じました。
ノートパソコン画面やタッチパッド画面に複数映る小さな写真では、集中力が続きません。特に高齢者の方は大変でしょう。
大きな画面で見れば楽です。
複数の友人同士で写真を探すのも楽しそうです。
そこで、新古品のTVを仲介し主催団体に寄贈、常設展示場の「山元町ふるさと伝承館」に持ち込みました。
写真を探しに訪れた方がTVを使用しないときは、活動の様子を知りたいと伝承館に訪れる方に、全国の方の手によって洗浄、乾燥、撮影、データベース、保存、返却されている様子を映像でお見せすることを検討しているそうです。
この常設施設は、被災した方しか写真を閲覧することができませんが、それではいけない。活動の様子を知っていただく役割もあるはずだと職員の方は語られていました。
保存、返却の詳細
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