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体験から発信する防災・復興支援ブログ / 被災後の後始末、防災訓練、災害ボランティア、復興支援 : 遠藤正則

能登震災・対応・ボラ考

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珍しく日本人の自尊心についての調査結果が報道されています。
この調査によると日本人の自尊心は高いようです。
災害が発生するとTV報道を見て多くの方が善意を被災地に届けてくれます。
善意の寄付金(義援金)、無料商品(救援・義援物資)、ボランティア(有志による無料(?)作業)。

被災地の方々は、ボランティアに対し感謝の言葉を口に出すものの、自尊心を感じさせる言葉を口に
だす事があり、ドキッとする事があります。
会社員の私も言われて驚きました。

          「無職なのに、こんな所まで来て、ありがとねぇー。」

感謝の言葉なのか、けなしているのか曖昧な言葉です。

中越震災後しばらくして、自然発生しニュアンスが誰でも理解できた一種の差別用語「ニート・ボランティア」

無職のボランティアに対する言葉と関係者に思われているようですが、私はこれは現地を訪れたボランティア
全体に対しての言葉と最近考えるようになりました。
詳細を書くと本一冊分になります。少しずつ書いていきます。


 
 災害が発生すると日本中に蔓延する意識「可哀想な被災者」と、報道。
被災地で活動するボランティア、支援者、派遣職員に多く見られる無意識な態度と言動。
「可哀想な人。助けてやる。感謝されて当然。ボランティア・支援者を無条件で受け入れて当然。」
これらは、被災者の自尊心を傷つけ、反発、拒絶されます。
これらの意識は、知識として学べますが、態度に表さないで接する事は、その個人の素養とかなりの
現場経験を踏まないと身に付かないと思います。
まあ、意識すらもしていない人が多いようなので、世間の常識、道徳としなければならないでしょう。


日本人の自尊心の高さ、米国人や中国人との差なし
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070614-00000411-yom-soci
>謙遜(けんそん)を美徳とし、自分の長所を積極的に表明しないことが多い日本人は、
 従来の心理テストでは「自尊心が低い」と判断されがちだった。



写真:自覚している人達が「ネーミングがダメ」と口々に叫んだ「心のケアハウス」(建設中の写真)
    小規模精神病院みたいな所ではなく、単なるお茶飲み公民館みたいな所と理解できる住人は
    初期に何人いるでしょうか?

   復興だより 「心のケアハウス」利用低調−−輪島・仮設 /石川
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000188-mailo-l17 より一部抜粋
    >被災者の健康相談所「心のケアハウス」は、これまで利用者が4〜5人と低調で 市は
    >「だれでも利用できるので、気軽に立ち寄って」と呼びかけている。市によると、仮設
    >住宅外の被災者も利用可能で、健康相談だけではなく、サークル活動や集会などにも利
    >用できる。

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今週発売中の週刊SPA!に、携帯電話で派遣される事実上の日雇い労働者が、毎日作業内容が変わり、
事前の作業知識も気構え、安全装備(安全靴、ヘルメット、マスク)も無く派遣され、現場は日雇い労働
者の安全も確保されず、労災認定も難しい状態である事が特集されています。
労働基準法違反であり、非常識な作業環境であり、雇用する側、作業させる側の責任が問われています。

 能登災害(応援)ボランティアや、現在普及する「ニーズ集約型災害ボランティア・センター」は、
まさにこの状態です。
受け入れ関係者の方は、一読ください。370円です。







写真:○印の左の「奇跡の−−−−−現場検証」って何 (゚▽゚)?



P.S 後日、「避難所単位、町内会単位の小集団災害ボランティアと災害ボランティア情報センター」
     について書きたいと思います。

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昨日の記事の補足です。

震災救援ボランティアがやるべき事には、炊き出しやトイレ掃除等の避難所運営雑用補助やゴミ捨て・
分別や物資関連の作業も当然含まれるでしょう。

 ただ、日頃ボランティアや町内会活動に参加した事の無い人や、防災訓練の実地訓練的目的や好奇心
で訪れた方や、教育目的の方は、日帰り、一泊二日でできる比較的単純作業のボランティア作業をして
いただいたらどうでしょうか?
作業の合間にレクチャーをし、「何でもしてあげる無料の便利屋ボランティア」や「可哀想、やって
やる、助けてやる」の意識では、拒絶されると言う事を自覚させねばならないと思います。
 もっと本格的に参加したければ、知識や服装、靴、道具を揃えて出直すよう自覚するよう諭してあげ
ましょう。

 世間一般の災害ボランティアのイメージと言えば、人命救助、炊き出し、物資配布、心のケアではない
でしょうか?

 人命救助は3日以内の活動であり、能力的に技術、技能がある人は少ない。突然連休を取れる人は少な
く現地に駆け付けられる職業人は少ない。大都市災害であれば一般人は、発災直後は被災地に入れません。
自分達で助けださねばなりません。勿論、レスキュー隊の手は足りません。

炊き出しや物資配布は一定の人手が必要ですが、日帰りボランティアに回ってくる仕事とはいいがたく、
現場のやり方を学び、次の人に引き継ぐ事ができる、そこに数日間留まる事ができる人がする作業です。
単なるベルト・コンベア代わりの生きた機械としてのニーズは日帰りボランティアにも沢山有りますが、
それも発災初期の時期であり、今後はその機会も減るでしょう

 こころのケア。
被災住民の心配事は食べる事。寝る事。仕事に復帰し収入を得る事。学校に行く事。
安全な住まい。家を新築するか、修理する事。その資金の目処を付け、借金を返す事。
つまりは「できるだけ早期に元の生活環境に戻す事で、心配事の多くは解消されます。」
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
亡くなった家族、知人、失った思い出、積み上げてきた人生の誇り(プライド)は他人には救えません。
金銭的援助も個人やボランティア団体のレベルでは焼け石に水で国、行政、世論に訴えかける他有りません。


 救援物資が届いても配布されるまで数日かかります。防災用品や非常食の備蓄が盛んに呼びかけられて
いますが、持って逃げる事は不可能です。家の中に備蓄し必要な物だけ取りに行くのが実際の話です。
防災用品も備蓄食料も要りません。避難用品は日常生活用品で間に合います。食料、水は保存が利く商品
を多めに保存しておけば済むことです。
トイレは家の中でバケツ、ビニール袋、新聞紙に用をたせば済む事です。寒空の中、治安的にも不安な仮
設トイレの行列にならぶ必要は有りません。トイレの回数を減らす為に水の摂取を控え、病気を誘発する
危険は減ります。

 避難所に入る方の食べ物は行政が手配してくれますが低予算であり、栄養的に問題の有る事を忘れない
でください。老人には慣れない味、固さの食べ物です。アレルギー疾患や糖尿病、おかゆしか食べられな
い老人も沢山います。
個別に対応し、栄養を補う為に自分達で炊き出しをし、補わければなりません。
その為には、家から鍋、お玉、茶碗、箸、食料、調味料を持ち出さなければなりません。

 仮設住宅や賃貸住宅への引っ越し。親族宅への一時避難。それらの生活でも財布、貴重品、日常生活用
品、衣料、靴、書類、印鑑、眼鏡、入れ歯、車の鍵、教科書、アルバム、位牌を持ち出さなければなりま
せん。
 実際の所、かなり危険な状態の家でも住民は取り出す為に入ります。危険と判っていても入ります。「必要だからです。以前の日常生活に戻る為に必要だからです。」

 「被災住民が早期に元の生活に戻るには」
   ・家の中に入り避難生活に必要な物を取り出す事
   ・引っ越す為に家の中の荷物を取り出す事
   ・思い出の品を捨てない事
   ・家を新築する事、修復する事
   ・避難生活、支援制度、生活再建のおおまかな流れの事前情報
   ・誇りを失わせない事
   ・危険、要注意の家に一時的入る為に補強する
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 「震災救援ボランティアとは、被災住民が早期に元の生活環境に戻る為に住民と一緒になって汗を流し
  て主に住まいの生活環境復旧をする事。」
  与えるのでは誇りを失わせます。自立を遅らせ、行政、ボランティア依存になりえます。
  (遺体の掘り出し。処置。遺族への付き添いも含められると思います。)




  行政が助けてくれず、議論もされず放置されている問題。被災住民が一番必要としているのは、
  「危険(赤い警告書)」、「要注意(黄色い警告書)」が貼られた家の手伝いでしょう。」
  震災の地が必要としているボランティア、支援は、この作業をやってくれる個人、団体でしょう。
  しかし、事実上、禁止されています。
       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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最近考える事・・
世の中は防災、防犯、地域の助け合い、高齢化社会、格差社会と熱心だ。
特に防災、防災、防災!と国、行政、世間の感心は高い。
様々な講習。講演。防災訓練らしき事。

    「日本には、震災救援ボランティアはいない。震災救援市民団体は無い。」

消防士有志による救援団体は有るが、ごくごく少数であり、原則派遣要請がなければ行けないだろう。

消防団はあるが、基本的に勤め人の一般人で救援能力がある人は少ない。
自主防災会も防災団体、赤十字に登録する人も一般人で救援能力がある人は少ない。
医療や介護をする能力の話ではなく、倒壊した家やマンションから家族や隣人を助けられる能力だ。

少し傾いた家のドアをこじ開けたり、割れたガラスや裂けた柱、曲がった鉄筋の対処能力がある人は
建築や土木や設備関係の仕事につく人だろう。
人命救助の3日目以降は、生活再建の為、元の生活に戻り職場に復帰し収入を得る為に、少し傾いた家
の中に入り、片付けや引っ越し作業をしなければならない。

でも、それらの危険(赤色の警告書)、要注意(黄色の警告書)が張られた家は、応援に駆け付けたボ
ランティア(有志)が、家の中に入り手伝う事は、禁止されている。
90歳の老婆も身体障害者も自分でやらねばならない。かろうじて、家族や親族や知人が手伝うのは
慣例(?)として認められている。
まったくの善意の他人が手伝い、不慮の事故や余震で倒壊し死亡すれば依頼した老婆や家族の責任も
発生するだろう。だから「善意の他人(有志、ボランティア)」に手伝いを依頼しないように説得される。

それは、正論。
TVやCMで流される、神戸震災のボランティア達。
あの映像を見て、私も人の為に役に立ちたいと被災地に駆け付けても現実は、禁止されている。
これだけ防災、防災、防災と盛んに言われながらも、被災地でボランティアの手が必要とされる
「危険、要注意」の貼り紙が貼られた家の中に、善意の他人(ボランティア)が入る事は、事実上
禁止されている。

        消防士は叫ぶ! 「被災地は、誰も助けてくれない!」


    「日本には、震災救援ボランティアはいない。震災救援市民団体は無い。」


では、日頃防災活動をやっている人達は、被災地で何をやっているのだろうか?
危険、注意の貼り紙がされた家の外の活動。玄関の中や黄色のロープの中に入る事は禁止されている。
もし、入れば?
「自己抑制できない感情で行動する危険な人。周りを煽動する危険な人。身勝手な行動を取る人。」
のレッテルを張られて、次の被災地どころか、自分の住む地域での防災普及活動から弾き出されかね
ない状態だ。

だから、多少危険作業に対応能力がある人は、防災団体の名前が書かれた安全な服、ヘルメットを脱ぎ
「ド素人のふりをして、被災住民の親戚、知人のふりをして手伝う。」
被災地では防災団体の制服、スタッフ・ジャンパーを着た人は、住民に「防災マニア」とバカにされる。
ニーズ調査(ボランティア依頼調査)に伺っても、「どうせ何もしてくれない。」と相手にされない。

一般の勤め人の目から見れば、危険作業能力のある私は、危険な家にはいらない。
斜めになった家に何も補強しないで入らない。
私には知識と多少の経験が有るが、金も資材も連休も事故の補償をする能力も社会的地位も無い。
だから、やらない。
今回も見殺しにした。中越、能登。2度見殺しにした。
被災住民も、隠れてコソコソやっているボランティアも見殺しにした。
私はやらない。

善意にすがる人。すがる思いに答えたい人。合計十二人が、死ぬかもしれないボランティアの現場を体験した。
死んでいれば中越震災ボランティアは、全員引き上げだっただろう。
日本の災害ボランティアは、法律により正式に禁止される事だろう。

神戸で迷惑だったボランティアという人は、中越でボランティア達により様々な嫌がらせをされ警察に
つれていかれた。
中越で迷惑だったボランティアという人は、様々な嫌がらせ中傷、流言をされている。地元での信用は
地の底に落ちただろう。
でも、それらの人を当時の被災住民は「良いボランティア」と呼ぶ。

 「危険、要注意」の貼り紙か張られた被災住民の救援、家の片付け作業、引っ越し応援、その作業に
よって日常生活に早く戻れ、職場復帰、家族の心が落ち着く事ができる。
これら家に最初に入る作業は、一般ボランティアには無理で、建築や土木や設備関係の職業経験がいる。
日本には消防団組織が有る。被災地で活動するボランティアの推定一割は、現役、OBの消防団員だ
ろう。
災害救援をする赤十字特殊奉仕団もある。
彼らも、有志で一ボランティアとして被災地で活動するから、家の中に入る事は禁止されている。
なぜか、被災地の消防団は家の中に入る事ができるが、一般人の素人がほとんであり、自分の家族、
親族、知人の手伝い、入院した者の世話。職場の復旧、疲労も有り、そう何日も活動できるわけではない。
だから災害時は近所の助け合いが必要だと言われるが、発災3日もすれば隣人に頼めない。
都市部には消防団の組織率は低い。人口比で考えれば消防団員は、いないに等しい。
都市部に多い自主防災会も消防団と同じ問題を抱えている。


     「日本には、震災救援ボランティアはいない。震災救援市民団体は無い。」
 
      事実上、禁止されている。やっていいのは、自分の地域が被災した時だけだ。
 
      でも、その時は、余所の地域から来たボランティアを名のる人は助けてくれない。



 災害ボランティア経験者の多くは、公的なボランティアセンターを 批判し問題視する傾向が多い。
 馬鹿な話である。
 これは、国や行政、自衛隊、消防、消防団、自主防災会、土木建築業界を巻き込んで検討するべき
 問題である。
 それらの問題を知っていて、公的な災害ボランティア窓口となる社会福祉協議会という福祉のプロ
 に丸投げして知らないふりをしている事を問題にするべきである。
 
 私は知っている。丸投げされた被災地の社会福祉協議会が、どれだけ迷惑し苦しんでいる事か!



 
              <ボランティアは何処にテントを張るべきか?>

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