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体験から発信する防災・復興支援ブログ / 被災後の後始末、防災訓練、災害ボランティア、復興支援 : 遠藤正則

震災応急危険度判定の課題

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「応急危険度判定」
震災の余震による建物による二次被害防止を目的とし、応急危険度判定士(建築士の有資格者)が発災初期(〜2週間程度)に簡易調査し玄関など目につきやすいところに調査結果が張り出され周知する。

「り災調査、り災証明」
建物の被害程度により固定資産税を減額、免除する事を目的とした り災調査は、被災地行政の税務課職員が建物の外観を目視調査を行い建物被害の公式な被害記録となる。
この記録をもとに、全壊、半壊、一部損壊、等の判断がなされ公式な「り災証明」が発行される。
この公式な被害認定により、さまざまな支援制度による補助金額、補助割合、義援金の額が変わる。

 被災地では、応急危険度判定の危険、要注意の判定結果が、公式な全壊、半壊と勘違い、誤解を受け行政と住民の間で大混乱が毎回発生している。
国・行政は、この認定制度の違いが一般常識となるよう平時から周知努力すべきである。
「窓口職員が、命の危険を感じる」と語る、この混乱を回避する義務がある。




 応急危険度判定協会側では、改善の努力が見られる。
各県の判定協会では、栗原市で使用された説明文を紙(ステッカー)に印刷し使用していただきたい。
もっとも、「り災証明」が何であるかは、一般の人には、ほとんど判らないであろう。

写真1:中越沖震災 発災直後に貼られた紙(左)には、り災調査に関する文面は無かった。
     3日後に貼られた紙(右)には、り災調査に関する文面が加えられた。

写真2:岩手宮城内陸地震で使用された応急危険度判定の紙(クリックすると拡大表示されます)。
    「危険を知らせる紙である。り災証明と違う事を意味する文面が加えられている。」

写真3〜4 岩手宮城内陸地震で使用された応急危険度判定の紙の一部。
      危険(赤)、要注意(黄色)、調査済み(青)

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 応急危険度判定とは、震災の余震による建物の倒壊の危険性、外壁や窓ガラスの落下、建物周辺の設備、物の落下、転倒による危険性を判定、周知し二次被害の発生を防ぐ事を目的とした簡易判定である。

 被災地では、説明不足とマスコミの誤報道により「危険」と判定された「赤い紙」が貼られた建物や家は、「全壊」、「住めない」、「解体し新築せねば住めない」と誤解され、現場の混乱と絶望感により過大な心理的負担を被災住民に背負わせている。
この誤解を防ぐ為に被災後の被害認定、行政手続きの手順を平時から広く周知させ一般常識とする努力を関係者、行政、各種防災団体に求める。




<まめ知識>

 被災地では、「赤い紙に危険」と印刷された紙を「赤紙」または「赤」と俗称される。
「黄色い紙に要注意」と印刷された紙を「黄色」または「黄」と俗称される。
「黄緑の紙に調査済み」と印刷された紙を「青色」または「青」と俗称される。

 被害が甚大な地区では、安全と簡易判定された建物には、「調査済み」の紙を貼らない事もある。
 建物被害が少ない地区では、応急危険度判定が実施されない事もある。」



応急危険度判定とは
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/Jimukyoku/Oukyu/oukyuindex/oukyuindex11.htm

応急危険度判定協議会HP http://www.kenchiku-bosai.or.jp/Jimukyoku/Oukyu/Oukyu.htm


写真:中越沖震災にて 震災発生は、7月16日である。

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 震災が発生すると各県と協定を結んでいる応急危険度判定士(建築士の有資格者)が、建物の外観目視調査による簡易危険度調査を行い、その結果を玄関などの目につきやすいところに貼りつける。
あくまで「余震による建築物の倒壊、部材の落下による二次被害を防止し、避難所に避難すべきかの判定をする事を目的とした簡易判定である。」が、一般にほとんど知られていない調査であり、被災現場では大きな混乱が見られる。
過去の教訓により震災の都度、判定士側の改善の努力が見られるが「現場で説明がほとんど行われてない」、「簡易判定結果を全壊、半壊と思い込む。そう勘違いし命令的な指示が様々な立場の人により現場でおこなわれ、住民が行政、ボランティアへの不信感を発生させ、被災住民に心理的絶望感を与えている。」


 改善するには、大まかに考えると次の課題が考えられる

1)判定士側と行政側の運用改善を進め、住民、現場の勘違いによる混乱を減らし「膨大な仕事量が発生する被災地行政へ対しての怒り、不信感の発生を防ぎ余計な説明の手間を無くす。」結果、復旧、復興は早くなる。

2)報道関係者に広く周知し、間違った報道を無くす。

3)一般市民に日常的に周知する。一般常識とする。

判定士協会と国・行政は、周知、広報の努力を日常的に行い、市民防災団体へも協力依頼の努力と指導をすべきだろう。


この記事の写真を見てほしい。
発災直後の「ろくな説明書きも無いまま無造作に貼られた危険と印刷された赤い紙。」
避難所から自宅の様子を見に戻った何の事前知識も持たない人が、これを見れば「絶望」してしまうのは当然だろう!




「応急危険度判定、り災調査、住宅修復は可能性」の判断の流れは、次のサイトを御覧ください。
 地震被災後の建築物の判定
 http://www.kenchiku-bosai.or.jp/Jimukyoku/Oukyu/sikizai/oqpanf.pdf

 応急危険度判定協議会HP http://www.kenchiku-bosai.or.jp/Jimukyoku/Oukyu/Oukyu.htm

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