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被災直後の緊急期や復旧期、特に避難所が運営されている時期は、避難所の生活環境等のサービスに差が発生しやすい。行政としては平等にサービスを行いたいが、様々な理由により答える事ができにくいものです。
その場合は、民間と協働し行政側が持つ情報、地元の人材、支援物資等を協働活用し実態は行政が行う住民サービスの割合が大きいが、表向きは有志による民間支援により特定の人や特定の地域にサービスを行う事は実態として被災時の対応として良い事例、良心的で柔軟な行政サービスでしょう。
被災地でよくある、「一律にサービスが提供できないから」と民間支援の申し出を単純に断わる事は、いかがなものでしょうか?
他部署や他の自治体からの応援職員が多い復旧期は判断権限もなく、地元事情も判らず、マニュアル的に返答するのはしかたないでしょうが、被災から数ヶ月経過すれば柔軟に対処するべきでしょう。
東日本大震災後、行政、民間、公的機関、マスコミで耳にする「御理解、御協力をお願いします」という表現は、「我慢の強要」、「考える事、対応する努力を放棄している」ように私は強く感じます。
同じように、復興期や日常の行政サービスで「平等の原則で断わる事は、面倒な事を考える事を放棄し、無能な行政、無能な現場職員か幹部職員がいる事を公言している」ように私は感じてなりません。
平等論で簡単に断わる事は、行政側が答えられない理由を市民側が考える機会を奪い、市民の意識改革、努力、自立の意識形成と改善するための努力、市民団体間の連携や行政との協働の機会を奪っているように私は見えてなりません。
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広域災害支援・避難の検証
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新聞等で報道されていますが、総務省から災害ボランティアの活動数などの集計結果が発表されています。
総務省HP
統計トピックスNo.67
災害ボランティア活動の状況 「防災とボランティアの日」にちなんで
なを 人口当たりの災害ボランティア行動者が6%以上の県は、岩手県、宮城県、福島県、山形県の四県で
被災地ではない県は、山形県のみです。
山形県民が防災や災害救援に特に関心が高いわけではなく、東日本大震災直後に山形県の各自治体に県外
からの避難者を受け入れる避難所が開設され気軽に避難所ボランティア活動に参加する。生活物資を避難所
に持込み寄贈できる環境にあった。
また、津波被災地に炊き出し等で活動しやすい位置関係にあったのが要因と考えます。
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命を守る資料
最初は、しばらく音声放送がありません。
訓練等で活用ください・・・・
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石巻市立湊小学校避難所のドキュメンタリー映画が各地で自主上映されています。
この手の映画を見ると心臓発作の可能性がある私は、上映会場のAED設置場所を確認しての鑑賞でしたが、前向きな登場者が多く、怖いシーンは中盤の津波の水が街中で増水するシーンだけです。これも、ユーチューブで知られている映像で 私は何度も見ている映像でしたので怖くはありませんでした。
内容は、避難所が閉鎖されるまでの半年間のドキュメンタリー映画ですが、津波の被害地も登場します。あまり哀しいシーン、悲惨なシーンはありません。前向きな人が登場します。
実際には、辛い事や避難所内がもめた事もあり撮影しているそうですが、この映画にはありません。
避難所内の乱雑とした生活感は、TVニュースでは見る事・感じる事はできませんが、この映画なら、少しは感じていただけると思います。
各地の上映会場では、監督を交えてのフリートークで、上映できなかった問題点などのお話があります。
防災教育の視点でこの映画を見ると 次の内容があり、教材として最適です。
自主防災会や避難所運営に係わる学校や公務員。ボランティア関係者、災害ボランティア経験者に見て欲しいと願います。
1)歌声で避難者を励まそうとするが、強く否定的な発言をする被災者の本音
2)支援のあり方、物資の送り方について被災者の本音
3)生活不活性病、エコノミー症候群の怖さ
私は、災害ボランティアを初めてしばらくの間は、ボランティアは誰でも歓迎され喜ばれると信じ疑いもしませんでした。被災者の本音として水面下で嫌われている面があると気づいたのは、6回目の現場経験でした。
(正確には5回目。通常体験できな特異な体験でしたので数には加えません。)
何度か災害ボランティアの現場を経験した人や支援団体の中には、私が口にしブログに書いている「災害ボランティアは何故嫌われる?」の疑問に対し、「被災者が、そんな事を言っているのを聞いた事がない」と 私を否定し毛嫌いしている人がいます。そのような人は気配りに欠けるのではないでしょうか?
そのような人は、この映画を見てください。
このように被災者の本音と建前は、たくさん違います。
被災者の人は、「ありがとう」としか言えません。特にイベントや支援の中心人物には嫌みすらも言えません。
被災地での歌や音楽や芸による応援は、「落ち込んでいた気分が明るくなった。元気になった。生きる勇気が沸いた」と喜ぶ人がいる反面、「五月蠅い。何様だ。自己満足だ。被災地を楽しんでいる」と否定的な避難者もいます。全員を喜ばせる事はできません。被災者全員に満足を与える事は不可能です。
だから、喜ぶ人、嫌がる人がいる事を前提にイベントの計画を立て、異様にボランティア側だけが盛り上がるような態度は慎みましょう。それを意識して行動しましょう。また、世間の常識となっていただきたい。
フリートークを聞くと ボランティアが非難されているシーンがありDVDで市販化するには、課題があるそうです。全国の皆さん、災害ボランティア経験者の皆さん、ぜひ、この映画をご覧ください。
首都圏での上映は、明日12月1日で最後。一区切りだそうです。
山形市での上映 12月8日(日)シベールアリーナ
公式HP・日程 http://www.minatohinanjo.com/
※ ボランティア側が異様に盛り上がるのは、被災地ストレス反応の一面もあります。
※ 湊小学校は、山形から、全国から、大勢のボランティアが関わりました。
ボランティアを非難できるのは、実行している人。特に本人です。歌っている方は、今後のボランティア教育
のため、このままDVDで市販化される事に応じるならば、賞賛に値します。
私は、その勇気を期待します。
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被災地のボランティアや視察者向け事前説明の格言を作りました。
「ダンプカー優先」
説明
被災地では、人よりダンプカーが優先です。
ダンプカーや工事車両の通行の邪魔になり復旧・復興を遅らせない
ようにしましょう。
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