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311以降、ビックリするのが「災害ボランティア=側溝泥出し」と認識している人が意外と多いということだ。
側溝スペシャリストの中には「東北ですることがない」と真顔で言う人もいる。 . 今日、私が南陽市の床下浸水宅でやったこと。 高齢な独居バーちゃんと話をしながら、玄関の泥出し作業。 合計すると、玄関と小屋前の泥出し作業1時間。 玄関でお茶のみしながら「浸水の恐怖、自分で苦労し掃除した話」を一時間聞く。 昼飯をごちそうされながら「世間話」を一時間。 溢れた川のそばに住む一人暮らしの高齢なお婆ちゃん。 「不安で二晩寝ていない」と言う。 そんな婆ちゃん宅に10人規模でボランティアが入れば、ボランティア対応の疲労で婆ちゃんは倒れてしまう。 お話をしながら、不安を傾聴しながら作業を少しづつするのが理想。 . 9年前の春。中越地震のボランティアの現場で驚いたこと。「目から鱗」だったこと。 山間地の高齢者世帯でのボランティア活動の内容は・・ 作業 1/3 お茶・昼飯 1/3 昼寝 1/3 生活再建と傾聴、依頼者の健康への配慮。これが災害ボランティアの基本と思った。 公的ボラセンしか知らない人は、何人、気がついているだろう・・・
昼飯をごちそうになってはいけないボラセンもあった。今もF県である。 作業だけする。昼食の機会もなく。それでは・・・
いつ傾聴し、依頼者からのお礼を受け、助けられた負い目を解消するのだろうか? 一方的に助けられるのではなく、可能な人は昼食や漬け物などでお礼をし「互いの助け合い」にする。
助けられたストレスを残さないのもボランティアが配慮するのが理想でしょう。
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山形の防災・観光
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南陽市豪雨災害でのボランティアニーズ把握は、よく行われている「チラシによる告知」や「ローラー作戦による戸別ニーズ調査」では、ボランティアの派遣を希望する世帯(通称ニーズ調査)の把握は困難と予想されましたが、「地区長(町内会長)が戸別に要望を聞く法式」で行われ、有効に機能しているようだと私は感じています。
これは、地域の隣人関係が濃密な地方の町だから機能することかもしれませんが、成功事例として参考にすべき出来事になるかもしれません。
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思い返せば過去の災害では「社会福祉協議会が民生児童委員にボランティア派遣を必要とする高齢者世帯のニーズ把握を電話で個々にお願いしましたが、なかなか理解していただけず、大変苦労している」のを そばで聞いていました。
民生児童委員側は「安否確認は頼まれているが、なぜそんな事をしなければいけないのか?」
そんな返答が多く、3割くらいは苦情的な返答で3割は協力的でした。
その様子を知っている私は、地区長(町内会長)さんが協力的な事に嬉しく思います。
また、地域のボランティア受入れも友好的で「災害が発生するとボランティアが来る」が認識されているようです。認識されている理由は、以下の理由が推測されます。
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1,昨年も山間部が被災しボランティアが来た事を知っている。地元の中高校生が参加した。
2,東日本大震災のボランティアが認知された。または、自分や知人が参加した。
災害ボランティア、日本の助け合いの文化は進歩しているようです。
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南陽市豪雨被害でのボランティアによる側溝泥掘り出しニーズ状況についてお問い合わせが続いています。私の知る範囲でお答えします。
南陽市街部(赤湯温泉の周囲)の深さ30〜50cmの側溝に残る泥の厚さは5〜15cmです。5cm程度が多い印象があります。 側溝泥出しを優先させる状況は少ないと考えています。 ただし、川沿いの堤防を越えて土砂が流入した町内や白竜湖近くの冠水した町内など、局所的に土砂が流入しているはずの地域では、側溝に土砂が多く残っていると推測されます。 それらの道路は、住宅街の道を小型重機や2トンダンプが往来する状況であり、今すぐに側溝の蓋を剥がし、車道に蓋をおき、ボランティアが車の往来に気をつけながら作業できる状況にはないようです。 側溝泥出しは基本的に行政(業者)がするべき作業、または消防団がする事が多い作業ですが、ボランティアが行うことになったとしてもダンプカーの往来が少なくなる、数日後と推測されます。 南陽市では、局所的に土砂が流入している町内があります。そのような場所では深さ30cm程度の側溝の泥を取り除いてほしいとの要望があります。 台所の水や洗濯の水が流れない。逆流するなどの声があり、側溝泥出しニーズは確実に存在します。また屋根からの水が流れるようにして欲しいとの声もあります。 ボランティアが勝手にやり、下流部で溢れ酷い臭いが立ちこめるなどの苦情も東日本大震災では耳にしました。 側溝泥出しニーズはありますが、いつ、誰が行うのか? 行政・自治会・復旧業者間で調整に時間がかかると推測されます。 特に側溝泥出しボランティアを希望される方は、現地状況に注視ください。 |
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場所は、山形県南陽市 赤湯市民体育館です。
明日13日 午前9時より受け付け。よろしくお願いします。
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洪水・土砂災害ボランティア活動慣れしている方からすると 南陽市は拍子抜けする現場でしょう。(経験者で多いのは土砂堆積30〜50cmではないでしょうか?)
南陽市では床上浸水は全体からすると少数派です。 浸水宅の庭の泥堆積は5〜10cm。 ボランティアが派遣されるところは10〜20cmが多いでしょう。
酷い局所(町内会規模)が市内各地に点在します。 局所の作業が終われば、中期的な高齢者福祉災害ニーズと考えます。
局所作業画終了後は、乗用車数台規模のボランティアさんに平日も手伝っていただきたいと考えます。
注)土砂堆積が少なくても、台所の床下収納庫のバケツ排出、掃除ニーズが独居高齢者宅から沢山でると推測しています。
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