家庭の防災用品

体験から発信する防災・復興支援ブログ / 被災後の後始末、防災訓練、災害ボランティア、復興支援 : 遠藤正則

ジャッキの使い方(基本

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右側後方をジャッキアップする。

写真1枚目
住民側は、「車高の高い四輪駆動車のタイヤ交換用ジャッキ」を使用するつもりで、地面を掘っていた。それでは面倒なのと、学生に油圧ジャッキの使い方を教えたかったので、主催の日本財団の資材小屋か
ら「爪付油圧ジャッキ」を借りてくる。

写真2枚目 
爪付油圧ジャッキと同じ形の物。ただの油圧ジャッキでは、ジャッキアップする対象物の下に約20〜
30mの隙間が必要だが、爪付油圧ジャッキなら2cmの隙間でジャッキアップできる。

写真3枚目
爪付油圧ジャッキをセットする。
 1)掘った地面を埋め戻したばかりでジャッキアップすると地面に沈むと考えたので沈み込み防止に
   板を敷いた。
 2)地面が斜面の為、水辺な地面と、希望の位置にジャッキが置けない。スコップで掘ればよいのだ
   が時間がかかるのと、いつも理想の位置におけるわけでないので悪い条件例として作業を進める。
 3)ジャッキの爪と床底面との設置面積が小さいので、角材を挟んで設置面積を3倍に増やす。
 4)ジャッキアップする。
   予想よりミシミシ音がする。あまり丈夫な作りではないと判断、なるべくジャッキアップの高さ
   や作業時間をかけないように心がけた。
 5)ジャッキが外れたり、余震で神社が揺れる対策に土台のブロックと床の間に板を差し込む。
   (この程度では、必要ないだろうが学生への見本ということでやる。)
 6)コロ代わりの鉄の丸棒を差し込む。
 7)差し込んだ板を抜き、ジャッキを下げ、床と丸棒を接地させる。
 
写真4枚目
移動途中の再ジャッキアップ作業の様子。
 1)ジャッキの据付位置も移動するが、地面が斜面なので思うように据付られない。
   角材、板、で水平に近い地面を作る。
 2)やや斜めにジャッキアップされている。
   本来は、地面の水平面を作りなおし再ジャッキアップするべきだが、私は、慣れているので
   「まだ安全」と判断、そのままジャッキアップした。
   
   斜めにジャッキアップすると「外れ」て重い油圧ジャッキが飛んでくる。神社も落下し危険
   であるので注意。


続く

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そろそろ作業に入ろう。

1、神社周辺の危険物を取り除く
  危険物は、住民により取り除ぞかれた後だったが、正面側床下にガラスが残っていた。
  神社を元の位置に戻すと取り出せないので取り出す。手が入らず苦労した。

2、正面側にちょうどよい横柱の出っ張りが、あったのでここを最初にジャッキアップする事にする。
 
  写真2枚目
  ジャッキを据え付ける位置は、神社の土台ブロックを固めているコンクリート土台の 盛り土の
  崩れ防止と思われる石の間にあり、へこんでいてそのままでは、ジャッキは据付られない。

  写真3枚目
  へこんだところに「拾ってきた小さな板をつめ水平にする。」
  厚めの板を重ね「コンクリート土台と へこんだ地面と 崩れ防止の石に加重が分散され、垂直に
  加重が、かかるように広めの板を敷く。」
  ジャッキが、使用しやすい高さまで板を重ねる。

  写真4枚目
  乗用車のタイヤ交換用「パンタジャッキ」で試験的に神社を上げてみる。
  加重がかかると神社側にやや傾斜した。
  板をつめた「へこんだところが柔らかい地面なので、沈みこんだと予想。」いったんジャッキ、
  板を取り除き、へこんだところに板を一枚追加。再度組み上げ、再挑戦。

  今度は、真上に上がった。パンタジャッキをアップさせる為の手回し作業にかかる力(トルク)
  もやや重いが、両手で回せない重さでは、ないので作業に問題なしと判断。

  学生に交代。同じ作業をやらせる。
  2cm上昇したところでコロ代わりの鉄の丸棒を差込。下げる。

  注意
  ジャッキが斜めのまま上昇作業と続けると、ジャッキが外れ勢いよく飛んでくるのでとても危険。
  もちろん神社も落下するので神社の破損、作業者への危険も大きい。


続く

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道具は、依頼した住民側が準備するという事前の話でした。

しかし準備された道具は、これだけでした。
半径100Mに油圧ジャッキ2台。家庭用タイヤ交換用油圧ジャッキ2台。新品爪付きジャッキ1台。
牽引用ワイヤーが有る事を私は、知っていたので借りにいきました。

けっして貸し借りを渋っていたわけではなく、単に有る事を知らなかっただけだと思います。
たかだか五十数軒の集落。震災を乗り越えてきた親戚同士のような集落で、このありさまです。

道具の共有化。情報の共有化の必要性と難しさを実感しました。



まだまだ続く

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ジャッキの土台となる「板や角材」、テコとなる「長めの角材」、柔らかい地面にジャッキやテコの
棒が沈みこまないようにする為の「板」を倒壊した家から探し出す。


        <  リアル。リアル。リアル。 これが現実だ! >


コロとなる「鉄丸棒」、「鉄パイプ」を倒壊した家周辺、鯉の池から探し出す。
鯉の池の網を固定する鉄の杭(丸棒)を使用許可をえて いただきました。

探し出した板には、釘が有り、作業中危険なので抜く。
震災直後は、こんな事は、やってられないだろうが、学生が主体。玄人でも疲労した場合や、余震
発生時に飛んできたり、逃げる時に踏み抜くので「釘は抜いてから作業する。」
板は、積み重ねたときに平である必要があるので抜くという意味もある。

板は、3枚目の写真の2倍の数。厚さ、幅が違う板をそろえた。
割れやすそうな板は、使用しない。

次に続く

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小千谷市塩谷地区の小さな神社の移動作業の様子から「ジャッキ」と「コロ」の使い方例を書きます。

作業は、学生3名、音楽家1名の素人4人と私。現場監督(よく判りませんが、入れ替わり立ち代り)
と通りすがりの人(押す・人間重機・笑)でおこないました。

地震により土台(コンクリートブロック)からずれた小さな神社を元の位置に戻した作業です。
場所は、震災地です。例によって「その辺に転がっている物で作業しました。」
災害時の人命救助の参考に知識として蓄えてください。
やる。やらない。「やった結果、事故になった。」というのは、自己責任です。

1)作業前の状態
  ・正面右側で後方へ最大30cm。左側で後方へ約10cmずれていた。
  ・正面左側で0cm。後左側で左側へ最大12cmずれていた。
  簡単に言うと「左後方へ、やや回転するようにブロック2個分ずれていた。」

2)作業前の確認
  ・正面側の土台と神社の隙間にデジカメを入れ、床下の構造、破損状況を確認。
  ・神社の外見、床下の写真、割れた正面ドア(雪囲いの中)から建築構造、重量、作業に対する
   耐久性を予想。
  ・地面が柔らかい土であり、ジャッキに加重をかけると沈み込むと推測。
  ・作業工法を大きく3パターン想定し、周囲の柱(消火栓)、大木、斜面、地面の強度を推測。
  ・周辺のガラス、危険物の有無、余震発生時の危険物、逃走ルートを予想、安全を確認。

3)想定した作業工法に必要な道具を「周辺から探しだす。」


次に続く

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