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体験から発信する防災・復興支援ブログ / 被災後の後始末、防災訓練、災害ボランティア、復興支援 : 遠藤正則

ジャッキの使い方(応用

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このような状態の小屋を約1m移動、水平な状態に戻した(写真の小屋は、別の小屋)。
使用したジャッキは、これだけである。

部材が豊富に有り、安定した地面(床)があれば、一度にジャッキアップし水平に移動させるとこ
ろだが、車両も入れないところなので最低限の道具、部材で作業した。
条件として「その辺に転がっている部材(倒壊した柱、壁板)と道具」で作業した。

あくまで、震災等の緊急時の応用参考例としてしてください。
作業は、「建て起こし経験者」2名の指導のもと行ったものです。

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実際に作業した例である。
地盤が崩れ斜めに傾いた小屋を、「ジャッキアップし、少し横に移動作業」を数回繰り返した例で
ある。
写真上は、そのために長板が差し込んであり、角材を追加し高さ調整を繰り返した例

写真下
右赤丸:柱の下に角材が設置してないので余震発生時には、ここを中心に倒れる可能性がある。
    斜面の為、角材を水平に置くことがで困難な状態だが、厚い長い板と角材で平らな床面を
    作ってやるか、地面を掘りブロック等で安定した地面を作るのがこのましい。

左赤丸:この位置にあるジャッキが傾いたので、高さの違う角材を組み合わせ水平にした例

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ジャッキアップ作業中は、建物の傾き、余震にそなえ、いつでも倒れてもよいように、地面(床)と
設置するところに角材、板、固い物(割れにくい物)を常に差し込んでおく。
なにも無ければ、岩、石でもしかたないが割れやすいので注意。
 
作業、途中で設置面が段差等があり安定した場所でなくとも(写真右)、取り合えず何か差し込んで
おく。万が一の時、逃げる時間、建物が傾く角度を少なくする事ができる。

できれば差し込み専用員をおきたいところだが、倒壊にそなえ屋内で作業する人員は、少なくしたい
ところである。

写真中央赤丸の三角形の角材は、プロは、「木矢(もくや)」と呼ぶ角材で、ジャッキアップして
開いていく隙間に押し込んでいく事で、常に角材が差し込んであるのと同じ効果がある。
作業開始前にいくつか準備するのが理想である。

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ジャッキの高さが不足する場合は、角材等で高さを調整する。

角材等で調整する場合は、互い違い(井の形)にするのが原則。
角材間の幅の調整が出来るのなら、角材の間隔を広げ、ジャッキの底(床面)にかかる加重を分散
させるように考えながら角材を組む。
 
角材が無ければなんでも代用できるが、加重がかかった時に割れないか? 転がらないか?
考えて使用する。

斜めな場所の時は、写真右のように厚さの違う板や角材、板や角材の組み合わせで、ジャッキ底面が
水平であるように組む。(この写真で見ると、やや斜めであった。)
斜めの場所でも地面(床面)は、水平に削るか、盛り土、板等で高さ調整し、水平に角材、板を
置く。
なんどでも言うが、斜め状態の処があると、ジャッキが横倒しになる危険がある。

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ジャッキアップの基本的な例

1)作業前
  ジャッキアップ周辺箇所の不要物(瓦礫)を取り除き、作業の安全を確保する。
  屋内の場合。出口までの経路(通路)上にある、不要物、危険物は、取り除き、余震発生時
  や不意の事故発生時、すばやく退避できるようにしてから、作業にかかる。
 
  ジャッキ操作者一名。補助員(雑用兼、周辺監視)一名。屋外から室内・外を監視する者一名
  監視員は、建物の様子、複数のジャッキの様子を監視する。万が一事故発生時には、救助隊に
  連絡する。けっして一人では、救助作業しない。
 
2)地面(床)は、可能な限り水平にする。
  地面であれば、スコップ、へら、板切れで水平にし、できればタタキ固める。
 
3)地面、平らでない床の場合は、段差、へこみ部に物、材木を詰め、厚い木板を敷く。
  鉄板は、少しでも傾斜地だと滑る可能性があるので、水平にする。その上に薄い木板でも
  あれば滑りにくい。

  コンクリート製の板、ブロックは、重さがかかると割れるので、できるかぎり避けたい。
  レンガは、割れるので使用できません。石、岩も割れる事を前提に使用する。
 
4)ジャッキの置く地面、床が、加重に耐えられるかよく見てから作業にかかる。
  ジャッキアップ中に加重の中心位置が変わりバランスがくずれ、ジャッキが倒れないか
  考えてから作業にかかる。

  倒れてもいいように、開いた空間や要所に角材や板や、堅い物(割れない物)を常に敷き
  詰める(差し込む)。その為の補助員か専用員をおく。

5)ジャッキ操作者は、常に周辺の物のバランス、音に注意しながら作業する。
  操作開始、停止時には「大きな声」で、「上げます」、「下げます」、「止めます」と
  声をあげ、周辺の者に周知、警告する。

  木材の音「ミシミシ」は、大丈夫。「バキバキ」は、木材が割れる音なのでそれ以上の
  ジャッキアップ操作は、非常に危険なので中止する。物を詰め、逃げる準備をする。
  
 「声が小さい操作者」は、「自信が無い。ビクついている。周辺の状況が見えず一人で
  夢中になっている者」で危険である。
  操作者を交代するか、休憩する。
  屋外から監視する者は、「聞こえない」と声をかける事。場合により作業を中止させる。

6)ジャッキアップの高さが足りない場合は、角材、板、堅い物(割れない物)で高さを
  調整する。その為の仮の柱になると角材等と地面(床)を事前に確保しておく。

  二本の角材を並べて使用する場合が多いが、同じ高さ(厚さ)の角材を使用しないと
  ジャッキアップ作業中に斜めになり倒れる。事故になるので厳重注意。
 
  この写真は、角材を2本並べてあるが、高さが必要(何段にも積み上げる)場合は、
  互い違い(井の形)にする。(参考写真は、次の「ジャッキ基本例2」)

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