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今日、ラジオで東京大学で初めての地域住民を避難させる事を前提とした防災訓練が行われた事が
放送されていました
その中で学生が初めて「チエェーン・ソー」を使う様子を放送していた。
日本の防災指導。消防署の見得から普及した、市民が訓練した充実感が得られるだけの間違った無駄
な意味の無い訓練だと思います。
よくTVの防災訓練でレスキュー隊員がチェーン・ソーを使って、倒壊したトタン屋根を切り開く様
子を放送しているが、そんな使い方をするとチェーン・ソーは、すぐに刃が痛んで切れなくなります。
ドアや木造の壁、柱を切断する様子は、かっこいいが、そんな使い方を素人がすれば、1,2軒の家
で救助作業すれば、切れなくなると思います。
薄いトタンならまだしも、柱、壁には「釘」や「電線」や「金属の構造材」が沢山使用されています。
金属の物にチェーン・ソーの刃が触れると切れなくなります。
その為に「刃の目立て(刃を磨ぐ)」作業が必要となりますが、目立て作業にはある程度の熟練と作業
時間が必要です。
電気が通電していればサンダーで簡単に目立てできますが、停電状態なら時間をかけて日中に手作業で
作業しなければなりません。とても時間と労力がかかります。
防災訓練でチェーン・ソーの使い方を教えて、目立て方法を教えなければ実用になりません。
そんな指導があったなど聞いた事がありません。
レスキュー隊員が防災訓練で一般人にチェーン・ソーの訓練をするのは、ヒーロー志願の迷惑ボラン
ティアを大量志願させる事になる悪い事例です。だいたい2〜3回柱を切断するだけの訓練で震災時
に実際に使える訳がありません。
「自分が切断しようとする部位のどこに金属片、釘があるか予測できるだけの知識も必要です。」
そんな事より「ノコギリの使い方を教えてください。」
使えない大人、若者がとても多くなってきました。マジ、怖いです。
写真1枚目:チエェーン・ソー。電線切断用ペンチ。メガネ。安全靴。手ノコギリ。理想的な装備。
写真2枚目:サンダーで目立て(刃磨ぎ)する様子。電気が通じている時
写真3枚目:ヤスリで手作業で目立て(刃磨ぎ)。停電時。夜間の作業はやりにくい。
写真4枚目:目立て(刃磨ぎ)講習
写真5枚目:子供の頃から手ノコギリの使い方を教えるのは、親の愛情。
追記:12月2日
救助専用チェーンソーは、釘も切れます。キックバックも少なく通常のチェーンソーより
やや安全です。でも価格が47万円です。通常の市販品は、6〜10万円です。
レスキュー隊員が使うチェーンソーは、市販されている物ではなく、金属に刃が触れても
刃が欠けにくい特殊な物だそうです。
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