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茨城県最大の知名度を誇る地銀・常陽銀行のメセナ月刊誌「常陽芸文」3月号の特集記事は、水戸出身の明治の新聞人「朝比奈知泉」。日本の陸 羯南、国民新聞の徳富蘇峰と並ぶ、明治期言論人の一人、東京日々新聞(今の毎日新聞)主筆。伊藤博文の側近としても知られる。
幕末水戸の悲しい時代変革の争乱・天狗書生の闘い。水戸藩権威組と下級天狗武士との血みどろの戦い、家老の地位にあった朝比奈家、勿論、天狗党に惨殺されて、残った二人の兄妹。命拾いして水戸の名刹祇園寺に預けられ、育ち、慶應から東大を出て新聞人の道を進んだ兄、妹は縁あって我が実家H家に嫁いだ。
まだ父も母も祖母も生きていた時代、父の作った家の座敷に掲げられていたのが知泉翁の書の掛け軸。多忙を縫って水戸から太田に来た時に書いてもらったものだと祖母が話していた。なんという字か忘れた。
2日に一度はH家の墓に行く。浄土宗法然寺だ。琴子という名が知泉の妹。墓石に朝比奈氏を見ては水戸の歴史、太田の歴史、時代の流れ、縁と言うものの不可思議を知る。
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