STRIKE A POSE

またYouTube埋め込めなくなってる・・契約切れ、やめて・・Yahoo Japan

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昨日、なくしたと思っていた小沢健二のアルバムを知人から返してもらいました。

貸していることを忘れているほど彼に長々貸していたのか! オレは!

相手もすっかり忘れていたようで、思い出した理由が
”レコード・コレクターズに載っていた渋谷毅のインタヴューを読んでて”、だって!

・・・・ (絶句)


と、いうわけで無事に手元に帰ってきたことのお祝いをブログでします。
今、これを聴きながら書き込んでいますけれど、
初めて聴いた時と全然変わらず、凄いイィッ!!

確か当時は彼のアルバムには付きものの延期に延期を重ねた末のリリースだったと思います。
『大人になれば』を事前に聴いて、スタイルの方向転換が始まったことは知っていたので、
ぜんぜんショックじゃなかったでした。

このアルバムは結構そっぽ向かれてしまっていたイメージがあります。
以降彼のリリース・ペースは更に緩慢化し、寡作化に拍車が掛かり、
ついには表舞台から姿を消し、活動家になっているらしい・・・

一番最近その名をオフィシャルで目にしたのは、
歯医者で見た『女性セブン』か『女性自身』の中だった・・・

書くと悲しくなるんですよね。
小沢健二のレコードを聴くと、
もう二度と彼の生の歌声を聴くことはできないと、認めたくない気持ちでいっぱいです。

You Tube に最後期(1997年ごろ)のTV出演の映像がポスティングされていて、
それを見るとかえって悲しさが増す始末です。

エヴリスィング・バット・ザ・ガールだって、
アルバムを重ねるごとにスタイルを変え、名曲を発表し続けていったのだから、
特にヘンなこととは思わなかったのですが、
このレコード、一般の人たちにはドン引きのアルバムだったのでしょうか?

では、今では持っている人も少ない気がするこんなものを投稿します。




【 bounce OCT.1996 小沢健二インタヴュー 】  B:bounce、O:小沢健二


B:軽妙で大人っぽくなったというか、サウンドがガラッと変わりましたね。
O:『ライフ』からずっと元気な曲を出してきたんですけど、
  今回のアルバムは”痛快ウキウキ通り”みたいな曲ばっかりじゃできないな。
  もうちょっと落ち着いて食事したり旅したりしながら聴けるのはどうかしらと、
  そんな感じで始まったんです。
  レコーディングに入ったときは、”強い気持ち・強い愛”や”痛快ウキウキ通り”の気分が
  自分の中に残っていて、曲の書き方がそれよりちょっと複雑なものとか、
  ジャズっぽく書いたものとかやってたんですが、
  どうも違うなと思えてきて、いったん贅沢にボツにしたんです。
  だからスタジオに入ってから書いた曲もあって、
  ”ブルーの構図のブルース”なんかは、今回のメンバーに会ってから、
  こんなことをやりたいと思って書いたんです。
B:渋谷さん(注1)は意外な人選に思えますが、どんなふうにして出会ったんですか?
O:たまたま、ぜんぜん別の人のジャケットの写真に、渋谷さんの後ろ姿が写っていて、
  それを見たとき、なぜか、この人だと閃いたんです。
  それから渋谷さんのアルバムを聴いたり、ライヴに行ったりして、
  音楽の核にあるものが自分とすごく似ているように思った。
  それは渋谷さんが最初にスタジオに来て、ポンとピアノを叩いて、
  音がきれいに伸びていくのを聴いた瞬間に、確信に変わりましたね。
  この間も渋谷さんのライヴを見たんですけど、もう、すごくよくて、
  かなり崇高な感じがして、やっぱりぼくは間違ってなかったなと。
B:渋谷さんとはどんな打ち合わせを?
O:やって下さいという話をしにいったら、渋谷さんは、なんかニヤニヤしながら、
  きれいな曲だねと言うだけなんですよ。
  あとは音楽の話をしてたんです。
  ぼくはお祭り騒ぎも大好きですけど、作曲家のピアノ・ソロみたいなのも大好きで、
  渋谷さんもそうなんです。
  そんな話が楽しかったですね。
B:今回は、ドラムがない思いきった編成ですね。
O:そう。
  ドラムを鳴らしていないというのはすごいショックなことなんだけど、これが完成形です。
  どうだ、すごいだろう、というんじゃなく、
  ただ、ぼくはいまこういう感じ方をしてるんですけど、どうでしょうという感じで、
  新しい音楽の形態をやりたいだけなんです。
  自分でも根本的に何かおかしい編成だなと思うんですが(笑)。
  まあ、タック&パティ(注2)みたいな人たちもいることだし。
B:いや、ロック的な編成とはちがうけど、おかしい編成とは思わないですよ。
  ところで最初は『オザケン海へ行く』というアルバム・タイトルだったそうですね。
O:『オザケン海へ行く』というのは、いまも好きなタイトルですけど、
  冗談80%ぐらいで、ほんとにそれで出たらすごいなと思いながら言ってたんですよ(笑)。
  でも、たまたま『球体の奏でる音楽』がそれに勝っちゃった(笑)。
  このタイトルは、それに似たフランス語の言葉を聞いて、それを誤解して思いついたんです。
  その言葉から勝手にロマンティックに想像して、
  原始モデルとか、雨とか、サッカー・ボールとか、赤血球とか、白血球とか・・・・
  生命感のある解釈をしているうちに気持ちよくなっちゃった。


(続く)

注1.渋谷毅...1939年生まれのピアニスト。 浅川マキの歌伴の人として有名。
注2.タック&パティ...タック・アンドレスと、パティ・キャスカート(シンガー)のジャズ・デュオ
            シンディ・ローパーの『Time after Time』のカヴァが有名


まだまだ続きます。
アルバムを聴いた勢いで打ち込み捲くったんですけど、バテた!! 後日続きを投稿します。

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イーチ&エブリ・ワン の影響は確かに感じるアルバムですね。
僕は小沢さんの1stが好きです。
やっぱり故)青木さんのシンプルなドラムを聴くと今でも祈ってしまいます。
このアルバムは僕も持っていますが落ち着いて聴けますね。

2009/2/16(月) 午前 10:39 j-onda1969 返信する

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青木さんが亡くなって以降、
小沢健二のバックのドラムが全部打ち込みになった、

なんてウワサを耳にしたことがあります。
(事実かどうかのクレジット未確認)

ただ、小沢健二はとても義理堅い漢であるという
彼のゴシップからちょっと納得していました。

そういえば1stを初めて聴いた時は、
とてもとっつきづらいアルバムであったことが思い出されます。

今では何故これがとっつきづらかったんだ?
というほど、体に染み込んだアルバムになりましたが。

2009/2/17(火) 午前 4:32 [ katou_ka4ko ] 返信する

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