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週末のソフトボールの練習のとき、久々に軟球でキャッチボールしました。
なかなか指に引っ掛からず、いい球を投げれませんでした。 習主席、「仏頂面」の裏にある人治社会 編集委員 吉田忠則 2014/11/17 7:00 中国の習近平国家主席の「仏頂面」が話題になっている。安倍晋三首相と10日に握手した際にみせた険しい表情だ。世界が注目し、日中の「雪解け」を期待した会談であんな顔をして、国際社会で評判が落ちるのが気にならないのだろうか。 まず思い浮かぶ答えが、「国内向け」だ。習主席をはじめ中国の指導部は日本政府による尖閣諸島の国有化や安倍首相の靖国神社参拝、歴史認識などをくり返し非難してきた。それなのに突然、安倍首相とにこやかに握手する姿は国民に見せにくいという見方だ。 そこで思い出すのが、中国最大の複合企業グループ、中国中信集団の常振明董事長の昨年秋の訪日だ。日本との緊張緩和のきっかけをさぐるため、中国の主要企業のトップを率いて日本の財界や政府の幹部と懇談した。民間交流ではあるが、当然、背後には中国政府の思惑もあった。 日本の大手企業の旧知の経営者との会談を取材していたときのことだ。こちらがカメラを構えたとたんに笑顔は消え、厳しい表情になった。 帰国の直前、中国人だけで開いた懇親会では、日本側の歓待ぶりを喜ぶ声が相次いだという。しかも常氏は、若いころに日本の大手証券会社で研修したこともある知日派だ。それでも、日本人とにこにこ談笑している姿がメディアに出たとき、国内でどう受け止められるかを心配したのだろう。 ■「魔よけ」の効果 中国の指導層の写真は、日本とは違う重い意味がある。例えば、日本で起業した中国人が中国に子会社をつくったとき、オフィスの壁に習主席と握手している写真をかけた。そのわけを聞くと、答えは「魔よけ」。地方政府の役人が不当な要求をしてくるのをふせぐためだという。 この意味を、中国に進出している日系企業なら知っている。ある大手企業の現地のトップに以前、打ち明けられたことがある。「温家宝首相(当時)とのツーショット写真がパスポートに入れてある」。当局とトラブルになり、パスポートの提示を求められたときの効果を狙ったものだ。 しかも「日本と比べ、中国の政治家は感情をはっきり表に出すことが多い」(SMBC日興証券の肖敏捷エコノミスト)。2000年に江沢民国家主席(当時)が香港の記者の質問に激怒し、手を振り回しながら罵倒し続けたエピソードは有名だ。 もちろん、日本の政治家も人前で激高することはある。だが記者の前を行ったり来たりしながら大声を出す江氏の映像をユーチューブで見ると、感情表現のレベルがやはり日本と違うのではないかと感じてしまう。 記者への罵倒は論外だが、感情の表し方じたいは単純に良しあしの問題ではない。あえて一般化すれば、逆に日本人は海外で「表情が乏しく、なにを考えているのか分かりにくい」と指摘されることがある。同じアジア人とはいっても、どこか違いがある。 ■「ゴーサイン」にはならなかった そこで習主席に話を戻すと、およそ3年ぶりに日中の首脳が会談したことは間違いなく前進だ。だが、中国側はその歩みを小幅に刻もうとしている。 中国の地方政府や企業の間には、日本企業と組んでビジネスをしたいという思いは確実にある。ずっと指摘されていることだが、環境対策や省エネの日本の技術は依然として彼らにとっては魅力的だ。もし、習主席が安倍首相とにこやかに握手したら、中国側の関係者は「ゴーサイン」と受け止めただろう。 だが、習主席はそうはしなかった。中国のメディアに載った習氏の険しい表情は黙して語らないが、それが意味するメッセージは雄弁だ。 中国政府はいま、透明なルールにもとづく法治社会の実現を掲げている。だが現実には指導部の「顔色」が政府や企業の動向に強く影響する。それは中国が人治社会から脱皮する難しさを映しているようにみえる。 |

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