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久しぶりに山から下りてきた。
農場は牧童たちがキチット管理していた。除雪も行き届いていた。
しかし〜〜
山から下りる時は大変だったなァ〜。
ユンボで除雪するのに半日かかった。
道沿いにポールを立て掛けるのを忘れたのも時間を食った原因だ。
なんと!
自分の家に帰ったら、友人が恋人と一緒に泊まっていた。
「おはよう!」
「もう昼過ぎだぜ」
「除雪に時間がかかった」
「お前は一人で山の中に住んでいるのか?」
実は僕は恋人と一緒に山籠もりをしている。
僕の彼女は自分の服を車から引っ張り出すのが忙しく、まだ駐車場で悪戦苦闘している。
「いや、彼女も一緒だよ」
「いないぜ」
「もうじき来るんじゃない?彼女服や靴のコレクションが多いから。」
「ナ〜ンだ。荷物を降ろしてるのか」
僕たち二人は街へ出てどんちゃん騒ぎをしたくなって山を降りてきた。
まだ世間を捨てきれないのだ。
と言うわけで、彼女はパーティードレスやら何やらとしこたま持ってきてしまった。
「おい?牧場はどうだ?」
「新しくスタジオを建てた」
「へェ〜。やっぱりお前は金持ちだったんだァ〜」
「まあな、小金持ちってことさ」
「そうだな。金を有効に使うってことだな」
僕の恋人が両手にトランクをさげて入ってきた。
「あれ、まァ〜。来てたの?」
「おいおい、外にクルーザーが止まっていただろう?」
「あァ〜、新しいのを買ったのネ」
「まァ〜。再開を祝して乾杯と行こうぜ」
外では肉の焼ける香ばしいにおいがしている。
気の合った友人が居て。
放射能の無い世界。
今夜は楽しもう!
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