かつ〜んのPositive Life

平成21年4月に中小企業診断士登録しました。企業内診断士としての歩みを綴っていきます。

全体表示

[ リスト ]

出題の趣旨

合格された皆様、おめでとうございます。
これでほっと一息ですね。

さて、本日は口述試験の合格発表と共に、「二次筆記試験の出題の趣旨」が発表になっています。

http://www.j-smeca.jp/contents/007_c_shiken/010_c_h21_shiken/H21_2ji_shushi.html

今年、残念だった方、「出題の趣旨」は読みましたでしょうか?
そこから何かを感じましたでしょうか?

「大したことはかいていないな〜」
「本試験の設問と同じような内容が書いてあるだけで意味ないじゃん」

と思った方、厳しいことを言わせていただくと、「まだまだ甘いです。」


例として、事例蟻1問の設問文と出題の趣旨を見てみましょう。

設問文
「F社を買収する以前のA社、およびA社に買収される以前のF社は、それぞれW市周辺で有力な菓子メーカーであった。和菓子、洋菓子といった取扱商品に違いがあるものの、A社とF社の強みには、どのような違いがあると考えられるか。150字以内で述べよ。」

出題の趣旨
「W市地区で有名な菓子メーカーであったA社と、A社に買収されることになるF社について、合併以前のそれぞれの企業の強みを分析し、両社の合併が生み出す効果あるいは影響を明確にすることを問う問題である。」


設問文を読むと「A社とF社の強みの違い」を書けば良いように見えます。
しかし、出題の趣旨を見ますと、強みを分析し(書いた上で)、
「両社の合併が生み出す効果あるいは影響」も書かないと
高得点に結びつかないことが解ります。

さらに細かい点を見てみると、
設問文では、A社もF社も「それぞれW市周辺で有力な菓子メーカー」と書かれていますが、
出題の趣旨では、「W市地区で有名な菓子メーカーであったA社」とあります。
与件文を確認してみると、A社は、W市地区で「ブランド力」があることが想像できますが、
F社はどうでしょう?
F社は有力だけど有名ではないから競合進出による売り上げ減に見舞われてしまったのではないでしょうか。
そう考えると、合併前のA社の強みに「ブランド力」を入れてもいいかもしれません。

F社の強みは誰もが書けたと思います。その上で「他に何を書いたか」の積み重ねの違いが
合否を分けたのかもしれません。


ロンドン3のブログでも指摘されているように
他の出題の趣旨にはもっと面白いことが書かれています。
そこから何が読み取れるかは、自分自身で考えてみてください。
そして、設問を読んだだけでは気づかなかったこと、
解答作成時に自分に足りなかったと思われることを書きとめて、
次からできるようにしてください。

それが、合格答案への近道だと信じています。

出題の趣旨を見るために、
今日という日にわざわざ中小企業診断協会HPを見に行った受験生は、
精神的に合格に近いところにいると思っています。

もう一歩努力して、出題の趣旨を分析し、考えることで、実力も付けていってください。

少しでも前向きに努力している受験生を応援しています!!

閉じる コメント(2)

コメントありがとうございました♪

今年の趣旨は、前年度までに比べ、あいまいな表現で終わるのではなく、とても明確にポイントを絞って書かれていると感じました。

そんな中で、果たして自分の答案が趣旨に沿っていたのか、疑問が残る部分もあります。

やっぱり2次試験の謎は深いのです・・・。

2010/1/7(木) 午前 5:42 [ NOA ]

NOAさん、こんばんは。
今年の出題の趣旨は、突っ込んで書かれている部分もあり、
例年になく面白い(失礼)です。

上で書いた「ブランド力」については、出題者がせっかく「有力な菓子メーカー」と設問で振ったのに、だれも書いてくれないから、出題の趣旨でわざわざ説明してくれた気がします。
逆にほとんどの受験生が気付いた部分は出題の趣旨に書かれていないかもしれません。
そういう意味では、出題の趣旨と自分の解答が違っていても、
必ずしも間違いではないと思います。

では、週末に直接「おめでとう」を伝えられるのを楽しみにしています。

2010/1/7(木) 午後 8:40 かつ〜ん


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事