墨を流し溶けるきのこ (ササクレヒトヨタケ)ヒトヨタケ科
鳩吹山(313.5m)
2006年6月6日(火)晴れ
私は食べたことがないから美味い、不味いの批判はできないが、今年もササクレヒトヨタケが見られる季節になった。
ヒトヨタケ科のきのこは、国内あちこちに分布されているから、少し注意さえすれ大きな群生で生えている場所に行き当たる。
今年になって始めてヒトヨタケを目にしたのは、鳩吹山真禅寺駐車場の草叢の中だった。
登山靴に履きかえ、歩き始めたところ足もとの草叢に白い物が目に止まった。杖でソォ〜ッと草を退けると、ヒトヨタケが数本生えていた。白い傘の襞付近から黒い墨汁状の液を滴り流している。
辺りの草叢も探って見たが、見付ける事は出来なかったから胞子もここだけのようだった。
学問的な事は良く分からないが、ヒトヨタケが発芽して、黒い涙を流しながら溶けてしまうまでの期間は2日ほどしか無いと言う。その為にヒトヨタケと名前が付けられたようだ。
傘の開く前の円柱状の物を選んで料理すると、マシュマロのような味がし、マヨネーズなどを付けて食べることが出きるそうだが、最近食べられるきのこを食べて中毒を起こす例があって、きのこだけは食べられると聞いても食べた事は無い。
「ササクレヒトヨタケ」写真説明
1) 発芽した、鱗片の細長い糸状の菌糸の塊。この時点では食べられるようだ。
2) 可動性のつばが開き始め黒い墨汁状の液が流れ始める。この時点では食べられない。
|