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2)火打山(2462m)妙高山(2454m) 湿原と登山道に咲く花 (その2) 高谷池ヒュッテ周辺に咲く花 8月1日(火)8月2日(水) 1)「ベニバナイチゴ」バラ科 キイチゴ属 「日本固有」の植物で北海道西南部と中部地方の日本海側の亜高山帯から高山帯に分布する。 森林限界をぬけ、高谷池ヒユッテを手前にした叢に咲いていた花期は終わりに近い。翌日火打山山頂までに大きな群生を作っていた。そこに咲いていた真っ赤な花は開花して幾日もたっていない、虫たちが花の中に首を入れて吸蜜に余念がなかった。新調に写した写真は残念だがピンとボケだった。 2)「チシマザサ」別名/ネマガリダケ イネ科 ササ属 北海道・東北地方と大山以北の日本海側の亜高山帯から高山帯の林内、林縁に群生する。筍は食べられる。 高谷池ヒュッテ手前の大地に群生していた。※ 偶然チシマザサの花を見たが、竹・笹類の花は滅多に咲かない。私は珍しいこの花にレンズを近付け慎重にシャッターを押した。 3)「イワイチョウ」ミツガワシ科 イワイチョウ属 北海道と中部以北の亜高山帯から高山帯に分布する。花は雄しべが長く、雌しべが短く、雄しべが短いはなが有る。尚花の名前は葉が(銀杏)イチョウに似ている事から名付けられた。 今回の山行では三つの池糖を巡ったが、まだ花期には少し早かったようで、湖面を埋めるように見える銀杏の規模を考えると咲き揃う8月初旬(今年の開花は少し後にずれ込んでいるらしい)は白い花一色となることであろう。 4)「ミヤマホッツギ」ツツジ科 ミヤマホッツジ属 「日本固有」の植物で北海道、本州中部以北と蒜山、大山に分布している。 高谷池ヒュッテから山頂に見られた。写真は高谷池ヒュッテ付近で花柱の反る姿が面白く数枚写して見たが、期待にそうものは一枚もなかった。 5)「ハクサンシャクネゲ」別名/シロバナシャクナゲ ツツジ科 ツツジ属 北海道と中部地方以北と石鎚山の亜高山帯から高山帯に分布 高谷池ヒュッテ付近から雷鳥平付近まで咲いていた。写真は高谷池ヒュッテ手前の展望台にて撮影 6)「カラマツソウ」キンポウゲ科 カラマツ属 「日本固有」の植物で北海道から本州の山地から高山帯に分布している。 森林限界を過ぎ雷鳥平付近まで分布していた。時刻は8月2日午前4時30分を少し廻っていた。昨日の内に確認していたオオバミゾホオズキ・クルマユリ・オトギリソウを撮影に出掛けた時、木陰の中で線香花火がはじけているのを目にして撮影した(高谷池ヒュッテ前にて撮影) 7)「ヨツバシオガマ」ゴマノハグサ科 シオガマギク属 「日本固有」の植物中部以北の亜高山帯から高山帯に分布している。 高谷池から天狗の庭付近に分布。写真は高谷池ヒュッテにて撮影(8月2日午前4時30分頃) 8)「オオバミゾホオズキ」ゴマノハグサ科 ミゾホオズキ属 北海道と中部地方以北の日本海側の亜高山帯の湿地にはえる。ホオズキに似た実を付けることから付けられた名前 森林限界線を越えた登山道から、高谷池付近に分布。楽器のラッパを連想させる姿が面白い。写真は高谷池ヒュッテにて撮影(8月2日午前4時30分頃) 黄色い色や赤い色の花を撮影すると、色飛び現象が現れる。私のカメラにはフイルターをセットする事が出来ないためこの二種類の色を撮影する時は難しい。 9)「クルマユリ」ユリ科 ユリ属 北海道と本州中部地方以北と大台ケ原、四国の剣山に分布する。 高谷池から火打山頂に分布する。名前の由来は葉が輪生に付くことから付けられた。高山ではこの花以外に、ユリは見られない貴重な花、心無い人がこの花を採取して庭に植えても絶対に根付く事は無い。写真は高谷池ヒュッテ付近にて撮影(8月2日午前4時30分頃) 10)「シナノオトギリソウ」別名/ミヤマオトギリ オトギリソウ科 オトギリ属 本州中部地方の亜高山帯から高山帯に分布する。 高谷池から天狗の庭に見られた。写真は高谷池付近にて撮影(8月2日午前4時30分頃) 11)「ミズバショウ」サトイモ科 ミズバショウ属 北海道と中部地方以北の日本海側の亜高山から山岳地帯に分布。多雪地の湿原を中心に雪解けと共に白い花を咲かせる。名前の由来は葉が芭蕉布の材料にする芭蕉の葉に似ているところから付けられた。 高谷池の湿原に咲いていたが、小屋番の話では、「もう一週間早く来られたら良かったですね、その頃は梅雨でお客さんもほとんど来られませんでしたが!!」との返事だった。
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2006年08月10日
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1)火打山(2462m)妙高山(2454m) 湿原と登山道に咲く花 (その1) 笹ヶ峰・妙高登山口〜高谷池ヒュッテまで 2006年8月1日(火)〜8月3日(木) 1)「キヌガサソウ」ユリ科 キヌガサソウ属 「日本固有」の植物で中部以北の山地から亜高山帯に分布する。 森林限界をぬけると、やや湿ったところに群生を作っていた。写真は森林限界線付近の登山道脇で撮影した。翌日火打山への登山道脇や「天狗の庭」付近にも大きな群生を作っていた。 2)「ギンリョウソウ」イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属 タツノオトシゴかと思う姿形から銀竜草と名付けられた。葉緑素を持たない腐生植物。 森林限界の湿った林の中に咲いていた。付近を捜して見たが、個体はこの他には見られなかった。 3)「サンカヨウ」メギ科 サンカヨウ属 中部以北の山地から亜高山帯に分布する。 森林限界を過ぎ草源の登山道脇に咲いていた物を撮影した。サンカヨウは翌日登った火打山ライチョウ平付近まで見る事が出来た。 4)「タカネザクラ」別名/ミネザクラ バラ科 サクラ属 5)「タカネザクラ」別名/ミネザクラ バラ科 サクラ属 「日本固有」の植物で中部以北の亜高山帯から高山帯に分布する。 森林限界線を越え左手前方に火打山を見ながら歩いていると、右手斜面に水音がして少量だが涌き水が出ていた。カップに受け飲み干した。「うまい!!」代わるがわるカップの回し飲みをし、ふと見上げると、なんと!!サクラが咲いているではないか。 汗を流し、歩いている内は季節は夏でも標高2000mを越えた地点ではやっと春になったばかり、肌に感ずる風の爽やかさも春そのものだった。
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「四季の山歩き」ブログ投稿記事の上信越高原国立公園・地糖と花の山旅(その2)に掲載いたしました、崩壊地点の管理に付いて関係機関からご連絡を頂きました。ここに報告いたします。 |
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