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月山のお花畑 2006年8月15日(月)晴れ時々曇 ↑1)「コイワカガミ」 「日本固有」 イワウメ科 イワカガミ属 北海道と本州の亜高山帯の岩陵や岩礫地などに咲く高山植物。 この花はよほど自尊心が強いのか、それとも恥ずかしがりやなのか、いつ見ても自分の姿を鏡に写している。といっても、彼女が写している鏡には決して姿形が写らないのだから、この名前を付けた人はなぜ??と思いたくなる。 月山への途中雪渓の水際で群生していたものをゲットした。 ↑2)「チングルマ」バラ科 チングルマ属 北海道と本州以北の高山帯の雪田付近の砂礫地や渓流沿いの咲く高山植物。 はじめてこの花を見たのは、もう40年以上も前だった。白山頂上付近の雪渓の脇に薄茶色の羽根毛をつけた植物が一面に咲いていた。※咲いていたという表現は少しおかしい。この羽毛は花が終わると、雌しべだけが成長して羽状の種を付ける。その形を鯉のぼりの先でくるくる回る羽根車にちなんでチングルマと名前が付いたと言う。白い花と、羽毛が中々一致しなかったことを、この花を見る度に思い出す。 ↑3)「ヒナザクラ」「日本固有」 サクラソウ科 サクラソウ属 東北地方の八甲田山から朝日山地・吾妻連峰(早池峰山と岩木山を除く)の亜高山帯〜高山帯の雪田や雪渓、湿った草地などの生える高山植物。 昨日歩いた鳥海山の湿地には、見付らなかったが、ここ月山で始めてお目にかかった。雪渓の水が登山道を濡らし、まだ雪の残る雪田の中を流れている広い湿原をイワイチョウの葉が一面に埋めている。そのなかで小さな花が風に揺れていた。写真でしかお目にかかったことのないヒナザクラだと喜んだのはシャッタ―をきった後だった。 ↑4)「ニッコウキスゲ」「日本固有」 別名/ゼンテイカ ユリ科 キスゲ属 本州中部地方以北の山地から高山帯の草地や湿地帯に咲く高山植物。 毎年8月中旬頃、ニッコウキスゲを伊吹山で見ることを常としていたが、まだキスゲの咲く伊吹山には訪れていない。なかば諦めていたものだが、昨日の鳥海山でもこの花を見た。そして今日、またも月山でこの花に出会った。花の季節は少し遅いようだ、一面の黄色いお花畑には出会わなかったが、満足して帰ろう。 ↑5)「ハクサンフウロ」「日本固有」 フウロソウ科 フウロソウ属 本州の中部以北の亜高山帯から高山帯に生える高山植物。 古くから修験道の山として開山された白山には、ハクサンの名を冠した植物は多い。ハクサンフウロもその一つである。風露と書いてフウロと読む。この花を良く見ると花弁に細かい毛を持っている。雨が降ったり、霧に濡れたときこの毛に水滴を一杯着ける。この風情と細い茎が風に揺らぐことからフウロソウの名前が付いた。 ↑6)「ウメバチソウ」 ユキノシタ科 ウメバチソウ属 北海道と本州の中部地方以北の高山の雪田や雪渓の雪の消えた湿地に咲く高山植物。 数々の花を見ていても、他の花にはない気品がある。5枚の花弁に純白の清楚な花、どこか梅に似た姿形がそう思わせるのか、家紋に使われる梅鉢形がそう思わせるのか、ウメバチソウにはたしかに気品を感じる。 ↑7)「キンコウカ」「日本固有」 ユリ科 キンコウカ属 北海道から本州の近畿地方以北の山地から高山帯の湿原や湿地、渓流に生える高山植物。 姥ヶ岳から下山の途中、広い高層湿原を金色に染める群生を見た。名前が浮かばない。我々は花の名前に付いて思い付くまま羅列していた。そのとき、一人の登山者が我々の横を擦りぬけていった。彼女は我々の話声が聞こえたのであろう、「キンコウカ」ですよと、言いながら足早に立ち去っていった。 この花を一本ずつ見ているととても綺麗に思うのだが、広い湿原を埋めて咲くキンコウカはあまり綺麗だとは思わなかった。写真を見ながら考えて見たが、的確な答えはみつからない。ただ黄色一色の花弁でも緑の葉との色彩のコントラストがない処に「見た目に悪い」そんな気持ちを持つのであろう。 ↑8)「キンコウカ群生」 ↑9)「ニッコウキスゲ」 別名/ゼンテイカ 「日本固有」 ユリ科 キスゲ属 キンコウカとニッコウキスゲは共に黄色の色彩である。処がニッコウキスゲを写真にすると、黄色と緑のコントラストが実に見事である。ニッコウキスゲはは別名ゼンテイカと呼ぶのだが、実際にこの花の名前はゼンテイカが本当の名前であり、ニッコウキスゲは登山者が付けた名前だそうで、通称が植物学者にも採用されてしまった変り種でもある。 http://www.geocities.jp/asagirinoyama_122/burogu/galtusannohana_1/Dsc04338niltukoukisugetokaneba9.JPG ↑10)「ニッコウキスゲ」
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2006年09月23日
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