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四季の山歩き
連休の里山・登山のマナー
鳩吹山 (313.5m)
2006年10月9日(月)快晴
高い空に、雲ひとつない快晴の秋晴れの一日。手軽に登れる愛知県と岐阜県の県境にある鳩吹山は、秋晴れの一日を楽しむ家族連れで、登山口の駐車場はどこも満車だった。
林道から直接尾根に取り付く西山への登山コースは、当初から急登の連続で始まる。楽な足場を求めて登るのは登山者の常で、何時の間にか広げられてしまう登山道を緑化保護の観点から、登山道整備を始めて今年で2年目、登山者から感謝の声を頂いているが、中には不心得者もいて、進入禁止柵を除け平然と歩いている登山者もいる。
私たちは、除けられた柵を元通りに直しながら歩くのだが、困ったことには、柵を傾斜のきつい谷間に投げ込んである場合もある。そのような時は、危険でない限り谷を下り柵を元に戻すのである。
今日も、西山小屋で休んでいると、一人の登山者が進入禁止柵を乗り越えて登ってきた。緑化保護のために登山道を制限し柵を設定している旨、進入を禁止している事を説明する。
彼は「進入禁止にするならば、ロープを張って遮断したら」と要求。
鳩吹山周辺の※里山事情を説明し、理解を頂くものの、なぜか釈然としない。
ただ救われたのは、その1時間後に鳩吹山休憩舎で休んでいると、一人の登山者から、声を掛けられ「先ほど、西山小屋で貴方の説明を聞いていたのですが、大変なこと良くわかります。」この一言は、その時小屋で休んでいた数人の登山者にも啓蒙活動ができたことを、嬉しく思った。
※ 鳩吹山周辺の里山事情について。
鳩吹山は、江戸時代には、尾張藩の所有する藩領であった。山の枯れ枝や草などは農民に払い下げられていたようだ。明治新政府以降この山を国有財産にするか否かの裁定を下すにあたり、農民の申請で地検を認め、以降現在に至るまで私有財産となっている。また地域一帯は飛騨木曽川国定公園でもある。
登山をするにあたり注意する事柄。
1)遊歩道区域外への立ち入り禁止。
2)動植物の採取、立ち木の伐採の禁止。
3)火気の使用、の禁止。
4)ペットの持ち込みの禁止、理由は自然体系への影響。
5)ごみの持ち帰り。
この日、パトロール中にチラシを渡し、鳩吹山でのチラシの配布と説明をした件数は、3件
遊歩道以外への立ち入り禁止・1件
火気の使用禁止(ガスバーナー)・1件
ペットの持ち込み禁止・1件
久しぶりに広がった秋の空、御嶽山・乗鞍岳の初冠雪を確認した。
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