里山の四季・冬・臭木の実(くさぎのみ)
里山の四季・冬・道樹山
臭木の実 クマツヅラ科 クサギ属
クサギは花も綺麗だが、実も趣がある。夏の終わりごろ弥勒山の林道コースはクサギの花がここかしこで咲いている。花の周りは甘い香りに包まれ、とても名前のような悪名を付けられるほどではないと思うが、山仲間たちからは薬臭い、消毒臭い、だの、木の傍を通るだけで臭うと散々に毛嫌いされている。この花の名前の由来は木の幹に傷をつけたりしたときに悪臭を放つところから付けられた名前だが、クサギにとってはしごく迷惑なことだ。
写真は8月26日弥勒山林道で撮影したものだが、ついカメラを向けてしまう程に美しく独特の形をしている。
春日井市都市緑化植物園通称グリンピアから、細野集落を抜けると細野神社脇のキャンプ場から本格的な道樹山への登山が始まる。その登山口に臭木の実が目に入った。
花の散った後もそのまま残った、赤紫色の萼(がく)の上に藍色の6〜7ミリほどの丸い艶やかな実を付ける。赤紫の萼といい藍色の熟した果実と言い名前からは想像も付かない愛らしさは臭木を知る人でないと判ってやれないだろう。
写真説明
1) 臭木の花
2) 臭木の実
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