かつ爺の「山の歳時記」

ゴミを拾いながら徒然に書いた山日記

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洛北の大原を訪ねて

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里山の四季・冬・三千院

里山の四季・冬・比叡山山麓大原三千院
2006年11月28日(火)晴れ時々曇り一時小雨



比叡山系の梶山(681m)山麓に広がる大原は、若狭から京への街道「さばの道」が比叡山系を抜け長い道のりを経て,北国から都の北端洛北の地に到達する街道沿いに広がる集落である。

今でも豊かな自然に囲まれた大原は、呂川と津川の二つの川を中心に小さな山村を形成している。その村落の中に点在する数々の寺院は、名前を聞けば誰でもが知っている有名な寺院ばかりであるが、その中の一つ秋の紅葉で知られる三千院とその周辺を歩いてきた。

三千院と言えば、私の若い頃に流行した「女ひとり」デュークエイセスが歌っていたあの甘い声は、今でも時々テレビから流れている。

♪京都大原三千院 恋いに疲れた女がひとり
  結城に塩瀬の素描の帯が 池の水面に揺れていた
    京都大原三千院 恋いに疲れた女がひとり♪

そして苔と池泉の庭園、重要文化財の阿弥陀三尊があまりに有名なことは、無粋な私とはこれまでまったく縁がなかった。
処が、宸殿の回廊から目の前に作られた庭園の佇まい「静と寂」の混在した不思議さに魅了されていたようだ。「自分も日本人だったのだ」と改めて気付いたのは少し後のことだった。何と、廊下の床に正座して庭園の苔に見入っていた。恐らく異次元の空間に浮遊していたのではなかろうか。

手にしていた冊子によると苔に埋まった庭は、有清園と呼ばれ中国の詩人、謝霊運の「山水清音有」から命名された池泉回遊式庭園と言う。有清園の広さはあまり広くはなかったが杉の木立ともみじを適当に配して、往生極楽院との空間を巧みに作っていた。

今日の三千院の池泉は楓の落葉に埋められていたが、詩の情景は周りの静寂さの中に寂しく切ない女心を十分捉えることが出来た。♪・・結城に塩瀬の素描の帯が 池の水面に揺れていた・・♪

写真説明
1) 蔦の絡まる水車小屋(大原にて)
2) 山の斜面を利用して作られている棚田(大原にて)
3) 三千院の「有清園」

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四季の山歩き・冬・継鹿尾山 八葉連台寺 寂光院(愛知県犬山市)

四季の山歩き・冬
もみじ寺「寂光院を歩く」
2006年11月27日(月)曇り時々小雨


東海自然歩道のコースの一部のなっている寂光院を、パソコンクラブの仲間たちと尋ねた。

寂光院は1350年前白雉五年(654年)の建立とされ、尾張の最古刹で織田信長の居城清洲から北東の鬼門にあるため、鬼門鎮護の霊刹として手厚く保護されていた。

寂光院境内は「いろはもみじ」・楓(もみじ)の古木が多く、参道はもみじに埋まる。別名もみじ寺と呼ばれ、名古屋市内からも交通の便もよく、およそ800本の楓の紅葉を見物に訪れる参拝客も多い。

生憎の空模様で、継鹿山頂真でのハイキングを中止して、もみじに彩られた参道を中心に日頃自慢の撮影テクニックを駆使し楽しく一日を過ごした。

写真は継鹿山中腹の寂光院本堂のもみじ

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